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シング (セサミストリートの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

シング」(Sing)は、テレビ番組『セサミストリート』の挿入歌として発表された楽曲で、ジョー・ラポソ英語版の作詞、作曲による。カーペンターズ1973年にシングルで発表するなど、幅広くカバーされている。

解説

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「シング」
カーペンターズシングル
初出アルバム『ナウ・アンド・ゼン
B面 アメリカ合衆国の旗ドリシラ・ペニー
日本の旗愛は夢の中に
リリース
ジャンル ポップス
レーベル A&Mレコード
作詞・作曲 ジョー・ラポソ
チャート最高順位
カーペンターズ シングル 年表
愛にさよならを
(1972年)
シング
(1973年)
イエスタデイ・ワンス・モア
(1973年)
テンプレートを表示
みんなのうた
シング
歌手 今陽子杉並児童合唱団
作詞者 ジョー・ラポソ
星加ルミ子(訳詞)
作曲者 ジョー・ラポソ
編曲者 小野崎孝輔
映像 実写
初放送月 1973年8月
再放送月 2022年12月-2023年1月(ラジオのみ)
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番組内では多くの歌い手によって歌われている。『セサミストリート』のアルバムには、児童合唱による歌唱が収録されることが多い。『セサミストリート』の楽曲を収録した日本盤アルバム『セサミストリート ベスト・ヒット・アルバム〜人気いっぱいソング』(1999年発売)での邦題は「うたおうよ」、『セサミストリート プラチナム・オールタイム・フェイバリッツ』(2009年発売)での邦題は「シング(歌おう!)」。

カーペンターズは、ABCテレビ(米国)の番組に出演した際、子供たちがこの曲を歌うのを聴いて、自身も取り上げることにした[1]

カーペンターズのレコーディングでは、ジミー・ジョイス少年少女合唱団がコーラスで参加。コンサートでこの歌を歌うときも、児童合唱団をバックコーラスにして歌うことが多い。1974年の日本ツアーでは、地元の合唱団と共に日本語で歌われた。大阪公演で京都少年少女合唱団と共演した模様は、アルバム『ライヴ・イン・ジャパン』に収録され、東京公演でひばり児童合唱団と共演した時の映像はDVD『ライブ・イン・ジャパン』などで見ることができる。

さらに、2010年4月に発売されたゲーム『メタルギアソリッド ピースウォーカー』では、エンディングの曲として使われているなど、今でも色あせない歌である。

メキシコではこの曲のスペイン語版がシングル発売され[2]、ボックスセット『フロム・ザ・トップ』で世界的に発売された。

2020年9月12日日本テレビ系列で放送された『THE MUSIC DAY 2020 人はなぜ歌うのか?』のテーマ曲にも使用された。

歌いやすいメロディー、簡単な単語や英文法が使われているため、中学校1年生の英語の教科書に掲載されている。

CMでの使用例

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2001年から塩野義製薬が企業イメージCM「SONG For you」で起用。2012年にはカルピスのブランドCM「カルピスのやさしさを、未来へ。」篇でも使用された[3]

カヴァー

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みんなのうた

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  • 前述の通り、NHKの『みんなのうた』で今陽子と杉並児童合唱団によって放送。星加ルミ子が訳詞を手掛け、小野崎孝輔が編曲した。星加の日本語詞はカーペンターズによる『ライブ・イン・ジャパン』でも採用された。
  • 今はピンキーとキラーズ時代の1969年に『あそぼうよ』を歌って以来で、ソロとしては最初で最後。
  • 放送ではイントロが縮小、2番は1番歌詞を引き続き使用し、最後のリフレイン部分と間奏がなくなって直接コーダ(合唱)に入った。
  • 映像が現存しないため、DVD化はされていない。また日本放送出版協会発行の楽譜集『NHKみんなのうた』には第15巻に収録されていたが、その後の再発では著作権の関係上削除されてしまった。
  • 前述の通り映像は現存しない。発掘プロジェクトにより音声が提供され、引き続き良質音声の提供を呼びかけていたが、2022年10月に良質音声が発掘された。そして2022年12月、ラジオのみではあるが49年振りに再放送された。

脚注

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