コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

カラタチ (お笑いコンビ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カラタチ
メンバー 大山和也
前田壮太
結成年 2011年
事務所 吉本興業
活動時期 2010年 -
出身 NSC東京校16期
出会い NSC
現在の活動状況 ヨシモト∞ホール、テレビなど
芸種 漫才
ネタ作成者 両者(前田主導)
現在の代表番組 カラタチの最果てのセンセイ!
同期 やさしいズ
ゆにばーす
ダンビラムーチョなど
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
2023年 レギュラー昇格ネタバトル「ムゲンダイユースカップ」優勝
テンプレートを表示

カラタチは、日本のお笑いコンビ吉本興業東京本部所属。

メンバー

[編集]
大山 和也(おおやま かずや、 (1988-10-04) 1988年10月4日(36歳) - )
ネタ修正担当。
群馬県前橋市出身。立正大学卒業[1]。身長173 cm、体重65 kg。血液型はO型。
趣味はアニメネットサーフィン読書(主に漫画)、恋愛シミュレーションゲームアダルトゲームギャルゲーなど)。特技はタイピング(10分間で約700文字)。
アニメ・PCゲームオタク[2][3]。高校時代に『涼宮ハルヒの憂鬱』『ゼロの使い魔』といったアニメを鑑賞し、パソコンでゲームをするのがオシャレと思い込んでいた時期があり、友達からアダルトゲームを勧められてその延長線上としてハマった[2]。現在は『コードギアス』『WHITE ALBUM2』『Re:ゼロから始める異世界生活』『五等分の花嫁』『かぐや様は告らせたい』『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』『冴えない彼女の育てかた』『ハイスコアガール』『ようこそ実力至上主義の教室へ』『僕の心のヤバイやつ』などが好き[4]
ライトノベル全般も好む。
前田 壮太(まえだ そうた、 (1987-10-18) 1987年10月18日(37歳) - )
ネタ作り担当。
宮崎県延岡市出身、横浜市立大学中退。身長170 cm、体重55 kg。血液型はA型。
趣味はアイドル握手会ウクレレ、音楽(坂道シリーズや海外ロックなど)、映画鑑賞。特技はアイドル関連、書道
英検準2級、ワープロ検定3級の資格を所持している。
アイドルオタクで、主に櫻坂46の大ファン[2][3]。時と場合によってはお笑いライブよりも握手会に重きを置いている。
ネタによって一推しのメンバーを変えているが、実際に好きなのは櫻坂46では武元唯衣[2][3]山﨑天小池美波日向坂46では金村美玖
NSC在学中は8ヶ月ほどネタ見せを行わず、現相方・大山以外の同期から声をかけられてようやくネタ(魔法をかけられて『前田様』というキャラに扮し、色々な悪さをするネタ)をやり始め人気を得た[2][4]。未だに「前田様」と呼んでいる同期もいるらしい[4]

来歴

[編集]

大山は大学3〜4年時、友達に誘われて大井競馬場で行われていた『M-1グランプリ2008』の敗者復活戦を観覧し、そこで勝ち上がったオードリーのシンデレラストーリーに惹かれていた[2][4]。当時はリーマンショックの最中でもあったため「ダメだったら就職すればいいか」くらいの気持ちでNSCへ入学した[2][4]

前田は元々お笑い好きで、大学4年時に『M-1グランプリ2009』にて優勝したパンクブーブーに影響されて数日後、NSCに応募したという[4]。上京した際に『AKBINGO!』(日本テレビ)を見てAKB48の握手会へ足を運び始め、だんだんと自分が出たいと思うようになったとも話しており、嫉妬心から当時出演していた山里亮太南海キャンディーズ)とボンざわーるどの悪口を2ちゃんねるへ書き込んでいた[2]

お互い別々のコンビで活動していたが解散し、大山が「自分が面白くないという自覚」を持ち「インパクトのある奴と組んでみたい」と考えたことで、前田を巣鴨のマクドナルドへ呼び寄せ説得の末に口説き落とし現在のコンビを結成[2][4]

コンビ名は初めてネタ合わせをした際、目の前にあった植物の名前が由来[5]

2023年12月30日ヨシモト∞ホールで行われた「ムゲンダイユースカップ」決勝大会にて優勝を成し遂げ、レギュラー入りを果たす[3]

芸風

[編集]

主に漫才。ネタ作りの際は前田が考え、大山がそれに修正を入れる形で作っている[4]。基本的に本番直前以外でネタ合わせはコンビで行わず、個別で練習することがほとんどである[2]

アニオタの大山とドルオタの前田という対立図式を作り、口喧嘩のようなしゃべくり漫才を得意とする[2]ボケ・ツッコミの役割は1つのネタの中でも頻繁に入れ替わる。結成初期は互いの出身地を罵り合う方言漫才などを演じていたが[6]、前田のアイドル好きを知った作家の山田ナビスコがアイドルオタクのネタを作るように薦めた。大山は当初一般人役だったが、やはり山田ナビスコにアニメ・エロゲ好きが知られたことでアニメネタを作るようになり[7]2017年頃に代名詞と言える「Wオタク漫才」が完成した[4]

『M-1グランプリ』では2019年2021年2023年大会で準々決勝まで進出[8]テレビ朝日のプロデューサー・加地倫三から注目の芸人として名を挙げられた[9]

賞レース成績

[編集]

M-1グランプリ

[編集]
年(回) 結果 エントリー

No.

会場 日時 備考
2015年(第11回 2回戦進出[8] 2386 雷5656会館ときわホール 10月16日
2016年(第12回 328 10月12日
2017年(第13回 377 10月4日
2018年(第14回 3回戦進出[8] 1281 ルミネtheよしもと 10月15日
2019年(第15回 準々決勝進出[8] 758 NEW PIER HALL 11月19日
2020年(第16回 2回戦進出[8] 975 よしもと有楽町シアター 11月4日 1回戦追加合格[10]
2021年(第17回 準々決勝進出[8] 762 ルミネtheよしもと 11月17日
2022年(第18回 933 11月16日
2023年(第19回 1754 11月21日

その他

[編集]

出演

[編集]

テレビ

[編集]

テレビドラマ

[編集]
  • ときめき爆弾(テレビ愛知、2024年12月2日〈予定〉) - 大原重徳 役(前田)[15]

ラジオ

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ よしもとアカデミー (2024-11-06), 【桝本壮志×カラタチ】人気芸人、母校へ帰る。‐後編‐, https://www.youtube.com/watch?v=2Ld489D9iyE 2024年11月6日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k “オタク”お笑いコンビ・カラタチ「基本的にネタ合わせはしません」”. WANI BOOKS NewsCrunch(ニュースクランチ). 2024年6月22日閲覧。
  3. ^ a b c d 鈴木毅 (2024年1月9日). “推しに届け! オタク芸人カラタチがムゲンダイレギュラー昇格「オタクの人が仲間意識を持ってこそこそ応援してくれる」 | FANY Magazine”. magazine.fany.lol. 2024年6月22日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j 「アメトーーク!」で話題沸騰!「握手会で仕事を断る」オタクコンビ“カラタチ”に迫る”. ラフ&ピース ニュースマガジン (2020年3月19日). 2021年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月8日閲覧。
  5. ^ a b オタク芸人"カラタチ"がA&G初登場!! 「桑原由気と面白い人たちのらじお」 第14回放送レポート”. 超!A&G 文化放送 (2020年12月9日). 2020年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月8日閲覧。
  6. ^ 群馬の方言でまくりの訛り芸人!「カラタチ」【芸人動画図鑑】”. 2020年10月30日閲覧。
  7. ^ “オタク”お笑いコンビ・カラタチ「基本的にネタ合わせはしません」(WANI BOOKS NewsCrunch)”. Yahoo!ニュース. 2024年8月23日閲覧。
  8. ^ a b c d e f カラタチ | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2024年1月12日閲覧。
  9. ^ 【まさかの出演】アメトーーク!の総合演出 加地倫三さんが部屋に来てくれました (YouTube). 24 August 2022. 2022年11月13日閲覧
  10. ^ 1回戦(8/20開催分まで)追加合格のお知らせ”. M-1グランプリ 公式サイト (2020年9月4日). 2022年11月13日閲覧。
  11. ^ オズワルド「ラフターナイト」第6回チャンピオンライブ優勝、伊藤「賞金は今日中に使います」”. お笑いナタリー (2020年10月17日). 2022年11月13日閲覧。
  12. ^ ニューヨーク、ザ・マミィ、蛙亭、GAG、滝音、カラタチ「もっと売れたい芸人」”. お笑いナタリー. 2020年10月30日閲覧。
  13. ^ ~吉住プレゼン企画~生きづらい芸人|アメトーーク!|テレビ朝日”. www.tv-asahi.co.jp. 2022年7月17日閲覧。
  14. ^ 価格.com - 「勇者ああああ~ゲーム知識ゼロでもなんとなく見られるゲーム番組~」2020年8月28日(金)放送内容 | テレビ紹介報”. kakaku.com. 2020年10月30日閲覧。
  15. ^ カラタチ前田、新感覚BLドラマでアイドルヲタクの役”. お笑いナタリー. ナターシャ (2024年11月1日). 2024年11月2日閲覧。
  16. ^ 2019年11月8日(金)放送”. TBSラジオ. 2022年11月13日閲覧。
  17. ^ 2020年04月10日(土)放送”. TBSラジオ. 2020年4月19日閲覧。
  18. ^ 2021年1月29日(金)放送”. TBSラジオ. 2021年2月6日閲覧。
  19. ^ 2020年4月の月間チャンピオン”. TBSラジオ. 2020年5月9日閲覧。
  20. ^ カラタチ、地上波ラジオで“オタクのあの頃”募集”. お笑いナタリー. ナターシャ (2023年2月20日). 2023年3月4日閲覧。
  21. ^ きしたかの、パンポテ、好井、カラタチ、金の国が地上波枠を狙うPodcast番組”. お笑いナタリー (2023年3月18日). 2023年4月9日閲覧。

外部リンク

[編集]