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ランボルギーニ・セストエレメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ランボルギーニ・セストエレメント
概要
製造国 イタリアの旗 イタリア
ボディ
ボディタイプ 2ドアクーペ
駆動方式 AWD
パワートレイン
エンジン 5204cc 5.2LV型10気筒 DOHC 40バルブ
最高出力 570PS(419kW)/8,000rpm
最大トルク 540Nm/6,500rpm
変速機 6速セミAT
車両寸法
ホイールベース 2,560mm
全長 4,580mm
全幅 2,045mm
全高 1,135mm
車両重量 999kg
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ランボルギーニ・セストエレメント (Lamborghini Sesto Elemento) は、イタリアの自動車メーカー、ランボルギーニから20台限定で生産・発売されたサーキット専用のスーパーカーである。

価格は2億円以上。2010年のパリモーターショーで発表された。Sesto Elementoはイタリア語で「6番目の元素」の意味で、原子番号6の元素である炭素(カーボン)を表している。

設計と仕様

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セストエレメントはランボルギーニ製の6速セミATと全輪駆動システム、ガヤルド スーパーレジェーラと共通の5.2L V10エンジンを搭載し、最高出力570PS(419kW;562hp)、最大トルク540Nm(398lbf・ft)を発揮する。シャーシ、ボディ、ドライブシャフトサスペンションの各コンポーネントをカーボンファイバーで製造し、車両重量を999kgにまで削減した[1]

エンジンはエンジンカバーに配置された6つの六角形のダクトを通じて冷却され、マフラーはリアウィングの付け根に配置されている。0-100km/hのタイムは2,5秒、0-200km/hは8.0秒最高速度は356km/hと公表されている。

セストエレメントにはエアコンステレオなどの装備はなく、ダッシュボードも取り付けられておらず、内装はむき出しになっている。一般的なシートも取り付けられておらず、フォームパッドがカーボンファイバーシャーシに直接接着されている。

製造

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ランボルギーニは2010年のパリモーターショーでセストエレメントを発表した。しかし、この時点ではセストエレメントは販売される予定はなかったが、市販化を求める要望が相次いだため、2011年半ばにランボルギーニはセストエレメントを20台限定で発売する計画を発表した。価格は292万米ドル(約3億6000万円)。生産時には20台全てが完売していた。セストエレメントはヴェネーノが販売されるまで、ランボルギーニ史上最も高額な車種だった。

脚注

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  1. ^ Valdes-Dapena, Peter (17 August 2012). “Lamborghini's $2.2 million Sesto Elemento super car”. CNN. 28 November 2012閲覧。

参考

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  • [ランボルギーニの限定車③]セストエレメントの開発はランボルギーニのカーボン技術を大きく進化させた[1]
  • 狂気のコンセプトカー「セストエレメント」(2010) {ランボルギーニヒストリー}[2]
  • わずか999キロの超軽量スポーツカー「ランボルギーニ セストエレメント」[3]
  • ランボルギーニの希少な限定車 セストエレメントが中古車市場に登場![4]
  • ランボルギーニの220万ドルのスーパーカー セストエレメント (英語版)[5]
  • 6番目の元素:ランボルギーニ セストエレメントの炭素繊維技術[6]

関連項目

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外部リンク

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ランボルギーニ S.p.A. ロードカータイムライン 1963-
タイプ 1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3
MR(含ミッドシップ4駆) V12 ミウラ カウンタック ディアブロ ムルシエラゴ アヴェンタドール レヴエルト
イオタ レヴェントン ヴェネーノ チェンテナリオ エッセンツァ シアン カウンタック
V8/V10 シルエット ジャルパ ガヤルド ウラカン
2+2 ウラッコ
FR GT 350GT
2+2 400GT イスレロ ハラマ
エスパーダ
クロスカントリー4WD
SUV
LM002 ウルス
オーナー
親会社
フェルッチオ・ランボルギーニ ロセッティ、
レイマー
イタリア政府管理下 ミムラン クライスラー メガテック Vパワー アウディ
試作レーシングカー: ランボルギーニ・イオタ(1969)、ランボルギーニ・ハラマRS(1973)、ランボルギーニ・ウラッコ・ラリー(1973)
コンセプトカー: ランボルギーニ・エストーケ(2008)、ランボルギーニ・エゴイスタ(2013)、ランボルギーニ・アステリオン(2014)、ランボルギーニ・テルツォ ミッレニオ(2017)
人物: フェルッチオ・ランボルギーニジャンパオロ・ダラーラマルチェロ・ガンディーニパオロ・スタンツァーニ
公式WEBサイト: Automobili Lamborghini Holding Spa