トップ・オブ・ザ・ワールド (カーペンターズの曲)
表示
「トップ・オブ・ザ・ワールド」 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カーペンターズ の シングル | ||||||||
初出アルバム『ア・ソング・フォー・ユー』 | ||||||||
A面 | トップ・オブ・ザ・ワールド | |||||||
B面 |
ヘザー ワンダフル・パレード ドリシラ・ペニー | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチシングル | |||||||
録音 | 1972年-1973年 | |||||||
ジャンル | ポップス | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル |
A&Mレコード 1468 | |||||||
作詞・作曲 | リチャード・カーペンター、ジョン・ベティス | |||||||
プロデュース | ジャック・ドーティ | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
| ||||||||
カーペンターズ シングル 年表 | ||||||||
| ||||||||
|
「トップ・オブ・ザ・ワールド」 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リン・アンダーソン(Lynn Anderson) の シングル | ||||||||
初出アルバム『Top of the World』 | ||||||||
A面 | トップ・オブ・ザ・ワールド | |||||||
リリース | ||||||||
録音 | 1972年 | |||||||
ジャンル | カントリー・ミュージック | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | コロムビア・レコード | |||||||
作詞・作曲 | リチャード・カーペンター、ジョン・ベティス | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
| ||||||||
リン・アンダーソン(Lynn Anderson) シングル 年表 | ||||||||
| ||||||||
|
「トップ・オブ・ザ・ワールド」(Top of the World)は、カーペンターズが1972年に発表した楽曲。ジョン・ベティスが作詞、リチャード・カーペンターが作曲を担当した。1973年にBillboard Hot 100において1位になり、デュオにとって2曲目のナンバーワンシングルとなった。また、キャッシュ・ボックス誌においても1973年12月1日付けで1位を獲得した。
チャート | 最高順位 |
---|---|
U.S. Billboard Hot 100 | 1 |
U.S. Billboard Adult Contemporary | 2 |
Record World | 3 |
Canadian Singles Chart | 1 |
オリコン・シングルチャート | 21 |
UK Singles Chart | 5 |
元々、カーペンターズ版はアルバム内の1曲として考えられていたが、リン・アンダーソンがこの曲をカバーし、アメリカのカントリーシングルチャートにおいて1973年の中頃2位を達成した。アンダーソン版の成功を受けて、カーペンターズはアレンジし直した新しいバージョンをシングルとして発売し、アメリカのポップチャートで1位になった。後年、リチャード・カーペンターは曲のボーカルをGoldコンピレーション用にリミックスした。なお、アルバムバージョンとの相違点としてはシングルバージョンではイントロ及び間奏のギターにフェイクが付け加えられ、エンディングのピアノはやや、あっさりと収めるなど数カ所変化がみられる。
他のカバー
[編集]- 日本では森愛仁霞の日本語訳詞でも知られている。藤島新が1973年のアルバム『愛の翼/愛の限界』で、天地真理が1974年のアルバム『天地真理オン・ステージ』で、岩崎宏美が2007年のアルバム『ROYAL BOX〜スーパー・ライヴ・コレクション〜』で、森口博子が2010年のアルバム『カーペンターズフォーエバー』で、森の日本語詞でカバーした。
- アグネス・チャン - 1973年のアルバム『草原の輝き』で、「トップ・オブ・ザ・ワールド」と「シング」をカバーした。
- 南沙織 - 1974年のアルバム『ひとかけらの純情』でカバーした。
- スウェーデンのダンスバンド(スウェーデン独自の音楽)、Vikingarnは1974年にラジオ局Svensktoppenにおいてスウェーデン語版の「Pa varldens tak」をヒットさせた。バンドにとって初めてのヒットであった。
- 1994年、『フレンズ』のマンハッタンが真っ暗!(The One With the Blackout)においてフィービー、モニカ、ジョーイがこの曲を歌う場面がある。
- 少年ナイフのカバーは1995年の映画『最後の晩餐/平和主義者の連続殺人』のエンディングテーマとして使われ、1998年の『ファミリー・ゲーム/双子の天使』では劇中で使われ、2005年のサントリーの缶入りチューハイ「-196℃」発売当初のCM曲として使われている。また、1997年より放送された『学校へ行こう!』の人気コーナー「未成年の主張」のテーマ曲、2014年より放送されている『トーキョーライブ22時』でもテーマ曲となっている。カーペンターズのトリビュート・アルバム『イフ・アイ・ワー・ア・カーペンター〜カーペンターズに捧ぐ』(1994年)及び『ワイルドスピードX3:TOKYO DRIFT オリジナルサウンドトラック』に収録されている。
- 1996年、浪花花憐というグループが、カーペンターズの楽曲を大阪弁に直訳したカバーアルバム『涙の工務店』を発売、「トップ・オブ・ザ・ワールド」は「世界のてっぺんで」と訳してカバーしていた[2]。2004年時点で製造したCD5665枚は完売、絶版となっている[2]。
- 平家みちよ - 1998年に卒業_〜TOP_OF_THE_WORLD〜をリリースした。日本語詞はシャ乱Qのまことによる。
- メルダック社から1998年に同タイトルで日本語版カバーが発売されており、表題曲は結城比呂が歌っている。
- 森の木児童合唱団 - 海野洋司の日本語訳詞でカバーしたものが日本コロムビアの『こどものうた』シリーズに収録されている(例として2005年発売の4枚組CD『こどものうた いっぱい!福袋』など)。
- BERRY ROLL - 2007年11月7日発売のアルバム『Daydreaming』で同曲をカバーしている。
- 佐藤竹善 - 『イエスタデイ・ワンス・モア〜TRIBUTE TO THE CARPENTERS〜』(2009年)
- NICOTINE - カーペンターズ楽曲のカバーアルバム『GOD SAVE THE CARPENTERS』(2009年)
- ライオン「香りつづくトップ」のテレビCM曲にて、以下のアーティストが同曲をカバーしている。
その他
[編集]テレビドラマの主題歌などにも採用されている。
- TBSのドラマ『未成年』オープニング主題歌(1995年)
- フジテレビのドラマ『ビギナー』エンディング主題歌(2003年)
- アサヒビールの「食彩麦酒」のCMソング
- サントリーの清涼飲料水「ポップ」のCMソング※現在は市販されておらず、ドリンクバーのみで扱われている。なお当時放映されたCMには2人も出演していた。
- JR西日本の「ひかりレールスター」のCMのテーマ
- 日本生命保険の企業CMソング(2006年 - 2010年)
- 三菱電機の家電「Qシリーズ」のCMソング
脚注
[編集]- ^ 45cat - Carpenters - Top Of The World / Heather - A&M - USA - 1468-S
- ^ a b フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 9』講談社、2004年。
関連項目
[編集]先代 リンゴ・スター 「想い出のフォトグラフ」 |
Billboard Hot 100 ナンバーワンシングル (カーペンターズ版) 1973年12月1日 - 12月8日(2週) |
次代 チャーリー・リッチ 「朝やけの少女」 |