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京成大和田駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
京成大和田駅
南口(2018年11月)
けいせいおおわだ
Keisei-Ōwada
KS29 八千代台 (2.1 km)
(1.6 km) 勝田台 KS31
地図
所在地 千葉県八千代市大和田308
北緯35度42分44.4秒 東経140度6分29.8秒 / 北緯35.712333度 東経140.108278度 / 35.712333; 140.108278座標: 北緯35度42分44.4秒 東経140度6分29.8秒 / 北緯35.712333度 東経140.108278度 / 35.712333; 140.108278
駅番号 KS30
所属事業者 京成電鉄
所属路線 本線
キロ程 38.7 km(京成上野起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[京成 1]11,776人/日
-2023年-
開業年月日 1926年大正15年)12月9日
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北口(2018年11月)

京成大和田駅(けいせいおおわだえき)は、千葉県八千代市大和田にある、京成電鉄本線である。駅番号KS30

歴史

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  • 1926年大正15年)12月9日 - 大和田駅として開業[1][2]。八千代市内で最も古い駅である。
  • 1931年昭和6年)11月18日 - 京成大和田駅に改称[1][3]
  • 1968年(昭和43年)- ホーム延長、同時に勝田台方に引き上げ線を新設、当駅始発・終着が設定される[4]
  • 2018年平成30年)3月17日 - バリアフリー化工事が完了[5]。あわせて下り線側の臨時改札口の営業時間を始発から終電に拡大、北改札口となる(上り線側の改札口は南改札口に改称)[5]

駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅勝田台駅管理) 。かつては下り線に待避線があり、待避線はその後、勝田台方は行き止まりにされて保線機械の車庫になった[4]

勝田台駅寄りに引き上げ線があることから平日朝夕の京成上野方面からの一部電車に当駅始発・終着が設定され、土曜・休日ダイヤも1往復だけ朝時間帯に使用される。下り線側ホーム後方には保線機器用の車庫がある。これはかつて追い越し可能駅だった名残で、東側の敷地形状にもその名残がある。 八千代台駅開業後は追い越し不可能になった。

1996年平成8年)ダイヤ改正までは、日中時間帯で40分に1本の割合で当駅折り返し列車が存在したが、2006年(平成18年)12月10日のダイヤ改正で土曜・休日ダイヤの一部電車で当駅始発・終着が再設定された。

自動改札機設置の有人駅である。改札口は上り線側の南改札口と下り線側の北改札口がある。北改札口は2018年(平成30年)3月16日までは臨時改札口であり、月曜日 - 土曜日は始発 - 9時および16時 - 終電まで、日曜日・祝日は16時 - 19時のみ利用可能で、それ以外は閉鎖されていた[6]。八千代台寄りにある構内踏切は、安全を確保するため遮断桿の降下・上昇速度が速くなっている。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 KS 京成本線 上り 京成船橋日暮里京成上野押上A 都営浅草線方面
2 下り 京成佐倉京成成田 成田空港方面
  • 上表の路線名は成田空港線開業後の旅客案内の名称に基づいている。

利用状況

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2023年度の一日平均乗降人員は11,776人で[京成 1]で、京成線内69駅中第36位。

近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。

年度 一日平均
乗降人員
一日平均
乗車人員
1998年(平成10年) [* 1]8,234
1999年(平成11年) [* 2]7,965
2000年(平成12年) [* 3]7,715
2001年(平成13年) [* 4]7,489
2002年(平成14年) [* 5]7,237
2003年(平成15年) 14,084 [* 6]6,991
2004年(平成16年) 13,618 [* 7]6,830
2005年(平成17年) 13,578 [* 8]6,779
2006年(平成18年) 13,091 [* 9]6,547
2007年(平成19年) 12,846 [* 10]6,454
2008年(平成20年) 12,843 [* 11]6,460
2009年(平成21年) 12,530 [* 12]6,309
2010年(平成22年) 12,303 [* 13]6,200
2011年(平成23年) 12,088 [* 14]6,092
2012年(平成24年) 12,106
2013年(平成25年) 12,201
2014年(平成26年) 12,224
2015年(平成27年) 12,360
2016年(平成28年) 12,447
2017年(平成29年) 12,487
2018年(平成30年) 12,584
2019年(令和元年) [京成 2]12,638 [京成 2]6,370
2020年(令和02年) [京成 3]9,806 [京成 3]4,938
2021年(令和03年) [京成 4]10,220 [京成 4]5,142
2022年(令和04年) [京成 5]11,123 [京成 5]5,606
2023年(令和05年) [京成 1]11,776 [京成 1]5,935

駅周辺

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駅東側には国道16号、北側には国道296号千葉県道201号大和田停車場線千葉県道262号幕張八千代線が走る。

南改札口より東側に進むと、駅前ロータリー交差点(タクシープール、バス停留所)が整備されている。かつて駅南側を中心に小規模スーパーを含む商店街が形成されていたが、1969年(昭和44年)に立案された八千代市による「大和田駅南地区土地区画整理事業[7]」により、線路の南側に位置する商店が立ち退きとなった。換地処分を経て2020年(令和2年)5月19日付で精算が済み、事業立案から50年以上を要した区画事業がようやく完了した[8][注釈 1]。駅前の区画整理で作られた土地は住宅が中心となっている。

北口

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八千代市役所
千葉銀行 大和田支店

北口より1.5キロメートルの位置に東葉高速鉄道東葉高速線村上駅が位置する。

南口

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千葉県立柏井高等学校

バス路線

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駅の南側にあるロータリーから、京成バスによる路線バスが運行されている。

  • 八千13:いきいきプラザ / 草野車庫 / 八千代台駅

当駅開業当初(大和田駅時代)は東洋バスや電鉄直営時代の京成バスが多数発着していたが、東葉高速鉄道東葉高速線開業の影響で、路線バスは隣駅(八千代台駅勝田台駅)に集中しており、2010年8月2日以降、ちばグリーンバス深夜急行バス「新橋駅 - 京成佐倉駅」のみが停車していた。[9]2014年9月より八千代市コミュニティバス 大和田ルートの試験運行が開始されたものの、利用状況を踏まえて2016年7月31日に廃止となった。

隣の駅

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京成電鉄
KS 本線
快速特急・特急・通勤特急
通過
快速・普通
八千代台駅 (KS29) - 京成大和田駅 (KS30) - 勝田台駅 (KS31)

脚注

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注釈

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  1. ^ 空き地の一部は現改札前のスロープ工事に利用されたが、工事終了後は空き地に戻されている。

出典

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  1. ^ a b 日本鉄道旅行地図帳3号 関東1(今尾恵介 監修 新潮社 2008年7月18日発行 ISBN 9784107900210 )37頁
  2. ^ 京成電鉄社史編纂委員会『京成電鉄五十五年史』1967年、704頁。doi:10.11501/2516362 
  3. ^ 京成電鉄社史編纂委員会『京成電鉄五十五年史』1967年、710頁。doi:10.11501/2516362 
  4. ^ a b JTBキャンブックス『京成の駅 今昔・昭和の面影』(石本祐吉・著 2014年2月1日初版発行)110-111頁
  5. ^ a b 快適に駅をご利用いただくために 京成大和田駅バリアフリー化工事が完了します 3月17日(土)より供用開始』(PDF)(プレスリリース)京成電鉄、2018年3月16日。オリジナルの2021年5月1日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210501023750/https://www.keisei.co.jp/information/files/info/20180316_174753222379.pdf2021年5月1日閲覧 
  6. ^ 京成大和田駅 臨時改札口(北側)の開設時間が拡大されます”. 八千代市 (2018年2月24日). 2018年3月17日閲覧。
  7. ^ 事務事業評価表” (PDF). 八千代市都市整備部 (2013年5月15日). 2015年1月12日閲覧。
  8. ^ 八千代市土地区画整理事業一覧表” (PDF). 八千代市 (2020年8月18日). 2021年2月18日閲覧。
  9. ^ 『深夜急行バス』平成22年8月2日 運行ダイヤ変更のお知らせ”. ちばグリーンバス (2010年7月24日). 2015年3月9日閲覧。
京成電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c d 京成電鉄株式会社. “駅別乗降人員(2023年度1日平均)” (pdf). 2024年5月11日閲覧。
  2. ^ a b 駅別乗降人員(2019年度1日平均) (PDF) 、京成電鉄ホームページ、2021年5月30日閲覧
  3. ^ a b 2020年度 駅別1日平均乗降人員 (PDF) 、京成電鉄ホームページ、2021年5月30日閲覧
  4. ^ a b 京成電鉄株式会社. “2021年度 駅別1日平均乗降人員” (PDF) (JP). 2022年5月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月22日閲覧。
  5. ^ a b 京成電鉄株式会社. “駅別乗降人員(2022年度1日平均)” (pdf). 2024年5月11日閲覧。
関東交通広告協議会
千葉県統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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