中村公園駅
中村公園駅 | |
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中村公園駅5番出入口(2010年3月) | |
なかむらこうえん Nakamura Koen | |
◄H03 岩塚 (1.1 km) (0.8 km) 中村日赤 H05► | |
所在地 | 名古屋市中村区豊国通一丁目3 |
駅番号 | H04 |
所属事業者 |
名古屋市交通局 (名古屋市営地下鉄) |
所属路線 | 東山線 |
キロ程 | 3.1 km(高畑起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
13,000人/日(降車客含まず) -2019年- |
乗降人員 -統計年度- |
27,125[1]人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1969年(昭和44年)4月1日[2] |
備考 | 業務委託駅 |
中村公園駅(なかむらこうえんえき)は、愛知県名古屋市中村区豊国通1丁目にある、名古屋市営地下鉄東山線の駅である。駅番号はH04。
歴史
[編集]- 1969年(昭和44年)4月1日:当駅 - 名古屋間開業により設置[2]。始発駅であった[2]。
- 1976年(昭和51年)6月25日:駅付近に自転車駐車場が整備され、開場する[3]。
- 1982年(昭和57年)9月21日:高畑 - 当駅間が開業し、途中駅となる[2]。
- 2010年(平成21年)3月1日:駅周辺の無料駐輪場が有料駐輪場となる。
- 2011年(平成23年)2月11日:manaca運用開始。
- 2015年(平成27年)9月28日:可動式ホーム柵使用開始。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を持つ地下駅で可動式ホーム柵が設置されている。改札口は東改札口と西改札口の2ヶ所で、それぞれ1番ホームと2番ホームに繋がっている。改札内に両ホームを連絡する通路は存在しないので注意が必要である。これは同様の構造を持つ本陣駅についても同様である。エレベーターは各ホームに1台ずつ設置されている。エスカレーターも設置(1番ホームは下り1台 2番ホームは上り2台)。駅の開業と同時にバスターミナルが併設された[2]。ホームは南から北東に向かって、大きくカーブしている。開業から高畑延伸までは岩塚方に両渡り線があり、当駅終着の列車は藤が丘駅と同様に一旦現在の本線に引き上げ、始発列車として再び入線していた。
2017年(平成29年)7月18日より、西改札外に「ローソン名古屋地下鉄中村公園駅店」が設置されている[4][5](かつては「サークルKミニ名古屋中村公園店」があったが、契約満了のため2017年(平成29年)3月13日に閉店した[6])。元々東山線の起点であったこともあり、改札外には小さな地下街の跡がある。
当駅は、東山線駅務区名古屋管区駅の管轄である。尚、駅業務は2016年(平成28年)4月1日より縁エキスパート株式会社へ委託されている。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 東山線 | 名古屋・栄・藤が丘方面 |
2 | 高畑方面 |
利用状況
[編集]2019年(令和元年)度の乗車人員は4,757,871人[7]、同年度の1日平均乗車人員は13,000人である。
バスターミナルが整備されており、名鉄バスも乗り入れている関係で、市外の津島市、あま市、大治町方面からの利用客も少なくない。名古屋駅以西の東山線は全体的に利用客が少ないが、その中では最も利用客が多い駅である。また、桜通線が当駅を経由して大治・七宝方面へ延伸する計画があるが、着工には至っていない。
近年の年度別乗車人員の推移は下表のとおりである。
年度 | 乗車人員 | |
---|---|---|
1日平均 | 年度毎[7] | |
1987年(昭和62年) | 13,700 | 5,014,314 |
1988年(昭和63年) | 13,823 | 5,045,465 |
1989年(平成元年) | 14,300 | 5,219,631 |
1990年(平成 | 2年)13,303 | 4,855,506 |
1991年(平成 | 3年)14,065 | 5,147,931 |
1992年(平成 | 4年)13,291 | 4,851,304 |
1993年(平成 | 5年)13,499 | 4,927,192 |
1994年(平成 | 6年)12,474 | 4,552,959 |
1995年(平成 | 7年)12,692 | 4,645,099 |
1996年(平成 | 8年)11,869 | 4,332,284 |
1997年(平成 | 9年)11,461 | 4,183,386 |
1998年(平成10年) | 11,434 | 4,173,562 |
1999年(平成11年) | 11,017 | 4,032,396 |
2000年(平成12年) | 11,022 | 4,022,895 |
2001年(平成13年) | 11,288 | 4,120,097 |
2002年(平成14年) | 11,353 | 4,143,811 |
2003年(平成15年) | 12,163 | 4,451,595 |
2004年(平成16年) | 11,910 | 4,346,996 |
2005年(平成17年) | 12,063 | 4,403,053 |
2006年(平成18年) | 12,163 | 4,439,403 |
2007年(平成19年) | 11,955 | 4,375,528 |
2008年(平成20年) | 12,054 | 4,399,622 |
2009年(平成21年) | 11,428 | 4,171,195 |
2010年(平成22年) | 11,070 | 4,040,532 |
2011年(平成23年) | 10,792 | 3,949,869 |
2012年(平成24年) | 11,123 | 4,059,856 |
2013年(平成25年) | 11,444 | 4,177,136 |
2014年(平成26年) | 11,546 | 4,214,217 |
2015年(平成27年) | 11,901 | 4,355,813 |
2016年(平成28年) | 12,122 | 4,424,570 |
2017年(平成29年) | 12,594 | 4,596,777 |
2018年(平成30年) | 12,864 | 4,695,457 |
2019年(令和元年) | 13,000 | 4,757,871 |
駅周辺
[編集]ギャラリー
[編集]-
中村公園駅地下街
-
中村公園大鳥居
中村公園バスターミナル
[編集]バス路線
[編集]- 名古屋市営バス:「中村公園」バス停
ターミナル内に3ヶ所、ターミナル外に6ヶ所乗り場がある。中村公園が起終点となる系統のみターミナルに乗り入れる。
- 幹栄2:栄 - 中村公園 - 新大正橋西
- 幹中村1:中村公園 - 戸田荘
- 名駅24:名古屋駅 - 中村公園 - 大治西条
- 中村11:中村公園 - 横井町・春田駅
- 中村12:中村公園 - 服部
- 中村13:稲西車庫 - 中村公園
- 中村14:中村公園 - 大治西条
- 深夜2:栄 - 中村公園 - 地下鉄高畑
- 稲.本:稲西車庫 - 中村公園 - 本陣
- 名鉄バス:「中村公園」バス停
名鉄バスは中村公園が起終点とはならないためターミナルに入らない。
その他
[編集]自動券売機発行の乗車券の券面には、駅名がひらがな交じりで「なかむら公園」と印刷される。
駅周辺の駐輪場は2009年(平成21年)3月1日から有料駐輪場となった。
条例で駅周辺は自転車放置禁止区域に指定されており、自転車は有料駐輪場にとめる必要がある。また、放置防止のバリケードや放置自転車で歩道が狭くなっており、気を付けて通行する必要がある。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]
出典
[編集]- ^ “交通広告メディアガイド2021年版” (PDF). 名古屋市交通局. 2021年4月4日閲覧。
- ^ a b c d e f 新修名古屋市史編集委員会 『新修名古屋市史 第7巻』 名古屋市、1998年3月31日。
- ^ 名古屋市会事務局 1995, p. 54.
- ^ “高畑駅はじめ8駅にローソンがオープン”. 名古屋市交通局 (2017年7月12日). 2017年7月23日閲覧。
- ^ “名古屋市営地下鉄内に新たな駅ナカコンビニが誕生 7月18日(火)に「ローソン」8店舗オープン”. ローソン (2017年7月10日). 2017年7月23日閲覧。
- ^ “閉店のお知らせ”. 株式会社ビーエスエス (2017年3月29日). 2017年4月20日閲覧。
- ^ a b 市営地下鉄 各駅乗車人員の推移 - 名古屋市
参考文献
[編集]- 名古屋市会事務局 編『総合名古屋市年表 昭和編 6』名古屋市会事務局、1995年3月22日。