スタールイ・オスコル市電
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スタールイ・オスコル市電 | |
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スタールイ・オスコル市電(2010年撮影) | |
基本情報 | |
国 | ロシア連邦 |
所在地 | スタールイ・オスコル |
種類 | ライトレール |
路線網 | 3系統[1][2] |
開業 | 1981年1月5日[1][2][3] |
路線諸元 | |
路線距離 | 23.5 km[1] |
軌間 | 1,524 mm[1][2] |
電化区間 | 全区間 |
スタールイ・オスコル市電(ロシア語: Старооскольский трамвай)は、ロシア連邦(旧:ソビエト連邦)のスタールイ・オスコルを走るライトレール(路面電車)である[1][2][4]。
概要
[編集]ロシア連邦の鉱業都市であるスタールイ・オスコルの電化路線。1976年から計画が始まり、1981年1月5日に営業運転を開始した。他都市の路面電車と同じ車両限界を有する一方、路線は通常の鉄道路線と同様の専用軌道であるライトレール(Скоростной трамвай)として建設されている。スタールイ・オスコル市(49 %)とオスコル電気冶金コンビナート(ОЭМК)からの出資によって運営されており、開業当初は同社工場の従業員輸送が主な需要であったが、それらはバスに移行しており、2020年現在は沿線住民が主要な利用客となっている。2019年までの総利用者数は2億6,500万人以上にも及ぶ[3][4][5][6]。
2020年現在、以下の3系統が運行している。そのうち2号線は1号線の区間運転にあたる他、3号線は他系統と分離した運用となっている。また2018年7月10日からは車内で健康診断や医療に関する相談が可能な「健康路面電車(Трамвай здоровья)」が特定日に運行している[1][7]。
系統番号 | 起点 | 終点 | 備考・参考 |
---|---|---|---|
1 | Городское кольцо | ОЭМК | |
2 | Городское кольцо | БСИ | |
3 | Городское кольцо | УСТ |
車両
[編集]2020年現在、スタールイ・オスコル市電で運行している電車(路面電車車両)の形式は以下の通り。大半の車両はソ連時代に導入されたKTM-5M3(71-605)だが、2001年以降一部車両がロシア連邦やベラルーシ製の新型車両へ置き換えられている[2][8][9]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f “STARYI OSKOL”. UrbanRail.Net. 2020年4月20日閲覧。
- ^ a b c d e “Stary Oskol”. Urban Electric Transit. 2020年4月20日閲覧。
- ^ a b “С чего начинался трамвай”. ОАО «Скоростной трамвай» (2010年4月30日). 2015年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月20日閲覧。
- ^ a b “Скоростной трамвай”. RailWaysTeam (2016年10月9日). 2020年4月20日閲覧。
- ^ Ольга Ульянова (2019年5月3日). “«Скоростной трамвай» 40 лет в пути”. Oskol.City. 2020年4月20日閲覧。
- ^ ロシアNIS貿易会 (2004). “ロシアの冶金工業における新技術開発(その1)”. 日露技術ニュース 2020年4月20日閲覧。.
- ^ “Пассажиры трамвая в Старом Осколе смогут измерить давление и побеседовать с врачом”. Новое время 31 (2018年7月10日). 2020年4月20日閲覧。
- ^ “Roster Stary Oskol, Tramway”. Urban Electric Transit. 2020年4月20日閲覧。
- ^ “Белгородская область. ОЭМК планирует приобрести четыре новых трамвайных супервагона.”. REGIONS.RU (2001年3月20日). 2020年4月20日閲覧。
- ^ “TRAM MODEL 62103”. Belkommunmash. 2020年4月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- スタールイ・オスコル市電の公式ページ - ウェイバックマシン(2016年1月9日アーカイブ分)