マルセル・シュロッター
マルセル・シュロッター | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2015年 カタルーニャGP | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 |
1993年1月2日(31歳)[1] バイエルン州 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
現在のチーム | Liqui Moly Intact GP | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゼッケン | 23 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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マルセル・シュロッター[2] ( Marcel Schrötter, 1993年1月2日 - ) は、ドイツ・バイエルン州フィルゲルツホーフェン出身のオートバイレーサー。
経歴
[編集]キャリア初期
[編集]シュロッターの初レースは1996年、3歳のときにヤマハ・PW50を駆り出場したライヒリングでのモトクロスレースだった。2002年、9歳のときにはポケバイレース(DMSB/dmsj-Pocket-Bike-Nachwuchs-Cup)のチャンピオンとなった。2003年からはADACミニバイクカップに参戦を開始、2005年からは5度の世界チャンピオンに輝いたアントン・マンクの指導を受けるようになり、ホッケンハイムリンクやザルツブルクリンクでトレーニングを受けた[3]。2005年は1勝を挙げてシリーズ3位、2006年は4勝でシリーズ2位と成績を伸ばしていった。
ドイツ選手権等での活躍
[編集]2007年、マンクのチームからドイツロードレース選手権(IDM)125ccクラスに、ホンダ・RS125Rを駆って参戦を開始した。14歳のシュロッターは開幕戦のラウジッツリンクでいきなり2位表彰台に立つ等の活躍を見せ、シリーズランキング5位でデビューイヤーを終えた[4]。
翌2008年シーズンには、開幕戦ラウジッツリンクで初優勝を果たした。その後も4勝を挙げ、オランダのジョーイ・リットジェーンを破ってシリーズ2年目にしてチャンピオンに輝いた[5]。またこの年はスペインロードレース選手権(CEV)125ccクラスにもスポット参戦し、初戦のバレンシアでいきなり勝利を挙げる活躍を見せた[6]。
2009年もIDM125ccに継続参戦し、全8戦中7勝・残りの1戦でも2位に入る圧倒的な強さを見せ、16歳のシュロッターはIDM125ccクラス史上2人目のタイトル防衛を果たした。またこの年の11月にアルバセテ・サーキットで開催されたヨーロッパ選手権レース[7]でも勝利を収めた[8]。
ロードレース世界選手権 125ccクラス
[編集]シュロッターのグランプリデビューは2008年、ザクセンリンクで開催されたロードレース世界選手権第10戦ドイツGPへのワイルドカード参戦だった。そのレースでは13位で完走し、ポイントを獲得することができた。
翌2009年は3戦にワイルドカード参戦し、第9戦ドイツGPではフロントロウ(予選4番手)を獲得、最終戦バレンシアGPでは5位で完走するなどの活躍を見せた。
2010年、シュロッターはインターウェッテン・チームからロードレース世界選手権125ccクラスにフル参戦デビューを果たした。マシンはこれまでと同じく、メーカーでの開発が事実上止まってから久しいホンダ・RS125Rであり、ピアジオ勢(アプリリア、デルビ)の最新型ファクトリーマシンが多数参戦する中では厳しい体制となった。シーズン最高位は第2戦スペインGPと最終戦バレンシアGPでの12位に留まり、年間ランキング18位に終わった。
2011年シーズンはインドのマヒンドラブランドのマシンで125ccクラス最後のシーズンを戦う。マシンを実際に制作しチームを運営するのは、2003年以降マラグーティ→ロンシン→ランブレッタとサポート企業を変えながら参戦を続けているイタリアのエンジン・エンジニアリング社である[9]。
スーパースポーツ世界選手権
[編集]2022年は、スーパースポーツ世界選手権にMVアグスタでオーストラリアラウンドから参戦[10]。
ロードレース世界選手権 戦績
[編集]シーズン | クラス | チーム | メーカー | マシン | 出走 | 優勝 | 表彰台 | PP | FL | ポイント | シリーズ順位 |
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2008年 | 125cc | トニ・マンク・チーム | ホンダ | RS125R | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 29位 |
2009年 | 125cc | トニ・マンク・チーム | ホンダ | RS125R | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 18 | 23位 |
2010年 | 125cc | インターウェッテン・ホンダ125 | ホンダ | RS125R | 17 | 0 | 0 | 0 | 0 | 27 | 18位 |
2011年 | 125cc | マヒンドラ・アンド・マヒンドラ | マヒンドラ | GP125 | 17 | 0 | 0 | 0 | 0 | 36 | 15位 |
2020年 | Moto2 | Liqui Moly Intact GP | カレックス | Moto2 | 15 | 0 | 1 | 0 | 0 | 81 | 9位 |
2021年 | Moto2 | 18 | 0 | 0 | 0 | 0 | 98 | 10位 | |||
2022年 | Moto2 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 123.5 | 11位 | |||
合計 | 227 | 0 | 5 | 3 | 0 | 919.5 |
- * 第8戦終了時点
脚注
[編集]- ^ “Marcel Schrötter”. motogp.com (Dorna Sports) 25 July 2011閲覧。
- ^ マルセル・シュレッターとも
- ^ http://www.toni-mang.de/site/html/nachwuchsfoerderung/index.htm
- ^ http://www.idm.de/dokumente/07_IDM_125_Punkte.pdf
- ^ http://www.idm.de/dokumente/08_IDM_125_Punkte.pdf
- ^ “アーカイブされたコピー”. 2011年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年5月10日閲覧。
- ^ 2008年からはシリーズ戦ではなく、1レース限りのイベントとなっている。
- ^ http://www.uem-moto.eu/Sports/RoadRacing/EuropeanChampionshipAlbacete2009/tabid/845/Default.aspx
- ^ http://www.motogp.com/ja/news/2010/mahindra+lineup+for+2011
- ^ “Marcel Schrötter meninggalkan Moto2 untuk balapan dengan MV Agusta di WSSP pada tahun 2023” (インドネシア語). 2024年10月15日閲覧。