世界三大一覧
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世界三大一覧(せかいさんだいいちらん)は、世界(の少なくとも大部分)を代表するとされる3つの事物の一覧。あくまで、現状その言葉の意味として日本社会に流布している内容を記したものであり、具体的な数値に基づくランキングのトップ3と一致するとは限らない。「世界三大」のほとんどは日本で考案されたもの[要出典]であり、日本国内で広く使用されている。そのため、日本国外の人とのやりとりでは通用しない。関係する企業、業界団体、団体などにより、宣伝目的で設けられる場合や、一部の人々による一方的主張の場合もあり、社会的、普遍的、世界的に受容されていない場合も多いので、その点に留意しなければならない。原理的には、「三大」は個人の価値観により、人それぞれによって異なる物でもある点にも留意しなければならない。
複数説あるものはその旨を示す。
宗教・哲学
[編集]- 世界三大宗教
- 三聖人
- 世界三大宗教空間
- 世界三大聖地
歴史・地理
[編集]考古学
[編集]- 世界三大陵墓
- 世界三大仏教遺跡
伝記
[編集]- 世界三大美人(世界三大美女)
- 世界三大悪妻
- クサンティッペ(ソクラテスの妻)、コンスタンツェ・モーツァルト(モーツァルトの妻)、ソフィア・トルストイ(トルストイの妻)。ソフィアの代わりにジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ(ナポレオンの最初の妻)を入れることもある[11]
地理
[編集]- 世界三大潮流
- 世界三大瀑布
- 世界三大旅行記
- 世界三大奇勝
- 世界三大峡谷
- グランド・キャニオン(アメリカ合衆国)、フィッシュリバー・キャニオン(ナミビア)、ブライデリバー・キャニオン(南アフリカ)[18]
社会
[編集]経済
[編集]- 世界三大通貨
- 世界三大金融センター
- 世界三大金融市場
- ロンドン、ニューヨーク、東京 - 投資銀行業界の用語。1991年の書籍による[28]
- 世界三大証券取引所
- 世界三大投資家
- 三大格付け会社
民俗学・文化人類学
[編集]国防・軍事
[編集]- 世界三大記念艦
- 世界三大海軍
- 世界の三大提督
自然科学
[編集]- 三大学術誌
- 三大数学者
- 世界三大暴風圏
生物学
[編集]- 生物学三大奇書(生物系三大奇書)
- 世界三大植物園
- キューガーデン(イギリス)
- ベルリン=ダーレム植物園(ドイツ)
- モントリオール市立植物園(カナダ)、ニューヨーク植物園(アメリカ)三大の内の一つはこの二択で意見が分かれている。
- 「近代的」視点ではシンガポール植物園(シンガポール)が挙げられる場合もある。
- 世界三大珍植物
- 世界三大恐竜博物館
- ロイヤル・ティレル古生物学博物館(カナダ)、自貢恐竜博物館(中国)、福井県立恐竜博物館(日本)[43]
- 世界三大奇虫
- 世界三大美蝶
- 世界三大珍獣
- 三大人種
医学
[編集]- 世界三大研究所
- パスツール研究所(フランス)、ロベルト・コッホ研究所(ドイツ)、伝染病研究所(現・東京大学医科学研究所)[47]
- 世界三大伝承医学
- 世界三大性典
- 世界三大長寿地域
- 世界三大感染症
- 世界三大花粉症
工学・技術
[編集]- 三大発明
- 世界の三大失敗 - 失敗について研究、その後の失敗予防に寄与
- タコマ橋の崩壊(アメリカ合衆国)、コメット飛行機の墜落、リバティ船の沈没[53]
- 世界三大デザイン賞
- iFデザイン賞(ドイツ・ハノーファー)、IDEA賞(アメリカ合衆国)、レッド・ドット・デザイン賞(ドイツ・エッセン)[54]
- 近代建築の三大巨匠
- 世界三大銘木
- 世界三大ゲルバー橋
- 世界三大ウエルディングショー(世界三大溶接展示会)
- 国際ウエルディングショー(日本)、エッセンウエルディングフェア(ドイツ)、AWSウエルディングショー(アメリカ合衆国)[59]
- 世界三大モーターショー
- 世界三大航空機用エンジンメーカー
- 世界三大高級時計
- 世界三大カメラ賞
- 世界三大ゲーム展示会(世界三大ゲームショウ)- コンピュータゲーム編集者松本隆一による命名[64]
- ビールの世界三大名産地
- ミュンヘン(ドイツ・バイエルン州)、ミルウォーキー(アメリカ合衆国・ウィスコンシン州)、札幌[66]
生活
[編集]食生活
[編集]- 世界三大食事方法(三大食作法)
- 手食、箸食、ナイフ・フォーク・スプーン食[67]
- 世界三大料理
- 世界三大珍味
- 世界三大スープ ※4種ある
- 世界三大米料理
- 世界三大ハム
- 世界三大ブルーチーズ
- 世界三大嗜好飲料
- 世界三大コーヒー
- 世界三大銘茶
- 世界三大蒸留酒 - 主として中国での呼び方
- 三大醸造酒
- 世界三大貴腐ワイン(世界三大甘口ワイン)
- ソーテルヌ(フランス)、トロッケンベーレンアウスレーゼ(ドイツ)、トカイ・アスー(ハンガリー)[78]
- 世界三大酒精強化ワイン
- 世界三大臭い食べ物[81](世界三大異臭食物[82]、世界三大激臭グルメ[83])
- シュールストレミング、ホンオフェ、エピキュアーチーズ[81]
- シュールストレミング、臭豆腐、ホンオフェ、キビア[82]
- ドリアン、シュールストレミング、臭豆腐[83]
衣生活
[編集]- 世界三大ファッション都市
- 1位:ニューヨーク、2位:パリ、3位:ロンドン - アメリカの調査会社による[84]
- 世界三大ファッションスクール
- セントラル・セント・マーチンズ(ロンドン)、パーソンズ(ニューヨーク)、文化服装学院(東京)[85]
産業
[編集]農林業
[編集]- 世界三大穀物
- 世界三大果実
- 世界三大美果
- 世界三大花木
- 世界三大造園美樹
- 世界三大紅葉樹
- 三大芳香木
- 世界三大きのこ
- 世界三大栽培用きのこ
畜産業
[編集]水産業
[編集]- 世界三大漁場
- 北西太平洋海域、北東大西洋海域、北西大西洋海域[98]
鉱業
[編集]第二次産業
[編集]- 世界三大毛織物産地
- 世界三大機業地(絹)
- 世界三大織物
- 世界の三大眼鏡産地
第三次産業
[編集]交通・観光
[編集]- 世界三大性地(世界三大性都)
- 世界三大縦貫鉄道計画 - 1925年の書籍による
- カイロから喜望峰(アフリカ縦断鉄道)、サハラ鉄道、ニューヨークからブエノスアイレス[107]
- 世界三大夜景
- 世界新三大夜景
- 世界三大夕日
- 世界三大運河
- 世界三大美港
- 世界三大がっかり名所
- 世界三大リゾート
- 世界三大公園
- 世界三大カジノ都市
芸術・文化
[編集]- 世界三大図書館
- 世界三大美術館
- 世界三大国際映画祭
- 世界三大ファンタスティック映画祭
- 世界の三大演劇演技体系(世界戯劇三大表演体系[122])
- スタニスラフスキー・システム、ベルトルト・ブレヒトの演劇芸術、京劇芸術体系(梅蘭芳)[123]
- 世界三大喜劇王
- 世界三大サーカス
- リングリングサーカス(アメリカ合衆国)、ボリショイサーカス(ロシア)、木下大サーカス[125][126](岡山県)
- 戦前の例ではベル・ハームストン・サーカス(イギリス)が世界三大サーカスとして紹介されている[127]。
- 世界三大民族舞踊団
- モイセーエフ民族舞踊団(ソ連)、メキシコ民族舞踊団、マゾフシェ民族合唱舞踊団(ポーランド)[128]
- 世界三大雪まつり
美術
[編集]- 世界三大文化巨匠
- レオナルド・ダ・ヴィンチ、レンブラント・ファン・レイン、葛飾北斎 - 神山典士の著書で出典なしに言及される[131]
- 世界三大彫刻家
- 世界三大肖像画家
- ディエゴ・ベラスケス、東洲斎写楽、レンブラント・ファン・レイン[133] - 一般にはドイツ人著述家ユリウス・クルトが明治43年(1910年)の著書『SHARAKU』[134]の中で選定したという説明が広まっているが、そのような事実はない。
- ディエゴ・ベラスケスに替えてピーテル・パウル・ルーベンスを加える説もある[135]
- レンブラント、ベラスケスの組み合わせが定着する以前では、レオナルド・ダ・ヴィンチ[136]、ミケランジェロ・ブオナローティ[137]、アルブレヒト・デューラー[138]の名前を挙げている例も存在する。
- 上記のように写楽を含めた三人が「(世界の)三大肖像画家」と呼ばれるようになる以前は、ジョシュア・レノルズ、トマス・ゲインズバラ、ジョージ・ロムニー(またはアラン・ラムゼー)が「(英国の)三大肖像画家」[139]と、ジャン=フランソワ・ド・トロワ、ニコラ・ド・ラルジリエール、イアサント・リゴーが「(十八世紀初頭の)三大肖像画家」[140]と呼ばれていた。
音楽
[編集]- 世界三大音楽コンクール
- 世界三大オーケストラ
- 世界三大劇場(世界三大オペラハウス)
- 音楽の世界三大聖地
- 三大テノール
- 三大交響曲
- 世界三大ピアノブランド
- スタインウェイ・アンド・サンズ(STEINWAY&SONS)、ベーゼンドルファー(Bosendorfer)、ベヒシュタイン(C.BECHSTEIN)[149]
- 三大ヴァイオリン協奏曲
- 三大レクイエム
- 三大オラトリオ
- 『ジェロンティアスの夢』(エルガー)、『メサイア』(ヘンデル)、『エリヤ』(メンデルスゾーン)[152]
- 三大アヴェ・マリア
- 三大ロンドンパンクバンド
- 三大ギタリスト
- 現代の三大ギタリスト(New Guitar Gods)
スポーツ
[編集]文学
[編集]- 三大文豪
- 三大SF作家
- 三大ファンタジー小説
- 三大モンスター - ホラー作家スティーブン・キングの説
- 『フランケンシュタイン』、『ドラキュラ伯爵』、『ジキル博士とハイド氏』[166]
脚注
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- ^ 南 2000, p. 81.
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