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大門 (さいたま市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 埼玉県 > さいたま市 > 緑区 (さいたま市) > 大門 (さいたま市)
大門
大門宿表門
大門宿表門
■大門の位置(埼玉県内)
■大門
大門
大門の位置
北緯35度53分04.09秒 東経139度43分52.13秒 / 北緯35.8844694度 東経139.7311472度 / 35.8844694; 139.7311472
日本の旗 日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
緑区
地域 浦和地区
人口
2018年平成30年)7月1日時点)[1]
 • 合計 8,702人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
336-0963[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮

大門(だいもん)は、埼玉県さいたま市緑区大字郵便番号は336-0963[2]

地理

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さいたま市緑区東部の大宮台地(鳩ヶ谷支台)上に位置する。浦和美園駅に近接する地区として区画整理が行われている。かつては東大門の全域や美園の一部も大門であったが、区画整理完了による町名地番変更が行われ、大門から外れている。美園の成立により、綾瀬川左岸に飛地が生じた。

かつて、日光御成街道大門宿があった。また、昭和初期に短期間だけ営業していた武州鉄道の駅として武州大門駅・下大門駅があった。線路跡には東北自動車道が走る。

地価

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住宅地の地価は、2017年平成29年)1月1日公示地価によれば、大字大門字内町4398-5の地点で17万6000円/m2となっている[4]

歴史

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もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡三沼(見沼)領に属する大門町、古くは室町期より見出せる足立郡のうちの大門であった[5]

世帯数と人口

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2017年平成29年)9月1日時点の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
大門 3,132世帯 8,275人

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[14]

区域 小学校 中学校
全域 さいたま市立大門小学校 さいたま市立美園中学校

交通

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鉄道

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地区の南部をJR武蔵野線が通り、地区の東部を埼玉高速鉄道埼玉高速鉄道線がかすめるが駅はない。最寄り駅は東川口駅、もしくは浦和美園駅である[4]

道路

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文化財・寺社

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  • 大門宿本陣表門・脇本陣表門[15]
  • 大門神社
  • 愛宕神社
  • 春日神社
  • 大興寺 - 「大興寺のヒヨクヒバ」(市指定天然記念物)があったが、2002年の台風21号により倒伏したため指定解除された[16][17]
  • 椚谷遺跡
  • 赤門豊川稲荷神社
  • 大門のアベマキ(市指定天然記念物) - 指定当時(1969年)樹高9メートル、幹まわり1.2メートル、根まわり1.8メートルのアベマキの木。旧称「コルクガシ[18]」。大門第二特定土地区画整理事業の事業区域に含まれており、樹木が都市計画道路用地(東川口大門線)に掛かっていた。その後道路工事の進展の際に道路用地の西側脇に移植された。
  • アケビ(市指定天然記念物) - 根回り73.5 cm、幹回り59.5 cmのアケビの大木[15]。枯死により2016年度指定解除[17]

施設

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脚注

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  1. ^ a b さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月3日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ a b 土地総合情報システム”. www.land.mlit.go.jp. 2020年8月14日閲覧。
  5. ^ a b c d e f 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 525-526頁。
  6. ^ a b 『わがまち浦和』巻末付録(頁番号なし)。
  7. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1420頁。
  8. ^ a b 美園について|UDCMi|アーバンデザインセンターみその”. UDCMi|アーバンデザインセンターみその. 2021年4月9日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h i j さいたま市土地区画整理事業一覧表 (PDF) - さいたま市
  10. ^ さいたま市/緑区 浦和東部第二地区・埼玉スタジアム2002の町名地番変更について”. www.city.saitama.jp. 2020年8月14日閲覧。
  11. ^ 浦和東部第二地区及び埼玉スタジアム2002 新旧地番対照表 (PDF) - さいたま市
  12. ^ 浦和東部第二地区及び埼玉スタジアム2002 旧新地番対照表 (PDF) - さいたま市
  13. ^ 文化財紹介 大門のアベマキ”. さいたま市役所 (2020年4月28日). 2020年7月22日閲覧。
  14. ^ さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。
  15. ^ a b 『わがまち浦和』 182-187頁。
  16. ^ さいたま市文化財時報 榧りぽーと第9号” (PDF). さいたま市役所. p. 3 (2003年6月30日). 2020年7月22日閲覧。
  17. ^ a b さいたま市文化財時報 榧りぽーと第65号” (PDF). さいたま市役所. p. 3 (2017年6月30日). 2019年1月31日閲覧。
  18. ^ 文化財紹介 コルクガシ”. さいたま市役所 (2014年1月8日). 2020年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月27日閲覧。

参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104 
  • 浦和市総務部市史編さん室『わがまち浦和―地域別案内』浦和市、1982年11月30日。全国書誌番号:83024476NCID BN10203371 

関連項目

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外部リンク

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