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エニウェイ・エニハウ・エニホエア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「エニウェイ・エニハウ・エニホエア」
ザ・フーシングル
B面 ダディ・ローリング・ストーン(UK)
エニタイム・ユー・ウォント・ミー(US)
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 1965年4月 ロンドン IBCスタジオ[2]
ジャンル ロック
時間
レーベル イギリスの旗ブランズウィック・レコード
アメリカ合衆国の旗デッカ・レコード
作詞・作曲 ピート・タウンゼント
ロジャー・ダルトリー
プロデュース シェル・タルミー
チャート最高順位
  • 10位(イギリス[3]
ザ・フー シングル 年表
アイ・キャント・エクスプレイン
(1965年)
エニウェイ・エニハウ・エニホエア
(1965年)
マイ・ジェネレーション
(1965年)
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エニウェイ・エニハウ・エニホエア」(Anyway, Anyhow, Anywhere)は、イギリスロックバンドザ・フーの楽曲。1965年にザ・フー名義での2枚目のシングルとしてリリースされた(実質3枚目)。作詞、作曲はピート・タウンゼントおよびロジャー・ダルトリー

解説

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1stシングル「アイ・キャント・エクスプレイン」に引き続き、イギリスのシングル・チャートでトップ10入りを果たした曲。ザ・フーの楽曲でタウンゼントとダルトリーが共作した唯一のナンバーである[4]。1965年4月12日から14日にかけて行われた一連のセッションの中でレコーディングされた曲の一つで、ピアノニッキー・ホプキンスが参加している[5]。間奏の途中でエレキギターによると思われるハウリング音が入っているが、アメリカではこれが欠陥品ではないかと思われたという[2]。また、間奏ではモールス信号のような音も聞こえるが、これはギターのピックアップ・セレクターを叩く事で作られた音であり、次回作の「マイ・ジェネレーション」でもこの奏法を試みている[4]

タウンゼントによれば、この曲はチャーリー・パーカーについて書いたものだとしているが、ダルトリーが歌詞を全面的に書き換え、傲慢で気取ったうぬぼれ屋の歌にした。当時バンドのマネージャーだったキット・ランバートは、この曲を「派手な効果を使わず、欲求不満を音楽的に表現した作品」と紹介した。この曲は音楽番組「レディ・ステディ・ゴー!」のテーマソングとしてしばらく使用された[4]

別バージョン

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フランスのみでリリースされたEP盤The Who」には、ボーカルのみが別テイクとなっているバージョンが収録されている[6]。これは2002年にリリースされた『マイ・ジェネレーション~デラックス・エディション』に、リアル・ステレオリミックスされて収録された。

カヴァー

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脚注

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  1. ^ a b 『エニウェイ・エニハウ・エニウェア』アンディ・ニール、マット・ケント著、佐藤幸恵、白井裕美子訳、シンコーミュージック刊、2008年、324頁。
  2. ^ a b 『エニウェイ・エニハウ・エニウェア』アンディ・ニール、マット・ケント著、佐藤幸恵、白井裕美子訳、シンコーミュージック刊、2008年、82頁。
  3. ^ WHO | Artist | Official Charts
  4. ^ a b c 『エニウェイ・エニハウ・エニウェア』アンディ・ニール、マット・ケント著、佐藤幸恵、白井裕美子訳、シンコーミュージック刊、2008年、73頁。
  5. ^ 『エニウェイ・エニハウ・エニウェア』アンディ・ニール、マット・ケント著、佐藤幸恵、白井裕美子訳、シンコーミュージック刊、2008年、81頁。
  6. ^ 『ザ・フー アルティミット・ガイド』レコード・コレクターズ増刊、2004年、130頁。
  7. ^ Who Covers Who - Various Artists | AllMusic
  8. ^ Somewhere, Anywhere: The Unreleased Tracks - Todd Rundgren | AllMusic
  9. ^ Various - Substitute - The Songs Of The Who (CD) at Discogs

外部リンク

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Rickenbacker Guitars” (英語). thewho.net. 2022年1月12日閲覧。