コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

三河楠駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三河楠駅
廃止前の三河楠駅(2004年)
みかわくす
MIKAWA KUSU
三河平坂 (1.1 km)
(2.0 km) 寺津
地図
所在地 愛知県西尾市楠村町
北緯34度51分16秒 東経137度01分11秒 / 北緯34.854475度 東経137.019746度 / 34.854475; 137.019746座標: 北緯34度51分16秒 東経137度01分11秒 / 北緯34.854475度 東経137.019746度 / 34.854475; 137.019746
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 三河線
キロ程 24.4 km(知立起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
84人/日(降車客含まず)
-2003年-
開業年月日 1926年大正15年)9月1日
廃止年月日 2004年平成16年)4月1日
テンプレートを表示

三河楠駅(みかわくすえき)は、かつて愛知県西尾市楠村町にあった名古屋鉄道三河線廃駅)である。

歴史

[編集]

駅の構造

[編集]

ホーム1面1線の停留場であった。昔あったと思われる交換設備の跡や、貨物用ホームが残っていた。駅南には県道を跨ぐ高架橋があった。なお、この高架橋については、寺津駅の頁で詳しく述べる。

配線図

[編集]
三河楠駅 構内配線略図

碧南方面
三河楠駅 構内配線略図
吉良吉田方面
凡例
出典:[5]


利用状況

[編集]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は203人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線田神線美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中317位、 三河線(38駅)中33位であった[6]
  • 『愛知統計年鑑』によると2003年度の乗車人員は1日平均84人であった[7]。2003年度までの1日平均乗車人員は下表の通り。
年度 1日平均
乗車人員
1998年 85 [8]
1999年 75 [9]
2000年 63 [10]
2001年 59 [11]
2002年 64 [12]
2003年 84 [7]

駅周辺

[編集]

バス路線

[編集]

三河線の碧南 - 吉良吉田間の廃止に伴う代替バスとして、ふれんどバスが運行されている。なお、駅跡地付近にある同路線の停留所は「平坂港前」と「楠村」の2ヵ所であり、ともに駅跡の西側に設けられている。なお、六万石くるりんバスは駅跡の東側に「富山」停留所を設けている。

隣の駅

[編集]
名古屋鉄道
三河線(廃止区間)
三河平坂駅 - 三河楠駅 - 寺津駅

脚注

[編集]
  1. ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、45頁。ISBN 978-4107900258 
  2. ^ 神谷力(編)『三河を走って85年―三河線・挙母線とともに歩んだ郷土の歴史と文化』郷土文化社、2000年、88頁。ISBN 978-4876701292 
  3. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、870頁。 
  4. ^ a b “三河線も一部ワンマンに 名鉄、来月レールバス投入”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1990年6月23日) 
  5. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第473号 1986年12月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、付図「名古屋鉄道路線略図」
  6. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  7. ^ a b 平成17年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
  8. ^ 平成12年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
  9. ^ 平成13年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
  10. ^ 平成14年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
  11. ^ 平成15年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
  12. ^ 平成16年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員

関連項目

[編集]