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全日本9人制バレーボールトップリーグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
全日本9人制バレーボールトップリーグ
(V9チャンプリーグ)
競技9人制バレーボール
創立2015年
開始年2015年
参加チーム男子:8
女子:8
日本の旗 日本
前回優勝男子:中部徳洲会病院 (3回目)
女子:パナソニック ブルーベルズ (7回目) (2021年)
最多優勝男子:中部徳洲会病院 (3回)
女子:パナソニック ブルーベルズ (7回)

全日本9人制バレーボールトップリーグ(ぜんにほんきゅうにんせいバレーボールトップリーグ、通称「V9チャンプリーグ」)は、日本の9人制バレーボールにおけるトップリーグである[1][2]。2015年に第1回リーグが開催された[3]

経緯

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9人制バレーボール競技は国民体育大会が2010年をもって廃止となり、以後は群馬銀行に見られる6人制への移行などにより、チーム数が減少し閉塞感が漂った[1]。この状況を打破すべく、「9人制バレーボールの一層の普及と発展を目指す」として[2]、メジャースポーツに欠かせないトップチームによるリーグ戦を開催することが急ピッチで決定した[1]。主催は日本実業団バレーボール連盟、日本クラブバレーボール連盟。後援は日本バレーボール協会[2]。こうして2015年5月2日、男子は住友電工大阪製作所体育館で、女子はかぎん(鹿児島銀行)体育館で開幕試合が行われた[4]

第1回女子リーグは、パナソニックESブルーベルズが初代女王に輝いた[5]

2015年10月まで行われた男子リーグは住友電工が初代王者となった[6]

日程

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2015年の第1回リーグの開催日程は下記の通り[1][2]

  • 男子 : 2015年5月2日 - 10月25日
  • 女子 : 2015年5月2日 - 6月7日

試合方式

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出場8チームによるシングルラウンドロビン(1回戦総当たり)[1][2]。 順位決定方式は、

  1. 勝ち数
  2. セット率
  3. 得失点差

により決定する[1]

入替戦

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7位・8位となったチームは入替戦出場チーム決定戦を勝ち上がった2チームと入替戦を行い、来季の出場権を競う[7]

参加チーム

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第1回リーグに参加した男女各8チームは次の通り[1]

歴代優勝/準優勝チーム

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年度 男子 女子
優勝 準優勝 優勝 準優勝
1 2015年 住友電工 中部徳洲会病院 パナソニックESブルーベルズ 富士通テン
2 2016年 住友電工[1] 中部徳洲会病院 パナソニックESブルーベルズ[2] 富士通テンレッドフェニックス
3 2017年 中部徳洲会病院[3] 住友電工 パナソニックESブルーベルズ[4] 富士通テンレッドフェニックス
4 2018年 中部徳洲会病院[5] 富士通 パナソニックESブルーベルズ[6] 富士通テンレッドフェニックス
5 2019年 中止 パナソニック ブルーベルズ マツダクロスナイン
6 2020年 中止 パナソニック ブルーベルズ デンソーテンレッドフェニックス
7 2021年 中部徳洲会病院 住友電工 パナソニック ブルーベルズ デンソーテンレッドフェニックス

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 『月刊バレーボール』 2015年5月号96-99ページ
  2. ^ a b c d e 大阪実業団バレーボール連盟. “第1回 全日本9人制バレーボールトップリーグ(V9チャンプリーグ)”. 2015年5月2日閲覧。
  3. ^ 富士通テンバレーボール部. “第1回V9チャンプリーグに参戦します”. 2015年5月3日閲覧。
  4. ^ 『月刊バレーボール』2015年6月号 108ページ
  5. ^ 富士通テン女子バレーボールチーム. “試合レポート - 第1回 V9チャンプリーグ”. 2015年6月9日閲覧。
  6. ^ 日本実業団バレーボール連盟. “第1回 全日本9人制バレーボールトップリーグ(V9チャンプリーグ”. 2015年11月2日閲覧。
  7. ^ 日本実業団バレーボール連盟. “平成27年度 第1回 全日本9人制バレーボールトップリーグ(V9チャンプリーグ)開催要項(案)”. 2015年11月2日閲覧。