三河楠駅
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三河楠駅 | |
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廃止前の三河楠駅(2004年) | |
みかわくす MIKAWA KUSU | |
◄三河平坂 (1.1 km) (2.0 km) 寺津► | |
所在地 | 愛知県西尾市楠村町 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 三河線 |
キロ程 | 24.4 km(知立起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
84人/日(降車客含まず) -2003年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)9月1日 |
廃止年月日 | 2004年(平成16年)4月1日 |
三河楠駅(みかわくすえき)は、かつて愛知県西尾市楠村町にあった名古屋鉄道三河線の駅(廃駅)である。
歴史
[編集]- 1926年(大正15年)9月1日:大浜港(のちの碧南) - 神谷(のちの松木島)間(当時:三河鉄道)の開通に伴い開業[1]。
- 1941年(昭和16年)6月1日:三河鉄道が名古屋鉄道に合併。同社三河線の駅となる。
- 1956年(昭和31年)1月5日:貨物営業廃止[2]。
- 1958年(昭和33年)2月23日:無人化[3]。
- 1990年(平成2年)7月1日:碧南 - 吉良吉田間の電化設備廃止[4]。レールバス(キハ20形)の営業開始[4]。
- 2004年(平成16年)4月1日:廃止[1]。
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廃止前のホーム(2004年)
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廃止後の三河楠駅(2007年)
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ホーム跡が撤去された三河楠駅(2019年)
駅の構造
[編集]ホーム1面1線の停留場であった。昔あったと思われる交換設備の跡や、貨物用ホームが残っていた。駅南には県道を跨ぐ高架橋があった。なお、この高架橋については、寺津駅の頁で詳しく述べる。
配線図
[編集] ← 碧南方面 |
→ 吉良吉田方面 |
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凡例 出典:[5] |
利用状況
[編集]- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は203人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中317位、 三河線(38駅)中33位であった[6]。
- 『愛知統計年鑑』によると2003年度の乗車人員は1日平均84人であった[7]。2003年度までの1日平均乗車人員は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
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1998年 | 85 [8] |
1999年 | 75 [9] |
2000年 | 63 [10] |
2001年 | 59 [11] |
2002年 | 64 [12] |
2003年 | 84 [7] |
駅周辺
[編集]バス路線
[編集]三河線の碧南 - 吉良吉田間の廃止に伴う代替バスとして、ふれんどバスが運行されている。なお、駅跡地付近にある同路線の停留所は「平坂港前」と「楠村」の2ヵ所であり、ともに駅跡の西側に設けられている。なお、六万石くるりんバスは駅跡の東側に「富山」停留所を設けている。
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平坂港前バス停
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楠村バス停
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、45頁。ISBN 978-4107900258。
- ^ 神谷力(編)『三河を走って85年―三河線・挙母線とともに歩んだ郷土の歴史と文化』郷土文化社、2000年、88頁。ISBN 978-4876701292。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、870頁。
- ^ a b “三河線も一部ワンマンに 名鉄、来月レールバス投入”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1990年6月23日)
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第473号 1986年12月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、付図「名古屋鉄道路線略図」
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ a b 平成17年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
- ^ 平成12年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
- ^ 平成13年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
- ^ 平成14年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
- ^ 平成15年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
- ^ 平成16年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員