俺らいちぬけた (岡林信康の曲)
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「俺らいちぬけた」 | |||||||
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岡林信康 の シングル | |||||||
初出アルバム『岡林信康アルバム第3集 俺ら いちぬけた』 | |||||||
B面 | 申し訳ないが気分がいい(シングルバージョン) | ||||||
リリース | |||||||
規格 |
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録音 |
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ジャンル | フォーク | ||||||
時間 | |||||||
レーベル | URCレコード | ||||||
岡林信康 シングル 年表 | |||||||
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『俺らいちぬけた』(おいらいちぬけた)は岡林信康が、1971年7月20日 にURCレコードから発売したシングル。
解説
[編集]後に発売になるアルバム『岡林信康アルバム第3集 俺ら いちぬけた』からの先行シングル。ただし、『申し訳ないが気分がいい』は、アルバムとは別バージョン。
「おれも歌い出した頃は、歌というものをなめてたよね。歌は戦いの武器やとか、道具やとか。イデオロギー信奉して、まわりの人たちみんなが味方や思うて盛り上がった。ところがやってるうちに、なんか違う。そんなふうに思い出すと、まわりがえらい支持してくれるのが、かえってヘビーやった」イデオロギー、偶像化、そのどれとも真正面から向き合い、死力を尽くして戦った。しかし結果は無残なKO負け。敗れたボクサーはリングを去るしかなかった。そんな心境を歌にしたのが、この「俺らいちぬけた」である[1]。
この「俺らいちぬけた」がカントリーっぽくなっているのは、都会の騒音の中での生活はやめようと決めているから。穏やかな田舎を感じさせるような作品にしたかった。ただ柳田ヒロはロックでこの歌をやりたくて、そのバージョンでの録音も行われている[2]。
収録曲
[編集]全作詞・作曲・歌:岡林信康、編曲:柳田ヒロ
SIDE A
[編集]- 俺らいちぬけた – (3:37)
SIDE B
[編集]- 申し訳ないが気分がいい(シングル・バージョン) – (4:45)
レコーディング・メンバー
[編集]ミュージシャン
[編集]- 唄 – 岡林信康
- ギター – 鈴木慶一、和田博己
- ピアノ、オルガン – 柳田ヒロ
- ドラム – 戸叶京助
- ベース、エレクトリック・ギター – 高中正義
- バンジョー – 岩井宏
- スチール・ギター – 小林潔
- フィドル – 玉木宏樹
- フルート – 衛藤幸雄
- ストリングス – 71ストリングス