井川町
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いかわまち 井川町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 東北地方 | ||||
都道府県 | 秋田県 | ||||
郡 | 南秋田郡 | ||||
市町村コード | 05366-0 | ||||
法人番号 | 3000020053660 | ||||
面積 |
47.95km2 (境界未定部分あり) | ||||
総人口 |
4,132人 [編集] (推計人口、2024年12月1日) | ||||
人口密度 | 86.2人/km2 | ||||
隣接自治体 | 秋田市、潟上市、南秋田郡五城目町、八郎潟町、大潟村 | ||||
町の木 | クロマツ | ||||
町の花 | サクラ | ||||
町の鳥 | ヤマドリ | ||||
井川町役場 | |||||
町長 | 齋藤多聞 | ||||
所在地 |
〒018-1596 秋田県南秋田郡井川町北川尻字海老沢樋ノ口78-1 北緯39度54分51秒 東経140度04分53秒 / 北緯39.91414度 東経140.08142度座標: 北緯39度54分51秒 東経140度04分53秒 / 北緯39.91414度 東経140.08142度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
井川町(いかわまち)は、秋田県の中央部に位置する町。町並みは出羽丘陵に源を発して八郎潟(残存湖)に注ぐ井川に沿って形成されている[1]。南秋田郡に属する。
地理
[編集]東西に約14km、南北に約4kmと細長い町で、俎山が東端に位置している[1]。地形は東部は波状形の段丘、西部は平坦な水田地帯である[1]。
隣接している自治体
[編集]人口
[編集]町の人口が最多となったのは町制施行前の井川村が誕生した1955年(昭和30年)で7,763人だった[3]。
井川町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 井川町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 井川町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
井川町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
歴史
[編集]鎌倉時代の『吾妻鏡』に「出羽国秋田郡湯河」とあり、これが井川にあたると考えられている[1]。
- 1955年(昭和30年)2月1日 - 南秋田郡上井河村、下井河村が合併し、井川村誕生。
- 同日井川村誕生により、上井河中学校が井川東中学校、下井河中学校を井川西中学校に校名変更。
- 1959年(昭和34年)4月1日 - 井川東中学校、井川西中学校が統合し、井川中学校(東教場、西教場)が創立。
- 1964年(昭和39年)1月13日 - 井川中学校東教場、西教場の統合新校舎が竣工。
- 1971年(昭和46年)4月1日 - 井川東小学校、井川西小学校が統合し、井川小学校(東校舎、西校舎)が創立。
- 1972年(昭和47年)4月 - 日本各地から集められた桜200種2,000本が同月より2年がかりで植樹され、日本国花苑が開園。
- 1973年(昭和48年)8月24日 - 井川小学校東校舎、西校舎の統合新校舎が竣工
- 1974年(昭和49年)6月1日 - 町制施行。井川町となる。
- 1995年(平成7年)12月1日 - 請願駅である井川さくら駅が開業。
- 1998年(平成10年)3月 - 幼保一元化施設である井川こどもセンターが開設。
- 2005年(平成17年) - 五城目町と八郎潟町との法定合併協議会から離脱。これがきっかけで、後に八郎潟町も離脱し、法定合併協議会を廃止することになった。
- 2006年(平成18年)11月 - 井川こどもセンターが、日本初の認定こども園に認定される。
- 2018年(平成30年)4月9日 - 井川小学校、井川中学校を小中一貫校設置を目的とした統合により、井川義務教育学校を創立。
町長
[編集]- 2015年2月15日投開票の町長選挙の結果、齋藤正寧の長男で、元団体職員の齋藤多聞が初当選し、同年2月15日に就任した。齋藤多聞は、曽祖父・祖父が旧上井河村村長、父が前町長と、直系4代で町村長を務めた家系の出身となる[4][注 1]。
歴代村長および町長
[編集]期 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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村長職務執行者 | 齋藤正作 | 1955年(昭和30年)2月1日 | 1955年(昭和30年)3月13日 | 旧上井河村長。後に県議に転出。 |
1 | 遠藤三之丞 | 1955年(昭和30年)3月14日 | 1959年(昭和34年)2月23日 | |
2-6 | 鷲谷嘉兵衛 | 1959年(昭和34年)3月1日 | 1979年(昭和54年)2月28日 | |
7-15 | 齋藤正寧 | 1979年(昭和54年)3月1日 | 2015年(平成27年)1月5日 (任期途中での死亡退任) |
元県議。齋藤正作の長男。 |
町長職務代理者 | 遠藤兼美 | 2015年(平成27年)1月5日 | 2015年(平成27年)2月15日 | |
16-18 | 齋藤多聞 | 2015年(平成27年)2月15日 | (現職) | 齋藤正寧の長男。 |
産業
[編集]郵便局
[編集]- 下井河郵便局
- 上井河郵便局
- 今戸簡易郵便局
- 井内簡易郵便局
町内を担当する集配局は、潟上市の飯田川郵便局(ゆうゆう窓口機能は秋田中央郵便局が担当)。
金融機関
[編集]- あきた湖東農業協同組合井川支所
教育
[編集]- 井川町立井川義務教育学校
2018年4月に、井川町立井川中学校の敷地を利用して、小中一貫教育を行う、秋田県内では初となる義務教育学校が設置された。これに伴い、井川町立井川小学校と井川町立井川中学校は閉校となった。
医療
[編集]町内に公立の病院はなく、八郎潟町にある湖東厚生病院まで無料の井川町巡回バス「さくら号」「ゆうゆう号」を運行している。
- 国民健康保険井川町診療所
- 湖東厚生病院
交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]道路
[編集]出身者
[編集]- 児玉和土 - 映画監督
- 武塙祐吉(三山) - 元・秋田市長 元・上井河村長 元・秋田魁新報社社長 元・秋田放送社長
- 花乃湖健 - 元関取
- 若ノ海周治 - 元関取
- 大ノ海久光 - 元関取
- 湊祥山 - 書家
- 森田実 (捕手)
- HiBiKi - ものまね芸人(主に郷ひろみ)[1]
市外局番
[編集]秋田市と同じ、018である。収容局と局番は以下の通り。
- 井川…854-6、855-6、874-2〜4
井川町を舞台にした作品
[編集]引用
[編集]注釈
[編集]- ^ 同一の自治体で直系の親子3代共に首長就任という事例は、宮城県黒川郡大衡村や埼玉県浦和市(現在のさいたま市)等で存在するが、途中の自治体合併を経たかどうかを問わず、直系4代という事例はこれまでの記録上存在していない状態だった。
参考文献
[編集]- 井川町史[要文献特定詳細情報]
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 井川町に関連する地理データ - オープンストリートマップ