カーペンターズ (アルバム)
『カーペンターズ』 | ||||
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カーペンターズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1971年 | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | A&M | |||
プロデュース | ジャック・ドーアティー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
カーペンターズ アルバム 年表 | ||||
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カーペンターズ(原題:"Carpenters")は1971年5月13日にカーペンターズが発表したアルバム(LP盤)。
概要
[編集]セルフ・タイトルのアルバムであるため、やはりセルフ・タイトルであるビートルズの通称『ホワイト・アルバム』になぞらえて、日焼けした肌のような黄褐色が全面に染められたジャケットから「タン・アルバム(The Tan Album)」と通称されている。日本発売当時のアルバムの邦題は『ふたりの誓い〜カーペンターズ第三集』で[1]、その後『スーパースター』への改名を経て、2000年に原題と同じくセルフ・タイトルとなった。
先行シングルの「ふたりの誓い」「雨の日と月曜日は」、シングル・カットされて大ヒットした「スーパースター」、バート・バカラックが作曲したヒット曲をカヴァーした「バカラック・メドレー」などを収録。「スーパースター」は元々、デラニー&ボニーが「グルーピー」というタイトルで発表した曲。その後、レオン・ラッセルが仕掛け人となり、ジョー・コッカーを中心としたツアー「マッド・ドッグス&イングリッシュメン」で、バック・コーラスを務めた女性シンガー、リタ・クーリッジをフィーチャーした曲として発表された際に「スーパースター」と改名された。同ヴァージョンは、ジョー・コッカー名義のライヴ盤『マッド・ドッグス&イングリッシュメン』に収録。カーペンターズは、ベット・ミドラーによるカヴァーを聴いて、自分達も取り上げることにした。歌詞のテーマは、ロック・スターに憧れるグルーピーで、カレン・カーペンターが抵抗感を抱いたため、歌詞の一部をソフトな内容に変えて歌われた。
「サタデイ」と「ドリシラ・ペニー」の2曲でリチャード・カーペンターがリードボーカルを務めている。
評価
[編集]4週間に渡って全米2位を獲得した。本アルバムでグラミー賞最優秀ボーカル・グループ賞を受賞した[2]。
収録曲
[編集]- Side 1
- 雨の日と月曜日は(原題:Rainydays and Mondays)
- サタデイ(原題:Saturday)
- 作詞:ジョン・ベティス、作曲:リチャード・カーペンター
- あなたの影になりたい(原題:Let Me Be the One)
- 作:ロジャー・ニコルズ、ポール・ウィリアムズ
- 愛は涙のために(原題:(A Place to) Hideaway)
- 作詞・作曲:ランディー・スパークス
- ふたりの誓い(原題:For All We Know)
- Side 2
- スーパースター(原題:Superstar)
- ドリシラ・ペニー(原題:Druscilla Penny)
- 作詞:ジョン・ベティス、作曲:リチャード・カーペンター
- ワン・ラヴ(原題:One Love)
- 作詞:ジョン・ベティス、作曲:リチャード・カーペンター
- バカラック・メドレー
- 去りし時を知って(原題:Knowing When to Leave)
- 涙でさようなら(原題:Make It Easy on Yourself)
- 愛の思い出(原題:(There's) Always Something There to Remind me)
- 恋よ さようなら(原題:I'll Never Fall in Love Again)
- ウォーク・オン・バイ(原題:Walk On By)
- サン・ホセへの道(原題:Do You Know The Way to San Jose)
- サムタイムス(原題:Sometimes)
- 作:フェリス・マンシーニ、ヘンリー・マンシーニ
脚注
[編集]- ^ 『文藝別冊[総特集]カーペンターズ』(河出書房新社、2003年、ISBN 4-309-97652-2)p.112
- ^ Carpenters - Carpenters : Awards : AllMusic