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ボブ・マカドゥー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ボブ・マッカドゥーから転送)
ボブ・マカドゥー
Bob McAdoo
1973年のマカドゥー
引退
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1951-09-25) 1951年9月25日(73歳)
出身地 ノースカロライナ州グリーンズボロ
身長(現役時) 206cm (6 ft 9 in)
体重(現役時) 95kg (209 lb)
キャリア情報
高校 ベン・L・スミス高等学校 (ノースカロライナ州グリーンズボロ)
大学 ビンセンズ大学英語版 (1969–1971)
ノースカロライナ大学 (1971–1972)
NBAドラフト 1972年 / 1巡目 / 全体2位[1]
プロ選手期間 1972年–1992年
ポジション C / PF
背番号歴 11, 21
指導者期間 1995年–2014年
経歴
選手時代:
19721976バッファロー・ブレーブス
19761979ニューヨーク・ニックス
1979ボストン・セルティックス
19791981デトロイト・ピストンズ
1981ニュージャージー・ネッツ
19811985ロサンゼルス・レイカーズ
1986フィラデルフィア・76ers
1986–1990イタリアの旗 オリンピア・ミラノ
1990–1992イタリアの旗 フィラント・フォルリ
1992イタリアの旗 チームシステム・ファブリアーノ
コーチ時代:
19952014マイアミ・ヒート (AC)
受賞歴

選手時代


コーチ時代

NBA通算成績
得点数 18,787 (22.1 ppg)
リバウンド数 8,048 (9.4 rpg)
ブロック数 1,147 (1.5 bpg)
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
バスケットボール殿堂入り選手 (詳細)
カレッジバスケットボール殿堂入り (2006年)

ロバート・アレン・マカドゥー (Robert Allen McAdoo, 1951年9月25日 - ) は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州グリーンズボロ出身の元プロバスケットボール選手。NBAイタリアで活躍した。ポジションはセンターまたはパワーフォワードジェームズ・マイケル・マカドゥーは又従兄弟の息子にあたる。

経歴

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ノースカロライナ大学出身。1972年のNBAドラフト2位でバッファロー・ブレーブスに指名される。新人ながら大活躍しルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)を獲得する。1973-74シーズンから3年連続で得点王を獲得し、1975年にはシーズンMVPに輝く。短期間ながらブレーブスの黄金期を作った。76年12月に、シーズンの途中にニューヨーク・ニックスにトレードされる。以後は4年で3チームを転々とした。

1981-82シーズンからロサンゼルス・レイカーズに移籍。マカドゥーはマジック・ジョンソンカリーム・アブドゥル・ジャバーが展開した「ショータイム・バスケット」をリザーブとして支えて1982年と1985年の2度の優勝に貢献した。

1985-86シーズンにフィラデルフィア・76ersに移籍した後は、イタリアのプロバスケットボールリーグで7年間活躍した。

引退後

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2000年にマカドゥーは殿堂入りした。マカドゥーは、NBA最優秀選手を受賞したのにNBA50周年記念オールタイムチームに選ばれなかった唯一の選手になる。2008年には、ユーロリーグ史上の偉大な50人に選ばれている。

また、1995年から2014年にかけては、マイアミ・ヒートのアシスタントコーチを務め、3回のNBAチャンピオンを経験した。

NBA個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ
  優勝シーズン     リーグリーダー

レギュラーシーズン

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1972–73 BUF 80 32.0 .452 .774 9.1 1.7 18.0
1973–74 74 43.0 .547* .793 15.1 2.3 1.2 3.3 30.6*
1974–75 82 43.2* .512 .805 14.1 2.2 1.1 2.1 34.5*
1975–76 78 42.7* .487 .762 12.4 4.0 1.2 2.1 31.1*
1976–77 20 38.4 .455 .696 13.2 3.3 0.8 1.7 23.7
1976–77 NYK 52 39.1 .534 .757 12.7 2.7 1.2 1.3 26.7
1977–78 79 40.3 .520 .727 12.8 3.8 1.3 1.6 26.5
1978–79 40 39.9 .541 .651 9.5 3.2 1.6 1.2 26.9
1978–79 BOS 20 31.9 .500 .670 7.1 2.0 0.6 1.0 20.6
1979–80 DET 58 36.2 .480 .125 .730 8.1 3.4 1.3 1.1 21.1
1980–81 6 28.0 .366 .600 6.8 3.3 1.3 1.2 12.0
1980–81 NJN 10 15.3 .507 .000 .810 2.6 1.0 0.9 0.6 9.3
1981–82 LAL 41 0 18.2 .458 .000 .714 3.9 0.8 0.5 0.9 9.6
1982–83 47 1 21.7 .520 .000 .730 5.3 0.8 0.9 0.9 15.0
1983–84 70 0 20.8 .471 .000 .803 4.1 1.1 0.6 0.7 13.1
1984–85 66 0 19.0 .520 .000 .753 4.5 1.0 0.3 0.8 10.5
1985–86 PHI 29 0 21.0 .462 .765 3.6 1.2 0.3 0.6 10.1
通算 852 1 33.2 .503 .081 .754 9.4 2.3 1.0 1.5 22.1
オールスター 5 3 25.2 .578 .737 6.0 1.2 0.8 0.4 17.6

プレーオフ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1974 BUF 6 45.2 .478 .809 13.7 1.5 1.0 2.2 31.7
1975 7 46.7* .481 .740 13.4 1.4 0.9 2.7 37.4*
1976 9 45.1* .451 .707 14.2 3.2 0.8 2.0 28.0
1978 NYK 6 39.7 .484 .600 9.7 3.8 1.2 2.0 23.8
1982 LAL 14 27.7 .564 .681 6.8 1.6 0.7 1.5 16.7
1983 8 20.8 .440 .333 .786 5.8 0.6 1.4 1.3 10.9
1984 20 22.4 .516 .000 .704 5.4 0.6 0.6 1.4 14.0
1985 19 0 20.9 .472 .000 .745 4.5 0.8 0.5 1.4 11.4
1986 PHI 5 0 14.6 .556 .875 2.8 0.4 0.8 1.0 10.8
通算 94 0 28.9 .491 .250 .724 7.6 1.4 0.8 1.6 18.3

通算成績と受賞歴

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主な受賞

  • 1、NBA最優秀選手(1975)
  • 2、新人王(1973)
  • 3、得点王(1974、1975、1976)
  • 4、フィールドゴール成功率1位(1974)
  • 5、オールNBAファーストチーム(1975)
  • 6、オールNBAセカンドチーム(1974)
  • 7、2000年に殿堂入り

NBAの通算成績

  • 18787得点
  • 8048リバウンド
  • 1951アシスト

脚注

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外部リンク

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