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洲本港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミニボートピア洲本から転送)
洲本港
洲本港
所在地
日本の旗 日本
所在地 兵庫県洲本市海岸通一丁目11-1
(ポートターミナル)
座標 北緯34度20分49.89秒 東経134度54分1.03秒 / 北緯34.3471917度 東経134.9002861度 / 34.3471917; 134.9002861
詳細
管理者 兵庫県
種類 地方港湾
港則法適用港
統計
統計年度 2010年(平成22年)
発着数 減少127(貨客船)減少208(貨物)
減少24,236(その他)
貨物取扱量 増加28,220t
主要移入品 石油製品、砂利・砂
洲本ポートターミナル
社会実験運航中の洲本深日ライン

洲本港(すもとこう)は、兵庫県洲本市海岸通一丁目にある、兵庫県管理の地方港湾である。

概要

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かつては大阪港神戸港などへの船が発着する淡路島の交通の要衝であったが、神戸淡路鳴門自動車道の全線開通で本州四国と陸続きになったことで、旅客・貨物とも自動車輸送へのシフトが顕著となり、2018年関西国際空港行きが休止されたのを最後に定期運航の旅客航路は就航していない(2024年8月現在)。

現在は、2017年より社会実験として運航を開始した深日港行きが、「深日洲本ライナー」としてほぼ毎年期間限定で運航されている(詳細は深日港#船旅活性化モデル地区認定による試験運航を参照)。

隣接するビル「洲本ポートターミナル」にはかつて高速バスターミナル機能があった。現在は淡路島テレビジョンケーブルテレビ局)と競艇場外発売場[1]が入居している。

歴史

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かつては洲本川の河口と直結しており、大雨時に市街地が洪水になることや、砂の堆積によって大型船が停泊できなくなるなどの問題があった。明治時代に洲本川が改修されて港の近代化が図られ、神戸港・大阪港からの玄関口として機能した。また貨物輸送も盛んで、淡路紡績(のちの鐘紡)の誘致にも成功した。

1985年昭和60年)に大鳴門橋が開通し、高速道路徳島県側から津名一宮インターチェンジまで整備され、さらに島北部の津名港が埋立地の造成によって整備された。これにより神戸港・大阪港発着便は津名港にも寄港するようになり、洲本港の役割は小さくなっていった。それでも1998年平成10年)の明石海峡大橋開通までは、旅客船においては神戸港中突堤・大阪港天保山・関西国際空港行き(共同汽船)、深日港行き(深日海運)の客船・高速艇が運航されていた。

明石海峡大橋開通後は神戸・大阪行きが廃止され、残る深日港行きも関西国際空港行きへの変更を経て廃止、のちに淡路開発事業団により洲本パールラインとして運航されたが、2007年平成19年)4月1日で休止した。貨物船の入港も石灰石輸送を中心に相当数あったが、道路開通により激減した。

明石海峡大橋開通後、「洲本ポートターミナル」は高速バス乗り場として機能していたが、1999年4月1日からは洲本内港の埋立により造成された洲本バスセンターに機能を移した。

2016年4月1日付けで、沼島汽船が週3往復(火・木・土)運航していた沼島行きが休止[2]されたことで、旅客定期船は全て姿を消した。その後2017年7月9日から淡路関空ラインが関西国際空港(ポートターミナル)行きを1日5便で運航開始。同路線は2007年以来10年ぶりの復活となった[3]が、2018年7月14日を以て休航となった。

2017年以降は上述の深日港行きの期間運航が行われている。同路線は18年ぶりの復活であった[4]

周辺

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出典

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  1. ^ ボートレースチケットショップ洲本 - 2024年8月30日閲覧
  2. ^ 沼島汽船洲本線休止のお知らせ”. 洲本市. 2016年8月12日閲覧。
  3. ^ 洲本-関空航路9日再開 10年ぶり、1日5往復”. 神戸新聞. 2017年7月5日閲覧。
  4. ^ 洲本港-深日港航路社会実験運航について”. 洲本市. 2017年7月4日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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