中越合金鋳工
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種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒930ー0298 富山県中新川郡立山町西芦原新1-1 |
設立 | 1949年6月13日[1] |
業種 | 金属製品 |
事業内容 | 銅合金鋳物、ステンレス鋳物の製造及び機械加工、販売[1] |
代表者 |
代表取締役会長 本多秀治[1] 代表取締役社長 本多真貴[1] |
資本金 | 499,661,500円[2] |
従業員数 | 588名(2023年10月1日時点)[2] |
決算期 | 3月[1] |
外部リンク | https://www.chuetsu-metal.co.jp/ |
特記事項:世界最大級の銅合金メーカー[3] |
中越合金鋳工株式会社(ちゅうえつごうきんちゅうこう)は、富山県中新川郡立山町に本社を置く銅合金鋳物、ステンレス鋳物の製造及び機械加工、販売を行う企業である[1]。
概要
[編集]世界最大級の銅合金メーカー(溶解・鋳造能力:MAX.5,000t/月)で、自動車、ベアリング、一般産業機械、製鉄、造船など様々な産業へ日本国内はもとより、世界各国へ販売している[3]。
JRの新幹線ベアリングテーナーの材質指定を受けるなど国内外で高い評価を受けている[1]。
本社工場の敷地面積は181,500m2、建屋の面積は61,500m2[2]。
沿革
[編集]個別に出典があるもの以外は、右記の出典を使用する[2]。
- 1949年6月13日 - 本多秀雄が富山市西新庄に有限会社中越合金鋳造所を設立。
- 1953年
- 1957年
- 4月 - 富山市新庄新町11番地に工場を新設移転。
- 5月 - 自動車部品シンクロナイザーリングの製造開始。
- 1961年9月 - 鋼の連続鋳造機用鋳型(モールド)の製造を開始。
- 1963年8月 - カントレット分析装置を導入し、品質管理を充実する。
- 1964年3月 - 皇居二重橋の装飾用美術鋳物「龍」及び照明台4基を宮内庁に納入。
- 1966年10月 - 皇居新宮殿の棟飾美術鋳物「瑞鳥」を宮内庁に納入。
- 1967年2月 - 耐摩耗性銅合金CSM・CGMを開発。
- 1969年11月 - 現在地に工場を新設移転。
- 1971年1月 - 析出硬化型高温高強度モールド材CCMを開発。
- 1973年3月 - スイス・ヴェルトリー社製横型連続鋳造機を導入。
- 1976年2月 - 皇太子殿下(現・上皇陛下)および皇太子妃殿下(現・上皇后美智子陛下)が富山工場を視察。
- 1977年5月 - 耐摩耗性銅合金P31を開発。
- 1978年11月 - デミング賞実施賞を受賞(鋳物業としては富山県内初[1])。
- 1980年10月 - 耐変形 耐摩耗性高温高強度モールド材PH-24を開発。
- 1981年4月 - 低粘度オイル用耐摩耗性銅合金AT-1を開発。
- 1982年8月 - 低粘度オイル用耐摩耗性銅合金AT-2を開発。
- 1985年10月 - 耐摩耗性銅合金CK-2を開発。
- 1986年12月 - 皇居二重橋(石橋)の装飾灯6基を宮内庁に納入。
- 1987年10月 - 銅合金 アルミ合金 鉄系合金の精密鍛造品の製造を開始。
- 1990年7月 - 押出機の操業を開始(2,500t)。
- 1991年11月 - 代表取締役社長に本多秀治が就任。
- 1992年7月 - 連続鋳造第2工場操業開始。
- 1994年10月 - 鉛レス材(アクアブロンズ)開発。
- 1998年8月 - ISO9002認証を取得。
- 1999年12月 - QS9000認証を取得。
- 2004年10月 - 押出第2号機操業開始(2,750t)。
- 2006年8月 - ISO/TS16949へ移行。
- 2010年6月 - 代表取締役会長に本多秀治 代表取締役社長に本多真貴が就任。
- 2016年9月 - とやま健康企業宣言Step1に富山県で初めて認定される。
- 2018年8月 - とやま健康企業宣言Ste 2に富山県で初めて認定される。
- 2019年12月 - とやま健康経営企業大賞を受賞。
- 2021年10月 - 油圧鍛造プレス導入(1,000t)
- 2023年9月 - とやま女性活躍企業に認定される。
関連会社
[編集]- 中越精器株式会社(Chuetsu Seiki Co., Ltd.)[2]
- 中越商事株式会社(Chuetsu Shoji Co., Ltd.)[2]
- 中越興業株式会社(Chuetsu Kogyo Co., Ltd.)[2]
- PT CHUETSU TJOKRO INDONESIA(インドネシア)[2]
- 武漢泛洲中越合金有限公司(Wuhan Fanzhou Chuetsu Metal Co., Ltd.、中華人民共和国武漢市)[2]