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FNNニュースレポート11:30

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
FNNニュースレポート > FNNニュースレポート11:30
FNNニュースレポート11:30
ジャンル 報道番組
出演者 露木茂
須田哲夫
頼近美津子
小出美奈
永麻理
吉崎典子
石野紀代子
オープニング 作曲:たかしまあきひこ
製作
制作 フジテレビジョンFNN
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1982年4月1日[1] - 1987年9月30日
放送時間平日 11:30 - 12:00
放送枠フジテレビ系列昼ニュース枠
放送分30分
番組年表
前作サンケイテレニュースFNN(平日版)
次作FNNスピーク(平日版)
関連番組FNNニュースレポート5:30
FNNニュースレポート6:00
FNNニュースレポート23:00
FNNニュースレポート23:30
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FNNニュースレポート11:30』(エフエヌエヌニュースレポートいちいちさんまる)は、フジテレビ系列(FNN)で1982年4月1日[1]から1987年9月30日までにかけて放送された報道番組である。

概要

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従来、11:50から放送していた『サンケイテレニュースFNN』の開始時刻を1982年4月1日より11:30開始に繰り上げた事に伴い、このタイトルに改題された。当時の夕方(『FNNニュースレポート6:00』)や深夜(『FNNニュースレポート23:00』及び『23:30』)の全国ニュースと基本的なタイトルを合わせたことになる。スタジオセットは、当初は当時の『FNNニュース』統一セットの一部を使用していたが、後期は他のニュースレポートファミリーのスタジオセットがリニューアルするも、当番組のみがそれまでの統一セットを使い続ける格好となった[注 1]

別タイトルで放送していた関西テレビに配慮し、「こんにちは。〇曜日のお昼のニュース、(アナウンサー名)です。(アナウンサー名)です」とあいさつをしていた(『FNNスピーク』も同様)。

1985年8月13日放送では、前日の日本航空123便墜落事故で、ニュース番組としては最も早く現場から生中継し、かつ生存者がいたことをスクープした[2][3]

1987年9月30日をもって終了し、同年10月1日から『FNNスピーク』が放送開始し、同番組は2018年3月まで続く長寿報道番組となった。

オープニングの後、フジテレビでは『協力 サンケイ』と表示していた。

この番組の終了をもって、『ニュースレポート』を冠したフジテレビのニュース番組は消滅した。また、上記の理由から同時期に夜ニュースの『FNNニュース工場』も放送開始から半年足らずで終了し、『FNN DATE LINE』(FNN Date Line→DATE LINE)が新たに開始した。この一連のフジテレビの動きは、当時の新聞紙面でも「フジテレビから"ニュース"の文字が消えた」などと紹介されている。

なお、この番組のタイトルとしても用いられているレポートという用語についても、番組終了とほぼ同時期にリポートへ表記変更及び統一された[注 2]。それに伴い、番組終盤の天気予報のコーナータイトルも「お天気レポート」から「お天気リポート」へと変更されている。「お天気レポート」「お天気リポート」は土曜・日曜朝のニュース(フジテレビでは『産経テレニュースFNN』)でも使われていた。関西テレビなどは平日昼・土曜・日曜朝とも放送されなかった。

キャスター

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期間 男性 女性
1982.4.1 1984.7.13 露木茂1・2 頼近美津子
1984.7.16 1986.2.21 小出美奈
1986.2.24 1986.2.28 永麻理3
1986.3.3 1986.3.21 吉崎典子3
1986.3.24 1986.5.16 石野紀代子3
1986.5.19 1987.3.31 小出美奈4
1987.4.1 1987.9.30 須田哲夫2・4

  • 1 平日昼の『サンケイテレニュースFNN』から続投。
  • 2 平日昼前の情報番組ニュースコーナーを兼務(詳細は各番組のページを参照)。
  • 3 小出の一時休養に伴う代役。
  • 4 『FNNスピーク』も続投。

備考

放送時間

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  • 月〜金 11:30 - 12:00(JST

ネット状況

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ネット局

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「FNNニュースレポート11:30」ネット局
放送対象地域 放送局 放送当時の系列 備考
関東広域圏 フジテレビ(CX) FNN 基幹・制作局
北海道 北海道文化放送(UHB→uhb) 全国ニュースの後「道新ニュース」を放送
宮城県 仙台放送(OX)
秋田県 秋田テレビ(AKT) FNN/ANN→FNN
山形県 山形テレビ(YTS) FNN 現在はANN系列
福島県 福島テレビ(FTV) JNNを脱退、FNNに加盟した1983年4月1日から
それまでは『JNNニュース』をネット
新潟県 新潟総合テレビ(NST) 現・NST新潟総合テレビ
ANNを脱退してから最初の放送日である1983年10月3日から
それまでは『ANNニュースライナー』をネット
長野県 長野放送(NBS)
静岡県 テレビ静岡(SUT)
富山県 富山テレビ(T34)[1] 現・BBT
石川県 石川テレビ(ITC)[1] 協力:北陸中日新聞
福井県 福井テレビ(FTB)[1] 全国ニュースの後「福井新聞ニュース」を放送、協力:中日新聞
中京広域圏 東海テレビ(THK)
近畿広域圏 関西テレビ(KTV) KTVワイドニュース』に改題
島根県鳥取県 山陰中央テレビ(TSK)
岡山県・香川県 岡山放送(OHK)
広島県 テレビ新広島(TSS)
愛媛県 愛媛放送(EBC) 現・テレビ愛媛
福岡県 テレビ西日本(TNC) TNCニュースレポート11:30』に改題
佐賀県 サガテレビ(STS)
鹿児島県 鹿児島テレビ(KTS) NNN/FNN/ANN→NNN/FNN 1985年3月29日まで。
1985年4月1日から『NNN昼のニュース』をネット[注 3]
沖縄県 沖縄テレビ(OTV) FNN

脚注

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注釈

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  1. ^ 統一セットのうち、従来『11:30』が使用していたスペースのみを残し、他の部分は新デザインにリニューアルした。また、従来の統一セットは番組及び時間帯によって背景の色合いを変える演出がなされており、昼から深夜にかけてはオレンジ色となっていた。
  2. ^ 加盟している日本新聞協会共同通信社などの表記統一に合わせたことも理由のひとつである。
  3. ^ 後継番組のFNNスピークは鹿児島讀賣テレビ開局に伴いFNN系列に一本化された1994年4月1日からネット開始。

出典

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  1. ^ a b c d e 北國新聞』1982年4月1日付朝刊、テレビ欄。
  2. ^ 日本民間放送連盟(編)「報道の眼 動転しながらも必死に中継 初めての取材、日航機墜落事故 / 山口真」『月刊民放』第15巻第10号、日本民間放送連盟、1985年10月1日、34 - 35頁、NDLJP:3470998/18 
  3. ^ 「放送」『月刊アドバタイジング』第30巻第10号、電通、1985年9月25日、71頁、NDLJP:2262041/37 

関連項目

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フジテレビおよびFNN系列 平日昼のFNNニュース
前番組 番組名 次番組
FNNニュースレポート11:30
フジテレビ 平日11時台後半枠
11:00-リビング11
11:45-奥さまクッキング
11:50-サンケイテレニュースFNN
FNNニュースレポート11:30
FNNスピーク