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パックンフラワー

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ドロドロパックンから転送)
マリオシリーズ > キャラクター > パックンフラワー

パックンフラワー(英:Piranha Plant[注釈 1])は、任天堂が発売したコンピュータゲームソフトのシリーズ、マリオシリーズに登場する架空のキャラクターで、同社の登録商標(第6068434号ほか)。

概要

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クッパの魔法によって意思を持った怖い人喰い植物で、普段は土管の中に潜んでいる。口を上に向けて土管から現れるため基本的に踏むことはできず、ファイアボールや無敵状態などのアクションで倒すことができる。作品によっては土管にとどまらず、地面などに生えている個体もある。

一部の例を除き、基本的にマリオやルイージが土管の横または上に立つと出てこられなくなる。また、パックンフラワーが潜んでいても問題無く入れる土管が存在する。

パックンフラワーは下向きや横向きの土管から出てくることもあり、このうち、前者は「逆さパックン」、後者は「横パックン」と呼ばれることがある。

デザイン

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初登場となる『スーパーマリオブラザーズ』および『スーパーマリオブラザーズ2』では緑色を基調に黄色の斑点がありゲーム内では唇が無いデザインだった[1][2][3][注釈 2]。現在に続く白い唇を持ち赤色に白斑点の模様を持つパックンフラワーは『スーパーマリオブラザーズ3』から登場した[4]

捕虫器官の唇にあたる部分は、唇の描かれたデザインが初出となる『3』では白色、ワールド4「巨大の国」に登場する個体については橙色をしている。『スーパーマリオ64』以降のNINTENDO64時代は茎と同じ緑色となっていた。ニンテンドーゲームキューブマリオパーティ4』『スーパーマリオサンシャイン』でマリオキャラクターのCGモデルが一新されたのに合わせ、再び白色に戻った。緑の唇はボスパックンと彼に似ているディノパックンに引き継がれた。

歴史

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『スーパーマリオブラザーズ』で初登場。『スーパーマリオブラザーズ2』に登場した赤いパックンフラワーは通常種と異なり、マリオやルイージが土管の横に立っても出てくる。

スーパーマリオワールド』では、後述のピーパックンがあらゆるステージで登場するが、通常のパックンフラワーはバニラドームのコース3のみしか登場しない。裏ワールドではハロウィンジャック・オー・ランタンのような姿になる。

スーパーマリオ ヨッシーアイランド』では、普段は小さいが、近づくと巨大化して口をバクバクさせる。タマゴを命中させることで倒すことが可能。土管からではなく、地面から生えているパターンは本作が初出となり、その後のシリーズにも影響を与えている。

スーパーマリオ64』では、鼻ちょうちんを出して寝ており、近くで音をたてると起きて暴れる。なお、寝ている隙にそっと近づいて直接攻撃すると青コインを出す。

スーパーマリオRPG』では、敵でないパックンフラワーが登場する。マリオが話しかけると女口調で喋る。『スーパーマリオRPG』のコマーシャルでは、女性の声で歌いながら3匹で宣伝する。

マリオストーリー』では口を横に向ける種がおり、踏んで倒すこともできる(初代『マリオパーティ』にもパックンフラワーを踏んで倒すミニゲームがある)。『ペーパーマリオRPG』以降では再び一律して上を向くようになったが、『New スーパーマリオブラザーズ』では地面から生えているものは口が横向きになり、『スーパーマリオギャラクシー』以降の3Dマリオ作品では全て横向きタイプとなり、近づくとマリオに噛みつこうとするようになった。この際、再び踏んで倒せるようになっている。また、土管に潜むタイプも、常時顔を出すようになった。なお、『ペーパーマリオRPG』におけるパックンフラワーは、初登場したステージに合わせ、カラーリングがモノクロになっている。

マリオカートシリーズ」ではほとんどの作品に障害物として登場している。『マリオカートアドバンス』までは地面から生えていてその場から動かず、触れなければマシンはスピンしない。『マリオカート ダブルダッシュ!!』からはコース脇の土管から生えるタイプも登場し、こちらはマシンが近付くとかみついてきて、かみつかれたマシンは転倒する。『マリオカート8』『マリオカート8 デラックス』ではアイテムとしても登場。使用するとマシンの前方に一定時間パックンフラワーが現れ、近くのコインを回収したり、ライバルマシンが近付くと攻撃して転倒させる。

ゼルダの伝説 夢をみる島』、『ソニック ロストワールド』にもゲストとして登場している。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』では対戦ステージのギミックなどで出演している[5]ほか、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では期間限定の早期購入特典[6](期間終了後に有料DLC[7])として、ファイターとしても登場[8]。通常種のパックンフラワーがプレイアブルキャラクターとして登場するのは本作が初となる[6]。植木鉢(または土管)に入った状態で移動し、シューリンガンを吹く、毒を吐くといった、各作品での能力を集約した形での登場となる[6]。同シリーズのディレクターを務める桜井政博は、ニンテンドードリームとのインタビューの中で『スマブラSP』に早期購入特典という形で本キャラクターをプレイアブル化した理由として、知名度や原作における技の多様性を挙げ、さらに「[前略]『販売するキャラクター』としてパックンフラワーが1体、というのはさすがにいろいろ考えちゃうところはありますけど、おまけの1体として割り切ってもらえるなら、いろいろとこねくり回すこともできますし。」とも話している[9]

派生種

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ファイアパックン (Fire Piranha Plant)
緑色と赤色の2種類存在する。『スーパーマリオブラザーズ3』などでは土管から横を向いて顔を出し、マリオのいる方向に向けて口から火の玉を吐くパックンフラワー。砂漠のステージでは流砂からも出てくる。『New スーパーマリオブラザーズ』ではリフトに生えている個体もある。ファイアパックンが吐く火の玉は『New スーパーマリオブラザーズWii』以降の作品では壁に当たると消える。
スーパーマリオ 3Dランド』では頭の色が黒くなり、普通のパックンフラワーと見た目も区別された(後述のインクパックンも頭が黒いが、ファイアパックンは斑点の色がオレンジ色、インクパックンは白)。さらに、倒すとファイアフラワーを落とす個体もいる。
マリオテニス エース』では前述の3Dランドの個体が追加キャラクターとして登場している。
マリオストーリー』のファイアパックンは後述する。
巨大パックン
『スーパーマリオブラザーズ3』のワールド4『巨大の国』にて登場。緑と赤がいて、土管にくっついても出現する。
フーフーパックン (Ptooie)
『スーパーマリオブラザーズ3』で初登場。シューリンガン(トゲのついた球体)を吐息で持ち上げているパックンフラワー。土管にいるものと地面で歩くものの2種類がいる。土管にいるものはその土管から出たままになっている。また、『スーパープリンセスピーチ』や『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』にも登場する。『New スーパーマリオブラザーズ Wii』では、「ウキパックン」 (River Piranha Plant) と呼ばれている水上型フーフーパックンが登場する。持ち上げているシューリンガンはマリオ3での鉄球から植物性の球に置き換えられている。『マリオカート8 デラックス』の「GBA リバーサイドパーク」にも登場する。
プチパックン (Nipper Plant / Petit Piranha)
『スーパーマリオブラザーズ3』で初登場。パックンフラワーの子供でちょこまか移動する。『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』には、種子から誕生するものもおり、こちらは踏んで倒せる。『スーパーマリオRPG』では敵としてではなくフィールド上のトラップとして登場し、噛み付かれるとコインを奪われる。『マリオストーリー』ではファイアパックンから生み出される。『スーパープリンセスピーチ』、『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』にも登場する。
プチパックンのたね (Nipper Spore)
『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』、『ヨッシー ウールワールド』などに登場。地面に着くとプチパックンになる種。
ファイアプチパックン (Fiery Walking Piranha)
『スーパーマリオブラザーズ3』の7-8の終盤に2体だけ登場する珍しいキャラクター。マリオが近づくと高速で4連発の火を吐き落とすため、かわすことが難しい。
ブラックパックン (Muncher)
『スーパーマリオブラザーズ3』で初登場。集団で地面に立ち並ぶ、見た目が黒いプチパックン(リメイク版の『スーパーマリオコレクション』などではオレンジ色になっている)。どんな攻撃でも倒せないが、無敵状態やクリボーの靴を履いた状態、ヨッシーに乗った状態では上に乗ることができる。Pスイッチを押すとコインに変化する。これらの特徴から敵というよりはブロックなどの障害物に近いともいえる。『スーパーマリオブラザーズ3』および『New スーパーマリオブラザーズ Wii』では氷のブロックに閉じ込められた個体もある。『スーパーマリオメーカー』『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』ではPOWブロックや大きな靴で倒すことが可能(大きな靴はスーパーマリオメーカーのみ)。
ピーパックン (Jumping Piranha Plant)
『スーパーマリオワールド』で登場。小さいパックンフラワー。土管から飛び出し下に付いているプロペラのようなもので短時間浮遊する。飛び出してから火[注釈 3]を吐き出すタイプも居る。
ポンキーパックン
『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』に登場。サンボを、3回角度を変えながら1発吐き出してくる。吐き出されたサンボは弧を描く軌道で地面に落下する。タマゴを3回当てないと倒せないが、ファイア攻撃やアイス攻撃であれば一撃で倒せる。初めは緑色で、タマゴを1回当てると黄色になり、2回目では赤色になる。
プロペラパックン
『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』に登場。主に土管の内部に生息し、一定のルートをゆっくりとした動きで周回している。後ろに付いている尾のような部分を、プロペラ状に回転させることで前に進む。身体は紫色で、唇とプロペラは黄色。
通常のパックンフラワーと同様、触れるとヨッシーが一定時間飲み込まれ、ベビーマリオを放してしまう。タマゴをぶつけてもその場で回転するだけで倒せない。スペシャルアイテム「たっぷりハテナ雲」を使用することで、ハテナ雲に変身させて倒すことが可能。ファイア攻撃、アイス攻撃でも倒せる。
パックンブルー (Chewy)
『スーパーマリオRPG』で登場。パックンフラワーの上級種。名前に「ブルー」とあるが、体色は緑色。
ちびパックンフラワー
スーパーマリオ64』に登場。ちび島に住んでいて、普通のパックンフラワーより小さい。火を吐く。
でかパックンフラワー
『スーパーマリオ64』に登場。でか島に住んでいて、普通のパックンフラワーより大きい。耐久力は普通のパックンと同じ。すべて倒すとパワースターが出現する。『New スーパーマリオブラザーズ』と『New スーパーマリオブラザーズ Wii』に登場するものは耐久力が高く、ファイアボールを3発当てて倒すことができ、倒すと大量のコインをばらまく。『スーパーマリオギャラクシー2』でも、全てが巨大化しているでっかでっかギャラクシーにおいて「でかパックン」の名で登場。土管から口を出す。
でかファイアパックン
『New スーパーマリオブラザーズ Wii』に登場。でかパックンフラワーのファイアパックン版で、ファイアボールを吐いてくる。ファイアボール3発当てて倒すことができるが、アイスボールを当てて凍らせても、すぐに破ってしまう(これはクリボーの派生種であるでかクリボーや、キラーの派生種のマグナムキラーなども同じ)。
ペロペロパックン
ヨッシーストーリー』に登場。空中で浮遊しながら近づいてきて、舌を出してヨッシーを飲み込む。飲み込まれると、小さくなる。
チューチューパックン
『ヨッシーストーリー』に登場。ペロペロパックン同様、ヨッシーを飲み込もうとするが、地面に生えており、舌を出すこともできない。
ポイズンパックン (Putrid Piranha)
『マリオストーリー』で登場。毒の息を吐くパックンフラワー。当初は色が普通のパックンと同じで、横を向いていたので踏める敵だったが、『ペーパーマリオRPG』以降は踏めなくなり、体の色も毒々しく変化した(黄色い顔に赤い斑点)。『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ではパックンフラワーの横必殺ワザ使用時にこの個体に変身しているが、3Dでの登場はこの作品が初。
アイスパックン (Frost Piranha / Ice Piranha Plant)
『マリオストーリー』で登場。寒いステージに生息するパックンフラワー。基本的には氷の息を吐くが、『ペーパーマリオRPG』では通常の噛み付き攻撃にも同様の効果がある。最初は踏める敵であった。『マリオストーリー』ではポイズンパックンよりHPが劣っていたが、『ペーパーマリオRPG』ではポイズンパックンよりHPが高くなっている。体は青色。『New スーパーマリオブラザーズ U』では氷を吐くパックンフラワー。性質はファイアパックンとほぼ同じで、体の色も従来のパックンと同じ。
ジュラシックパックン
マリオパーティシリーズ』に登場する二本足で歩く恐竜のようなパックンフラワー。水を与えると成長する。『マリオパーティ100 ミニゲームコレクション』および『マリオパーティ スーパースターズ』ではボスパックンの姿をしている。
キラーパックン
ペーパーマリオRPG』に登場。100階ダンジョンに生息していて、攻撃力が「9」もあり、パックンフラワーの中で最高の攻撃力を持つ。カラーは従来のパックンフラワーと基本は同じだが、歯が金色になっている。
バンジーパックン (Bungee Piranha)
ヨッシーアイランドDS』で登場。常に天井にいて、ヨッシーが真下に来ると飛び降りて飲み込もうとする。
幽霊パックン
ヨッシーアイランドDS』で登場。羽が生えた青いパックン。上下左右などに動き、近づくと食べられる。主にオバケ屋敷に生息。
ドカンパックン (Elasto-Piranha)
マリオ&ルイージRPG2』に登場。名前どおり土管に入っているが、初期のパックンフラワーと違い完全に土管と一体化している。倒すと土管ごと消える。
ビジターパックン (Piranha Planet)
『マリオ&ルイージRPG2』に登場。ドカンパックンの上級種。緑の球体から無限に土管が出ている。その中から8体のパックンフラワーが登場して攻撃してくる。緑色のパックンフラワーも登場するが、この色はマリオ・ルイージどちらに攻撃するか判別するための色である。
トゲトゲパックン (Prickly Piranha Plant)
スーパーマリオギャラクシー』に登場。通常のパックンフラワーより二回りほど大きいパックンフラワー。名前の通り茎には棘が生えている。プレイヤーが近づくと口をバクバクさせて頭を叩きつけてくる。
イガイガパックン (Spiny Piranha Plant)
スーパーマリオギャラクシー2』の最初のステージ「空島ギャラクシー」に登場。トゲトゲパックンと似ているが、こちらは茎だけでなく頭にもトゲが生えており、踏んで倒すことができない。倒すには、パンチボンボンをスピンで飛ばしてぶつける必要がある。体色は黒色で、頭のトゲは赤色となっている。『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ではパックンフラワーの横スマッシュ攻撃使用時にこの個体に変身し、「イガイガスイング」と称して勢いよく頭を振り回す。
テクテクパックン (Stalking Piranha Plant)
New スーパーマリオブラザーズ Wii』『New スーパーマリオブラザーズ U』に登場。左右に歩き、停止したら首を伸ばす。
スミパックン (Inky Piranha Plant)
『スーパーマリオ 3Dランド』に登場した黒いパックンで、プレイヤーの視界をふさぐ墨を吐く。この墨は、時間経過または3DS本体のマイクに息を吹きかけることで消える。
ほねパックン (Bone Piranha Plant)
New スーパーマリオブラザーズ 2』に登場。骨でできたパックンフラワー。砦と城に出現する。動作は普通のパックンフラワーと同じだがファイアボール攻撃が効かない。
『マリオカート8』でも障害物として登場、性質は普通のパックンフラワーと同じ。
でかほねパックン
New スーパーマリオブラザーズ2』に登場。巨大なほねパックン。砦と城に出現する。ファイアボール以外で倒せる。
のびのびパックン (Piranha Creeper)
スーパーマリオ 3Dワールド』に登場。普通のパックンフラワーよりも大きく、頭はピンクで、茎が非常に長く、伸び縮みしている個体と茎を伸ばしたまま青くなって眠っている個体の2種類がいる。頭を踏まれると茎を縮めていき、縮めきらせると倒せる。『スーパーマリオメーカー2』ではのびのびパックンが伸びる道を設定することができるようになっている。
鉢植えパックン
『スーパーマリオ 3Dワールド』に登場。植木鉢に入ったパックンフラワー。持ち歩くことができ、目の前の敵やグリーンスターなど色々なものを食べる。持つ前に起こしてしまうと襲ってくる。
パタパックン
『スーパーマリオメーカー』で登場。パックンフラワーに羽というアイテムをドロップすると、一定間隔で3マスほど地面から跳ねるようになる。
ペーパーファイアパックン
マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』で登場。ペーパーマリオシリーズに登場するファイアパックンを、「ペーパーファイアパックン」と呼ぶ。
ペラペラプチパックンのたね
ヨッシー ウールワールド』に登場。毛糸でできたプチパックンのたね。結び目をほどくと現れる。
どくパックン (Poison Piranha Plant)
スーパーマリオオデッセイ』で登場。毒液を吐くパックンフラワー。
スイカパックン
スーパーマリオブラザーズ ワンダー』で登場。種を吐くパックンフラワー。

個別

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スナパックン
マリオカート ダブルダッシュ!!』に登場。アリ地獄の中にいる緑のパックン。倒せない。食べられると、コースアウト扱いとなる。
カベパックン
『マリオカート ダブルダッシュ!!』に登場。プレイヤーの邪魔をするパックンの壁。ぶつかってもスピンはしない。
パックンフラワーのブーケ
スーパーマリオオデッセイ』で登場。ブーケの花とリボンで飾られたパックンフラワー。

ボス

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ファイアパックン(ボス)
マリオストーリー』に登場。作中に登場するジャンボル島にあるグツグツ火山を住処にしており、他のパックンフラワーよりも大きく、2体の触手を連れて登場する。一度倒すと、炎を纏ったファイア状態になって復活する。この状態になると、通常状態よりも攻撃力が上がるが、水や冷気系統の攻撃が苦手となる。
ビッグパックン
スーパーマリオ ヨッシーアイランド』で初登場。カメックの魔法で巨大化したパックンフラワー。触手を持ち、口からプチパックンの種子を吐く。出ベソが弱点。巨大化する前に倒すことも可能。『マリオパーティ アドバンス』ではクッパが作ったバイオモンスターとして登場、プレイヤーとデュエルミニゲームで勝負する。『ヨッシーストーリー』では道を塞ぐようにして現れるが、タマゴ1個で倒せる。
クィーンフラワー
スーパーマリオRPG』に登場。マルガリータの部下のトンダリヤが育てた巨大なパックンフラワー。
最初はつぼみが現れ、何回かこのつぼみを倒していくと、トンダリヤから「少し刺激の強い水」を与えられ、本体が登場する。
マザーパックン
マリオ&ルイージRPG』に登場。卵から誕生する巨大なパックンフラワー。パックンフラワーを何度も生やしてくる。体色が変わり、毎ターン、自身と同じ色のパックンフラワーの分だけ体力を回復する。
マメパックン
『マリオ&ルイージRPG』に登場。マメーリア王国に生息するパックンフラワー。
ドロドロパックン
スーパーマリオサンシャイン』に登場。オヤ・マー博士が開発した「マジックブラシ」から書いたドロで生まれたパックンフラワー。最弱のボスで直接攻撃はしてこないが、周囲で発生する「プチプチ」という敵は攻撃してくる。黒や茶色、ピンクがある。口の中に水を3回入れると倒せるが、ある場所に登場するものは水を3回入れるとプチプチが大量発生し、さらにもう3回水を入れると倒せる。
ボスパックン
『スーパーマリオサンシャイン』『New スーパーマリオブラザーズ』などに登場。パックンフラワーのボス。空を飛ぶことができる。『ペーパーマリオ スーパーシール』では、ロイヤルシールの王冠を被った影響でギラギラになっている。『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではストーリーモード「亜空の使者」でボスとして登場。『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ではプレイアブルキャラクターとして登場するパックンフラワーの「最後の切りふだ」で登場する。その他の作品ではプレイアブルとしても登場している。その際にはクッパを上回るパワーキャラクターとして登場する。
ペーパーボスパックン
マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』に登場。ペーパーマリオシリーズに登場するボスパックンを、「ペーパーボスパックン」と呼ぶ。
ティーパックン
ペーパーマリオ カラースプラッシュ』に登場。ティーバッグを付けたボスパックン。
ビッグバンジーパックン
ヨッシーアイランドDS』に登場。カメックの魔法で巨大化したバンジーパックン。天井からぶら下がっており、急降下して攻撃する。触手を持ち、口からプチパックンの種子を吐く。口の中が弱点。
ディノパックン
スーパーマリオギャラクシー』の「エッグプラネットギャラクシー」に登場する最初のボス。恐竜型のパックンフラワー。獰猛で、マリオを見ると猪突猛進してくる。尻尾の先が岩のように固くなっており、これをスピンで弾いて頭にぶつけることでダメージを与える。シナリオを終盤まで進めると、パワーアップし炎をまとった黒い個体と再戦することになる。『スーパーマリオギャラクシー2』では「キングオブキングスギャラクシー」に登場する。
ディノパックンJr.
スーパーマリオギャラクシー2』の「空島ギャラクシー」に登場する最初のボス。前作のディノパックンは成長した状態で卵に篭っていたがこちらは正真正銘の幼体。ボスパックンに似た姿をしている。お尻が弱点となっているが、体を覆う卵のカラを壊さないとダメージを与えられない。

近種

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ポンポンフラワー
スーパーマリオランド』で登場。横に歩行しながら上に向かって毒花粉を飛ばす。
ゴロゴロパックン
スーパーマリオサンシャイン』で登場。見た目はドロドロパックンの頭。泥にまみれた状態で転がる球形のパックンフラワー。ゴロゴロパックンが転がった箇所には泥の跡がつく。ドロドロパックンに吐き出されるものと、どこからともなく現れて坂を下ってくるものがいるが、両者に違いはない。踏んで倒せるがメリットはない。唇が緑、牙がないので噛み付き攻撃ができないなどの特徴がある。
グーリンダイ
NewスーパーマリオブラザーズU』で登場。トゲがついた球形のパックンフラワー。
ドックンフラワー
マリオ&ルイージRPG3!!!』に登場。土管から姿を現し、毒の息を吹きかけてくる。茎にあたる部分はクッパの体内組織と繋がる管になっているため、他のパックンフラワーの類とは違って植物ではない。
ビックリフラワー
スーパーマリオギャラクシー2』に登場。一見すると足場として利用できる普通の花だが、口を開けた状態で獲物を待っている敵キャラクターである。マリオが乗ると口を閉じて食べようとしてくる。プロペラのようなもので浮遊している。
テクテクパックン
New スーパーマリオブラザーズ Wii』で初登場。茎の部分が足に進化したようなパックンフラワー。ワールド5とワールド6−3のみの登場で、首を伸ばしたり、一定距離の往復をしたりする。

他のゲームに登場した近種

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テスチタート (TESTITART)
ゼルダの伝説』に登場。取扱説明書には、「4方向に大きなハサミを持つパックンフラワー」の説明がある[10]

登場作品

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ほとんどのシリーズに何らかの形で登場しており、スーパーマリオシリーズのキャラクターの中でも最多クラスの登場回数となる。もとは『夢工場ドキドキパニック』だった『スーパーマリオUSA』を除くすべてのマリオとヨッシーのアクションシリーズに皆勤している唯一のキャラクター。

脚注

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注釈

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  1. ^ ピラニア草」の意。
  2. ^ 『スーパーマリオブラザーズ2』では通常種の上位互換として赤色を基調に黄色の斑点模様をしたパックンフラワーが登場している。
  3. ^ 『スーパーマリオワールド』説明書の敵キャラクター紹介によれば、吐いているものは種である。

出典

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  1. ^ スーパーマリオブラザーズ”. 任天堂. 2023年1月1日閲覧。
  2. ^ スーパーマリオブラザーズ2”. 任天堂. 2023年1月1日閲覧。
  3. ^ スーパーマリオブラザーズ2 取扱説明書”. 任天堂. 2023年1月1日閲覧。
  4. ^ スーパーマリオブラザーズ3”. 任天堂. 2023年1月1日閲覧。
  5. ^ スマブラ拳!! やくもの”. 任天堂. 2023年1月1日閲覧。
  6. ^ a b c スマブラSPに「パックンフラワー」が本日参戦! 更新データ(Ver. 2.0.0)配信開始のお知らせ”. 任天堂. 2023年1月1日閲覧。
  7. ^ a b 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL”. 任天堂. 2022年12月30日閲覧。
  8. ^ 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Direct 2018.11.1”. 任天堂. 2018年12月1日閲覧。
  9. ^ 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』インタビュー2 新ファイターの秘密に迫る!”. Nintendo DREAM WEB (2019年2月17日). 2020年7月11日閲覧。
  10. ^ ゼルダの伝説”. 任天堂. 2022年4月30日閲覧。

関連項目

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