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田中瑞稀

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

田中 瑞稀
Mizuki Tanaka
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1996-01-28) 1996年1月28日(28歳)
出身地 日本の旗 長崎県佐世保市
ラテン文字 Mizuki Tanaka
身長 170cm
体重 66kg
選手情報
所属 大阪マーヴェラス
背番号 6
愛称 ミズキ
ポジション OH
指高 223cm
利き手
スパイク 298cm
ブロック 286cm
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田中 瑞稀(たなか みずき、1996年1月28日 - )は、日本の女子バレーボール選手。

来歴

長崎県佐世保市出身。両親の影響で小学2年次よりバレーボールを始める[1]聖和女子学院中学校3年次には第24回全国都道府県対抗中学バレーボール大会において長崎県選抜のメンバーとして優勝に貢献し、自らも優秀選手賞に輝いた[2]

高校は地元強豪校の九州文化学園高校に進学する。レセプションを担うアウトサイドヒッターとして、1年次よりレギュラーとして活躍。2012年の国体で優勝に貢献した。2013年3月に怪我によりチームを離脱したが[1]、復帰後の2013年国体ではレフトエースとして準優勝に貢献。

2014年1月の春高バレー決勝では、東九州龍谷高校とフルセットでデュースにもつれ込む大熱戦を繰り広げた。この試合で田中は一人で115本ものスパイクを打ち込み、最後も田中のバックアタックでファイナルセットを25-23で制し[3]、最優秀選手・優秀選手賞に選出された。同月、VプレミアリーグJTマーヴェラスは田中の内定を発表した[4]。九州文化学園高校監督の井上博明は、同じ守備的アウトサイドヒッターの新鍋理沙(2012年ロンドンオリンピック銅メダリスト)と比較し「(田中のほうが)上ではないか」と語った[1]

2014年2月9日のトヨタ車体戦に出場、11得点(アタック10点、ブロック1点)をあげプレミアデビューを飾った[5]

2017年3月、日本代表登録メンバーに選出された[6]

2022年にも再び日本代表登録メンバーとなった[7][8]AVCカップに出場し、JTの後輩である西川有喜と対角を組んだ[9]。チームは大会初優勝を果たした[10]

2023年、日本代表としてネーションズリーグに出場した[11]。同年、JTマーヴェラスの主将に就任した[12]

2024年1月14日、V1女子NECレッドロケッツ戦でVリーグ通算230試合出場となり、リーグ終了後にVリーグ栄誉賞を受賞した[13][14][15]

人物

  • 2024年7月末に結婚。リーグ開幕前の10月9日に自身のSNSで公表した[16]

球歴

所属チーム

受賞歴

個人成績

Vプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[20]

シーズン 所属 出場 アタック ブロック サーブ レセプション 総得点 備考
試合 セット 打数 得点 決定率 効果率 決定 /set 打数 エース 得点率 効果率 受数 成功率
2013/14 JT 12 42 319 96 30.1% % 2 0.05 157 5 3.18% 11.4% 223 57.8% 103 内定選手
2014/15 チャレンジリーグの為、記録を記載せず
2015/16
2016/17 21 77 814 287 35.3% % 13 0.17 265 10 % 11.3% 255 56.9% 310
2017/18 17 59 519 171 32.9% % 9 015 243 9 % 8.3% 322 50.5% 189
2018/19 % % % % %

脚注

  1. ^ a b c sanspo.com. “大逆転でV王手!九州文化学園・田中瑞稀25得点/春高バレー(3/3ページ)”. 2014年2月9日閲覧。
  2. ^ 姫路 & 兵庫のスポーツ. “第24回全国都道府県対抗中学バレーボール大会 特別表彰選手”. 2014年2月16日閲覧。
  3. ^ 月刊バレーボール 2014年2月号 12ページ
  4. ^ JTマーヴェラス. “小川杏奈選手・金杉由香選手・田中瑞稀選手の入部が決定しました!”. 2014年2月11日閲覧。
  5. ^ Vリーグ機構. “試合結果補速報”. 2014年2月9日閲覧。
  6. ^ 2017年度全日本女子チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2017年3月24日閲覧。
  7. ^ 2022年度バレーボール女子日本代表チーム・火の鳥NIPPON 登録メンバー決定”. 日本バレーボール協会 (2022年3月31日). 2022年3月31日閲覧。
  8. ^ 2022年度女子日本代表チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2022年3月31日閲覧。
  9. ^ 2022AVCカップ女子”. 日本バレーボール協会. 2022年9月6日閲覧。
  10. ^ “2022AVCカップ女子 日本が大会初優勝 MVPに柴田真果”. 月バレ.com (日本文化出版). (2022年8月30日). https://www.getsuvolley.com/220830_japan_women_avccup 2022年9月6日閲覧。 
  11. ^ バレーボールネーションズリーグ2023”. 日本バレーボール協会. 2023年6月8日閲覧。
  12. ^ 2023/24シーズン JTマーヴェラス新体制のお知らせ”. JTマーヴェラス (2023年6月8日). 2023年6月8日閲覧。
  13. ^ JTマーヴェラス・田中 瑞稀選手 Vリーグ栄誉賞達成のお知らせ”. V.LEAGUE (2024年1月14日). 2024年1月14日閲覧。
  14. ^ JT・田中瑞稀がVリーグ通算230試合出場達成。Vリーグ栄誉賞表彰基準に到達 V1女子」『バレーボールマガジン』2024年1月14日。2024年1月14日閲覧。
  15. ^ 【V1女子ファイナル】NECが無敗のJTを下し初の連覇達成!最終順位・個人賞決定”. V.LEAGUE (2024年3月3日). 2024年3月3日閲覧。
  16. ^ Instagram”. www.instagram.com. 2024年10月9日閲覧。
  17. ^ 月刊バレーボール2014年2月号 29ページ
  18. ^ 第68回 黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会 特別表彰選手一覧”. 公益財団法人日本バレーボール協会. 2020年9月18日閲覧。
  19. ^ 東レが日立をストレートで下し、9年ぶり5回目の優勝。黒鷲賞にヤナ・クラン、若鷲賞は石川真佑 第68回黒鷲旗女子決勝”. バレーボールマガジン (2019年5月6日). 2020-09-018閲覧。
  20. ^ Vリーグ機構. “選手別成績”. 2018年8月15日閲覧。

外部リンク