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上野田 (さいたま市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 埼玉県 > さいたま市 > 緑区 (さいたま市) > 上野田 (さいたま市)
上野田
トレーニングセンター北側の農地
トレーニングセンター北側の農地
■上野田の位置(埼玉県内)
■上野田
上野田
上野田の位置
北緯35度54分33.84秒 東経139度41分52.61秒 / 北緯35.9094000度 東経139.6979472度 / 35.9094000; 139.6979472
日本の旗 日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
緑区
地域 浦和地区
人口
2017年(平成29年)9月1日現在)[1]
 • 合計 728人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
336-0977[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮

上野田(かみのだ)は、埼玉県さいたま市緑区大字郵便番号は336-0977[2]

地理

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さいたま市緑区北東部の大宮台地[4](鳩ヶ谷支台)上に位置する。浦和美園駅からは遠く、全体的に畑地が多い。西には見沼代用水東縁が流れ、天久保用水を分水し、東には伝右川が流れる。地区の中央には浦和競馬場野田トレーニングセンターがある。かつて特別天然記念物に指定されていた野田のさぎ山があった。

縄文後期の遺跡である諏訪台遺跡が地区内に存在する[4]

歴史

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もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡南部領に属する上野田村[4]および染谷新田であった[5]。染谷新田は1615年慶長20年/元和元年)9月25日の検地帳より見出されていて、のちに新染谷村に改称されていた[6]。大字上野田の南部がかつての上野田村、北部(宝永地区)がかつての新染谷村にあたる[7]

世帯数と人口

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2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
上野田 310世帯 728人

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[13]

番地 小学校 中学校
全域 さいたま市立野田小学校 さいたま市立美園中学校

交通

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鉄道

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地区内に鉄道は敷設されていない。およそ2 kmほど離れて浦和美園駅などがある。

路線バス

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道路

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施設

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地区内に共立薬科大学浦和分校および附属薬用植物園が立地していた[7]。現在は慶應義塾大学浦和共立キャンパスとなっている。

脚注

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  1. ^ a b さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月3日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』268頁。
  5. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 521-522頁。
  6. ^ a b c 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 489頁。
  7. ^ a b c d e 『わがまち浦和』 200頁。
  8. ^ 「旧高旧領取調帳データベース」の検索結果も参照。
  9. ^ 野田小学校の歴史 - さいたま市立野田小学校. 2019年1月28日閲覧。
  10. ^ a b c 『わがまち浦和』 巻末付録(頁番号なし)。
  11. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1420頁。
  12. ^ さいたま市 区政概要(平成30年度版)” (PDF). さいたま市. p. 7 (2018年8月). 2019年1月27日閲覧。
  13. ^ さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。

参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104 
  • 浦和市総務部市史編さん室『わがまち浦和―地域別案内』浦和市、1982年11月30日。全国書誌番号:83024476NCID BN10203371 
  • 旧高旧領取調帳データベース

関連項目

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外部リンク

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