HAPPINESS ARENA
HAPPINESS ARENA | |
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浦上川側のロゴ看板 | |
施設情報 | |
愛称 | ハピネスアリーナ |
用途 | 多目的アリーナ(プロスポーツ、コンサート、展示会など各種イベント) |
収容人数 | 約6,000人 |
設計者 | 戸田建設、環境デザイン研究所、安井建築設計事務所[1] |
施工 | 戸田建設[1] |
建築主 | ジャパネットホールディングス[2] |
管理運営 | リージョナルクリエーション長崎[2] |
敷地面積 | 27,396.15 m2[2] |
着工 | 2022年6月26日 |
竣工 | 2024年10月14日(正式開場) |
所在地 |
〒850-0046 長崎県長崎市幸町 |
位置 | 北緯32度45分36秒 東経129度51分49秒 / 北緯32.76000度 東経129.86361度座標: 北緯32度45分36秒 東経129度51分49秒 / 北緯32.76000度 東経129.86361度 |
HAPPINESS ARENA(ハピネスアリーナ)は、長崎県長崎市幸町の長崎スタジアムシティ内にある多目的アリーナ[2]。ジャパネットホールディングスが事業主となり、傘下の株式会社リージョナルクリエーション長崎が事業主体となって運営に当たる。
コカ・コーラボトラーズジャパンとのパートナーシップに基づき「HAPPINESS ARENA」の名称とした[3]。
概要
[編集]三菱重工業が所有していた長崎造船所幸町工場の跡地再開発事業である長崎スタジアムシティにおける中核施設の一つ。当初の計画には盛り込まれていなかったが、ジャパネットが出資してプロバスケットボールクラブ「長崎ヴェルカ」を発足させ、そのホームアリーナとしての使用を想定して整備されている[4][注釈 1]。
バスケットボールだけではなく、音楽コンサートや展示・物産展等での使用も可能な多機能・可変型の施設として整備されている[2]。
構成
[編集]面積 27,396.15 m2のメインアリーナと、面積 約2,300 m2のサブアリーナで構成される[2]。
アリーナ入り口正面の広場に"NAGASAKI STADIUM CITY"の文字状にレンガが敷かれている。このレンガにはそれぞれ著名人や一般人のメッセージ・名前が記されている[5]。
メインアリーナ
[編集]B.LEAGUE・長崎ヴェルカのホームアリーナとして使用されているが、バスケットボールだけではなくバレーボール・バドミントン・ハンドボールなどの競技にも対応する[2]。
上空から見ると八角形の形状をしており[6]、収容人員は約6,000席[2]。座席は全席ドリンクホルダー付きでクッション性のある座面になっている[6][7]。一部はVIPルームとして食事を提供しながら試合が観戦できる個室が複数用意されている。
吊り下げ式の大型映像装置が設置されている[6]。
サブアリーナ
[編集]佐世保市の「ヴェルカクラブハウス」からクラブハウス機能・練習場機能が移転してきた。メインアリーナでイベント開催時などに物販スペースとして使用することも考えられている[2]。アリーナとクラブハウス間は徒歩30秒[8]。
クラブハウス内にはV字型の間接照明で装飾されたシアタールームも設けられている[9]。
歴史
[編集]- 2019年6月19日 - 「長崎スタジアムシティプロジェクト」 地域創生ビジョン発表イベント開催[10]。この時点でアリーナやバスケットボールチームには触れられず。
- 2020年
- 2021年6月3日 - 長崎スタジアムシティプロジェクトがスポーツ庁及び経済産業省の「多様な世代が集う交流拠点としてのスタジアム・アリーナ」に「構想・計画段階」の施設として選定[13]。
- 2022年6月26日 - 起工式開催[14]。
- 2023年
- 2024年
- 5月2日 - 長崎スタジアムシティがスポーツ庁及び経済産業省の「多様な世代が集う交流拠点としてのスタジアム・アリーナ」に「設計・建設段階」の施設として選定[18]。
- 9月14日、初の有観客イベントとしてプレシーズンマッチ長崎ヴェルカ対琉球ゴールデンキングスが開催され、チケットは完売。入場者数5,227名を記録した[19]。
- 10月4日、りそなグループ B.LEAGUE 2024-25開幕戦長崎ヴェルカ対サンロッカーズ渋谷を開催[20][21]。
- 10月14日 - グランドオープン[17]。
- 10月19日 - 「Japanet presents ハピネスアリーナこけら落とし さだまさしチャリティーコンサート 長崎から、能登へ!」開催[22]
使用チーム
[編集]主な大会・イベント
[編集]- B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2026(2026年予定)[15]
- 令和6年冬巡業 大相撲長崎場所(2024年12月4日)[24]
- ワンワン・ワンダフルアリーナ(2024年12月21日予定)[25]
- プリンスアイスワールド長崎公演(2025年1月18、19日予定)[26]
脚注
[編集]注記
[編集]出典
[編集]- ^ a b “長崎スタジアムシティ”. 超高層ビル・都市開発研究所. 2024年6月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “プロジェクト概要・軌跡・施設概要”. 【公式】長崎スタジアムシティ. 2024年6月5日閲覧。
- ^ 『長崎スタジアムシティ 新アリーナの名称が「HAPPINESS ARENA」に決定!』(プレスリリース)リージョナルクリエーション長崎、2023年10月23日 。2024年6月6日閲覧。
- ^ 『長崎スタジアムシティプロジェクト進捗のご報告 ~長崎にスポーツ・音楽・エンターテイメントの感動を届けるアリーナへ~』(プレスリリース)株式会社ジャパネットホールディングス、2021年1月26日 。2021年5月15日閲覧。
- ^ “名を刻む”. 【公式】長崎スタジアムシティ. 2024年6月6日閲覧。
- ^ a b c 『長崎スタジアムシティ 新アリーナの席種公開第二弾!』(プレスリリース)【公式】長崎スタジアムシティ、2023年7月4日 。2024年6月6日閲覧。
- ^ @nscproject (2024年5月17日). "いよいよアリーナもロールバック席の取り付けが始まりました!". X(旧Twitter)より2024年6月6日閲覧。
- ^ 長崎スタジアムシティ [@nagasaki_stadiumcity] (2024年3月18日). "細部にまでこだわったクラブハウスはハピネスアリーナから徒歩30秒". Instagramより2024年6月6日閲覧。
- ^ 長崎スタジアムシティ [@nagasaki_stadiumcity] (2024年3月27日). "長崎ヴェルカのクラブハウスにはシアタールームが!". Instagramより2024年6月6日閲覧。
- ^ “「長崎スタジアムシティプロジェクト」 地域創生ビジョン発表イベント”. ジャパネットグループサイト (2019年6月19日). 2024年6月4日閲覧。
- ^ “長崎にプロバスケチーム ジャパネットが設立へ Bリーグ参入目指す”. 長崎新聞 (2020年7月10日). 2024年6月4日閲覧。
- ^ 『長崎スタジアムシティプロジェクト進捗のご報告 ~基本設計完了~』(プレスリリース)ジャパネットグループサイト、2020年12月18日 。2024年6月4日閲覧。
- ^ “令和2年度「多様な世代が集う交流拠点としてのスタジアム・アリーナ」選定の結果について”. 経済産業省 (2021年6月3日). 2024年6月14日閲覧。
- ^ “ジャパネットが800億円の「長崎スタジアムシティ」着工、試合見えるホテルやオフィス”. 日経クロステック(xTECH) (2022年7月6日). 2024年6月4日閲覧。
- ^ a b 『B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2025および2026の開催地について ~船橋市、長崎市に建設中の新アリーナでの開催が決定!~』(プレスリリース)B.LEAGUE、2023年7月11日 。2024年6月4日閲覧。
- ^ “長崎スタジアムシティのアリーナ名称は「HAPPINESS ARENA」”. Impress Watch (2023年10月23日). 2024年6月6日閲覧。
- ^ a b “【長崎】スタジアムシティ開業は来年10月14日”. NCC長崎文化放送 (2023年11月13日). 2024年6月4日閲覧。
- ^ “令和5年度「多様な世代が集う交流拠点としてのスタジアム・アリーナ」選定結果の公表について”. スポーツ庁 (2024年5月2日). 2024年6月6日閲覧。
- ^ “新アリーナで初の有観客試合! 長崎スタジアムシティ、5227人が大声援”. 長崎新聞 (2024年9月15日). 2024年9月17日閲覧。
- ^ “長崎ヴェルカ 開幕戦は10月4日 長崎スタジアムシティ・HAPPINESS ARENAの初公式戦に”. KTNテレビ長崎. 2024年7月14日閲覧。
- ^ “りそなグループB.LEAGUE 2024-25シーズン開幕節対戦カードと 前半戦カ―ディング(対戦カード・試合会場)決定のお知らせ”. 長崎ヴェルカ (2024年7月1日). 2024年7月14日閲覧。
- ^ 『Japanet presents ハピネスアリーナこけら落とし さだまさしチャリティーコンサート 長崎から、能登へ!』(プレスリリース)長崎スタジアムシティ、2024年10月21日 。2024年12月17日閲覧。
- ^ “プロバレーボールチーム 「久光スプリングス」公式戦”. 【公式】長崎スタジアムシティ. 2024年6月6日閲覧。
- ^ “平戸海が凱旋、ファンと交流! 大相撲の冬巡業「長崎場所」 琴桜ら迫力の取組披露”. 長崎新聞 (2024年12月5日). 2024年12月17日閲覧。
- ^ “ワンワン・ワンダフルアリーナ 長崎公演 - 【公式】長崎スタジアムシティ”. 【公式】長崎スタジアムシティ - 長崎で感動と誇りあふれる「今」を届ける。 (2024年11月12日). 2024年12月15日閲覧。
- ^ “プリンスアイスワールド 長崎公演”. 【公式】長崎スタジアムシティ. 2024年6月6日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- HAPPINESS ARENA - 長崎スタジアムシティ