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今関雄太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
今関 雄太 Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム いまぜき ゆうた
ラテン文字 Yuta Imazeki
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技 (ハードル)
種目 400mハードル
所属 Team Accel
大学 順天堂大学
順天堂大学大学院
生年月日 (1987-09-06) 1987年9月6日(37歳)
出身地 日本の旗 日本千葉県千葉市
身長 176cm
体重 60kg
成績
世界選手権 400mH 予選5組6着 (2011年)
地域大会決勝 アジア選手権
400mH 2位 (2011年)
国内大会決勝 日本選手権
400mH 2位 (2011年)
4x400mR 4位 (2010年)
自己ベスト
400m 47秒56 (2009年)
400mハードル 49秒27 (2011年)
獲得メダル
陸上競技
日本の旗 日本
アジア選手権
2011 神戸 400mH
東アジア大会
2009 香港 4x400mR
2009 香港 400mH
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今関 雄太(いまぜき ゆうた、1987年9月6日 - )は、千葉県千葉市出身の陸上競技選手。専門はハードル競走400mハードルで、49秒27の自己ベストを持つ。2011年大邱世界選手権日本代表。現在は渋谷幕張高校教員で、Team Accelに所属。

経歴

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高校時代まで

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渋谷教育学園幕張中学校時代はサッカー部に所属していたが、「駅伝で借り出されて練習した陸上部の雰囲気が良かったから」という理由から、渋谷教育学園幕張高校に進学後は陸上部に入部した。400mハードルは3年時(2005年)から取り組むと、地元開催となったインターハイでは3位に入った[1]

大学・大学院時代

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大学は順天堂大学に進学。大学3年までは高校時代の自己ベスト(51秒50)を更新できながったが、4年時(2009年)に一気に49秒66まで更新。関東インカレの400mハードルと4×400mリレーで2位、初出場となった日本選手権の400mハードルで5位、トワイライト・ゲームスの400mハードルで自身初の49秒台(49秒84)、日本インカレの400mハードルで2位などの成績を残した。また、香港・東アジア大会では初めて日の丸を背負い、400mハードルで銅メダル獲得、1走を務めた4×400mリレーでは金メダル獲得に貢献した。

大学卒業後は順天堂大学院に進学。大学の先輩である千葉佳裕の紹介で、院生時代の2年間はチームアイマに所属して競技を続けた[1]。2年目(2011年)には日本選手権の400mハードルで大邱世界選手権の参加B標準記録(49秒80)を破り2位に入ると、大阪選手権の400mハードル・特別レースでは大邱世界選手権の参加A標準記録(49秒40)を破る49秒27をマーク。神戸アジア選手権の400mハードルでは銀メダルを獲得し、大邱世界選手権では初めて世界大会を経験した(結果は予選敗退)。

社会人時代

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2012年4月、渋谷幕張高校教員に着任[2]

同年6月、ロンドンオリンピックの参加A標準記録(49秒50)を突破した状態で日本選手権の400mハードルに出場すると、準決勝と決勝でも参加A標準記録を突破したが(49秒49と40秒50)、決勝では3位に入った舘野哲也に0秒01及ばず、惜しくもロンドンオリンピック日本代表の座を逃した。

2017年2月28日、Team Accelに加入[3]

自己ベスト

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種目 記録 年月日 場所 備考
400m 47秒56 2009年3月21日 日本の旗 印西市
400mハードル 49秒27 2011年6月26日 日本の旗 大阪市

主要大会成績

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備考欄の記録は当時のもの

国際大会

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大会 場所 種目 結果 記録 備考
2009 (大4) 東アジア大会 (en 中華人民共和国の旗 香港 400mH 3位 51秒20
4x400mR 優勝 3分07秒08 (1走)
2011 (院2) アジア選手権 日本の旗 神戸 400mH 2位 50秒22
世界選手権 大韓民国の旗 大邱 400mH 予選 50秒92
2012 (社1) ダイヤモンドリーグ
上海ゴールデングランプリ
中華人民共和国の旗 上海 400mH 7位 50秒48
2013 (社2) アジア選手権 インドの旗 プネー 400mH 4位 50秒36

日本選手権

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4x400mR日本選手権リレーの成績

大会 場所 種目 結果 記録 備考
2009 (大4) 第93回 広島市 400mH 5位 50秒32
2010 (院1) 第94回 丸亀市 400mH 4位 49秒81
横浜市 4x400mR 4位 3分09秒39 (4走)
2011 (院2) 第95回 熊谷市 400mH 2位 49秒61 予選49秒54:自己ベスト
横浜市 4x400mR 予選 3分12秒02 (4走)
2012 (社1) 第96回 大阪市 400mH 4位 49秒50
2013 (社2) 第97回 調布市 400mH 5位 50秒24
2014 (社3) 第98回 福島市 400mH 予選 50秒85
2015 (社4) 第99回 新潟市 400mH 予選 53秒46

その他

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大会 場所 種目 結果 記録 備考
2005 (高3) インターハイ 千葉市 400m 準決勝 49秒26
400mH 3位 51秒71
国民体育大会 岡山市 400mH 4位 51秒55
2006 (大1) 日本インカレ 横浜市 4x400mR 予選 3分09秒84 (3走)
2008 (大3) 関東インカレ 東京都 400mH 予選 52秒21
2009 (大4) 関東インカレ 東京都 400m 予選 47秒67
400mH 2位 50秒24 自己ベスト
4x400mR 2位 3分06秒79 (4走)
トワイライト・ゲームス 東京都 400mH 優勝 49秒84 大会記録
自己ベスト (自身初の49秒台)
日本インカレ 東京都 400mH 2位 50秒12
4x400mR 8位 3分15秒29 (4走)
国民体育大会 新潟市 400mH 4位 49秒66 自己ベスト
実業団・学生対抗 平塚市 400mH 3位 50秒34
2010 (院1) 静岡国際 袋井市 400mH 優勝 50秒09
国際グランプリ大阪 大阪市 400mH 4位 49秒77
東日本実業団選手権 熊谷市 400m 7位 48秒22
トワイライト・ゲームス 東京都 400mH 4位 50秒00
スーパー陸上 川崎市 400mH 5位 51秒75
全日本実業団選手権 新潟市 400mH 予選 52秒81
4x400mR 優勝 3分10秒60 (3走)
国民体育大会 千葉市 400mH 4位 49秒88
2011 (院2) 静岡国際 袋井市 400mH 3位 49秒71
ゴールデングランプリ川崎 川崎市 400mH 6位 51秒51
東日本実業団選手権 熊谷市 400mH 決勝 DNS 予選50秒77
全日本実業団選手権 鳴門市 400m 予選 52秒03
4x400mR 2位 3分11秒17 (4走)
国民体育大会 山口市 400mH 予選 51秒12
2012 (社1) 静岡国際 袋井市 400mH 3位 49秒76
ゴールデングランプリ川崎 川崎市 400mH 6位 51秒16
トワイライト・ゲームス 東京都 400mH 3位 50秒74
国民体育大会 岐阜市 400mH 8位 52秒84
2013 (社2) 静岡国際 袋井市 400mH 2位 49秒42
東日本実業団選手権 那珂市 400m 決勝 DNS 予選48秒38
400mH 予選 54秒16
トワイライト・ゲームス 東京都 400mH 決勝 56秒13
全日本実業団選手権 熊谷市 400m 予選 48秒37
400mH 8位 56秒42
国民体育大会 調布市 400mH 予選 50秒95
2014 (社3) 静岡国際 袋井市 400mH 決勝 53秒07
水戸招待陸上 水戸市 400mH 2位 52秒33
木南記念 大阪市 400mH 5位 52秒70
東日本実業団選手権 福島市 400m 7位 49秒61
2015 (社4) 静岡国際 袋井市 400mH 決勝 52秒31
東日本実業団選手権 熊谷市 400m 予選 49秒04
400mH 予選 54秒65
全日本実業団選手権 岐阜市 400mH 予選 59秒61
2016 (社5) 東日本実業団選手権 熊谷市 400mH 予選 56秒97

脚注

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  1. ^ a b 「マイプライバシー / 今関雄太(チームアイマ)」『月刊陸上競技』第45巻第9号、講談社、2011年8月号、229頁。 
  2. ^ えんじゅ:251号 / 新任紹介”. 渋谷教育学園幕張中学校・高等学校 (2012年5月17日). 2017年11月7日閲覧。
  3. ^ 2017年度 新規加入選手”. アクセルトラッククラブ (2017年3月5日). 2017年11月7日閲覧。

外部リンク

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