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中村亜友美

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中村 亜友美
Ayumi Nakamura
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1990-08-29) 1990年8月29日(34歳)
出身地 日本の旗 福岡県朝倉郡筑前町
ラテン文字 Ayumi Nakamura
身長 177cm
体重 70kg
血液型 A型
選手情報
所属 スロバキアの旗 VKP FTVŠ UK Bratislava
愛称 アユ
ポジション OP
指高 229cm
利き手
スパイク 298cm
ブロック 287cm
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中村 亜友美(なかむら あゆみ、1990年8月29日 - )は、日本の女子バレーボール選手。

来歴

福岡県朝倉郡筑前町出身。小学1年のときに、実兄の影響でバレーボールを始める。練習試合に来ていた誠英高校在学中の栗原恵にあこがれ、同校への進学を決意する。

誠英高校進学後は、2006年10月の兵庫国体準優勝。3年次には主将を務め、同級の大須賀咲香奥村麻依らとともに2008年3月の春高バレーベスト4[1]、同年10月のチャレンジ!おおいた国体では、優勝の原動力となった。

2009年、日本体育大学に進学し、2010年全日本インカレ3位入賞等で活躍。2011年7月、第26回ユニバーシアード代表に選出され[2]深圳大会において4位入賞に貢献した[3]。同年12月、全日本インカレにおいて準優勝に大きく貢献し、自らもサーブ賞に輝いた[4]

2012年4月、全日本代表メンバーに選出された[5]。同年12月、JTマーヴェラスへの入部が内定した[6]

2013年1月27日の久光製薬戦で途中出場、スパイク4得点をあげてプレミアデビューを果たした[7]。同年5月のモントルーバレーマスターズで全日本代表デビュー[8]

2017年5月31日付けでJTを退部[9]イスラエル代表の日本合宿をJTが受け入れていた縁もあり、イスラエルリーグに移籍。ハポエル・クファル・サバクフ・クフ・テルアビブで1シーズンずつプレーした[10]

膝の故障もあり、2019年に帰国して一度現役引退[10]。ただし、2020年2月-3月に開催された第10回全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会マックスバリュ姫路ヴィアーレの選手兼コーチとして出場し、得点王を受賞した[11][12]

2021年、クフ・クフ・テルアビブから再オファーがかかり、再びのイスラエルリーグでのプレーを決断し、現役復帰した[10]

2023年、ベトナムでのプレーを経てペルーリーグのラティノ・アミサポルトガル語版に移籍。

2024年、スロバキアのVKP FTVŠ UK Bratislavaに移籍[13]

球歴

  • ユニバーシアード代表 - 2011年
  • 全日本代表 - 2012年-

受賞歴

所属チーム

個人成績

Vプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[15]

シーズン 所属 出場 アタック ブロック サーブ レセプション 総得点 備考
試合 セット 打数 得点 決定率 効果率 決定 /set 打数 エース 得点率 効果率 受数 成功率
2012/13 JT 14 11 52 16 30.8% % 0 0.00 21 1 4.76% 14.3% 0 0.0% 17 内定選手
2013/14 0 0 0 0 0.0% % 0 0.00 0 0 0.00% 0.0% 0 0.0% 0
2014/15 チャレンジリーグの為、記録を記載せず
2015/16
2016/17 21 75 571 201 35.2% % 18 0.24 287 11 % 12.5% 625 61.8% 230

脚注

  1. ^ 第39回春の高校バレー - 出場校詳細
  2. ^ 日本バレーボール協会「第26回ユニバーシアード競技大会全日本メンバー」
  3. ^ 月刊バレーボール 2011年10月号 84-85ページ
  4. ^ 全日本インカレ2011
  5. ^ 日本バレーボール協会. “ワールドグランプリ全日本メンバー”. 2012年4月20日閲覧。
  6. ^ JTマーヴェラス. “高橋昌美選手・奥村麻依選手・中村亜友美選手の入部が内定しました!”. 2012年12月27日閲覧。
  7. ^ Vリーグ機構. “試合結果速報”. 2013年1月28日閲覧。
  8. ^ 国際バレーボール連盟. “Pool B Match # 1”. 2013年5月29日閲覧。
  9. ^ オヌマー・シッティラック選手、位田愛選手、安藤典莉子選手、中村亜友美選手、高橋昌美選手退部のお知らせ”. JTマーヴェラス. 2017年5月1日閲覧。
  10. ^ a b c 中島直美「「私はバレーボールプレイヤーです!」自信を持って言えるまでの道。中村亜友美選手がイスラエルで学んだこと」『ISRAERU』、SivanS、2022年4月21日、2022年5月17日閲覧 
  11. ^ 「マックスバリュ姫路ヴィアーレ」『2019年度 第10回 全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会 公式プログラム』、日本バレーボール協会、36頁。 
  12. ^ 2019年度 第10回「全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会」決勝リーグ成績” (PDF). 日本バレーボール協会. 2022年5月17日閲覧。
  13. ^ jenca (2024年8月12日). “Róbert Hronský: ženský tím sme skvalitnili” (スロバキア語). VKP FTVŠ UK Bratislava. 2024年8月30日閲覧。
  14. ^ Memoriał Agaty Mróz-Olszewskiej 2017. Zwycięstwo MKS Dąbrowa Górnicza [ZDJĘCIA]”. 2024年8月30日閲覧。
  15. ^ Vリーグ機構. “選手別成績”. 2017年1月30日閲覧。

参考文献

  • 月刊バレーボール 2008年6月号 57ページ

外部リンク