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山梨県道・東京都道33号上野原あきる野線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
主要地方道
山梨県道33号標識
東京都道33号標識
山梨県道33号上野原あきる野線
東京都道33号上野原あきる野線
地図
地図
起点 山梨県上野原市
終点 東京都あきる野市
接続する
主な道路
記法
国道20号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
上野原市
上野原市
檜原村上川乗交差点(あきる野方面を望む)
あきる野市乙津(上野原方面を望む)

山梨県道・東京都道33号上野原あきる野線(やまなしけんどう・とうきょうとどう33ごう うえのはらあきるのせん)は、山梨県上野原市東京都あきる野市を結ぶ都道府県道主要地方道)である。上川乗交差点から東町交差点までは東京都道206号川野上川乗線の一部区間とともに檜原街道と呼ばれる。

旧名称および建設省告示による主要地方道としての名称は「上野原五日市線」であり[1][2][3]五日市町と秋川市の合併によりあきる野市となったことで1995年平成7年)に現在の名称に変更されている。 また、1994年(平成6年)3月31日以前は山梨県側の県道番号は2号だったが、東京都側に合わせ33号へ統一された。[要出典]

概要

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路線データ

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路線状況 

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山梨県上野原市内の国道20号線を起点とする。分岐点から約2 kmの間は鶴川河岸段丘沿いの市街地を進むが、この間はおおむね1.5車線である。鏡渡橋で鶴川を渡り、以降は右岸の斜面をトラバース気味に通過する。この区間は多くが2車線幅であるが、一部に未改良区間も残る。

棡原(ゆずりはら)の集落に入り、山梨県道18号上野原丹波山線山梨県道522号棡原藤野線と相次いで分岐すると、道は徐々に高度を上げ始める。斜面に沿って展開されている猪丸・日原の集落を横断すると、本格的な山越えの区間となる。峠のトンネルに至るまでの約5 kmの間は、そのほとんどが1.5車線で急勾配が連続する。これを登り詰めた先が甲武トンネルであり、笹尾根を貫いて東京都に入ると、ついで栗坂トンネルで支尾根を貫通する。

この先上川乗交差点までは下りの急勾配で、斜面に沿ったヘアピンカーブが連続するが、殆どの区間で2車線幅が確保されている。谷まで下り、南秋川を大きな橋で横断すると、上川乗交差点で東京都道206号川野上川乗線に合流する。

通称

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  • 檜原街道(東京都西多摩郡檜原村南郷・上川乗交差点 - 東京都あきる野市五日市・東町交差点)=東京都通称道路名設定公告(1984年5月1日)整理番号113
  • 秋川街道(東京都あきる野市五日市・東町交差点 - 東京都あきる野市舘谷台・武蔵五日市駅前交差点)=東京都通称道路名設定公告(1963年6月18日)整理番号57

道路施設

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橋梁

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  • 鏡渡橋(鶴川
  • 俣渡橋(鶴川)
  • 南秋川橋(南秋川
  • 馬場橋(南秋川)
  • 橘橋(秋川
  • 新乙津橋(秋川)
  • 新矢柄橋(秋川)[4]
  • 西秋川橋(秋川)

旧道として矢柄橋が存在し、あきる野市乙津において秋川の支流を跨いでいたが、新矢柄橋・新乙津橋の開通により現在は通行止めとなっている。

トンネル

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地理

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通過する自治体

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交差・接続する道路

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沿線

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脚注

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  1. ^ 小西直樹(著)、上野原町教育委員会(編)「用竹(殿村)遺跡(副題:県道上野原五日市線道路改良工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書)」『上野原町埋蔵文化財調査報告書』第8巻、上野原町教育委員会、山梨県北都留郡上野原町、1998年3月31日、2023年12月14日閲覧 
  2. ^ 道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道(平成5年5月11日建設省告示第1270号)
  3. ^ 東京消防庁 上野原市 消防相互応援協定(平成2年4月25日締結)
  4. ^ 東京都あきる野市乙津(北緯35度43分35秒 東経139度10分57秒 / 北緯35.726348度 東経139.182363度 / 35.726348; 139.182363 (新矢柄橋))、橋長96m、川に対し橋げたが斜めになっており、川に対しほぼ直角に架けられたアーチから橋げたがワイヤーで吊られている。

関連項目

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