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上野渉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

上野 渉(うえの わたる、1990年8月2日-)は日本陸上競技選手。専門は長距離福岡県宗像市出身。身長171cm、体重53kg。宗像市立日の里西小学校、宗像市立日の里中学校仙台育英学園高等学校駒澤大学法学部政治学科卒業。現役時代はHondaに所属した。

来歴・人物

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日の里中学校時代に陸上競技を初め、2年時に全日本中学校選手権3000m2位、全国中学駅伝優勝。3年時に全日本中学校選手権3000m優勝の実績を上げる。

仙台育英高校進学後、1年時の兵庫国体3000mで3位入賞。2年時の第58回全国高校駅伝で1区を務め優勝に貢献し、3年時の第59回全国高校駅伝ではのちにチームメイトになる千葉健太佐久長聖高校)と競り合い1区区間賞を獲得した。同年のインターハイでは5000mで5位入賞(日本人3位)。

駒澤大学進学後、1年生で5000m13分台・10000m28分台に突入。第86回箱根駅伝予選会(20km)では1時間00分17秒の個人16位(チーム内4位)と健闘するも、本戦は故障で当日エントリー変更となった。第41回全日本大学駅伝では1区を務め区間9位。

2年時の第22回出雲駅伝では5区で区間賞・区間新記録を樹立。第42回全日本大学駅伝ではエースの集う2区で鎧坂哲哉大迫傑柏原竜二に次ぐ区間5位。第87回箱根駅伝では3区区間5位。

3年時は第96回日本陸上選手権5000mで7位入賞。第23回出雲駅伝では2区で区間新記録(区間2位)。第43回全日本大学駅伝では4区区間賞でチームの優勝に貢献した。第88回箱根駅伝は7区区間2位。3月の日本学生ハーフマラソンでは大幅な自己ベストを記録した。

最終学年では主将に就任。トレードマークであった眼鏡をコンタクトレンズに切り替えた。第97回日本陸上選手権5000mでは6位に入り2年連続の入賞。第24回出雲駅伝は3区区間11位と振るわずチームは5位と惨敗。第44回全日本大学駅伝では2年連続で4区を任され、区間4位で連覇・大会新記録に貢献した。第89回箱根駅伝では9区で区間賞・3人抜きの快走を見せ、チームの復路優勝に貢献した。

卒業後はHondaに入社。ニューイヤー駅伝では2014年1区区間11位、2015年7区区間9位、2018年7区区間10位と安定した成績を残した。2019年度をもって現役引退。

記録

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自己ベスト

  • 5000m:13分46秒79(2011年9月25日 日体大記録会)
  • 10000m:28分34秒72(2019年11月30日 日体大記録会)
  • ハーフマラソン:1時間02分15秒(2019年2月3日 丸亀ハーフマラソン
  • マラソン:2時間24分08秒(2016年2月14日 延岡西日本マラソン

日本代表選出

関連人物

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脚注

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