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八木が谷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 千葉県 > 船橋市 > 八木が谷
八木が谷
八木が谷の位置(千葉県内)
八木が谷
八木が谷
八木が谷の位置
北緯35度45分41.51秒 東経140度1分48.23秒 / 北緯35.7615306度 東経140.0300639度 / 35.7615306; 140.0300639
日本の旗 日本
都道府県 千葉県
市町村 船橋市
人口
2017年(平成29年)11月1日現在)[1]
 • 合計 5,299人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
274-0802[2]
市外局番 047[3]
ナンバープレート 船橋
八木が谷町
北緯35度45分49.66秒 東経140度2分32.38秒 / 北緯35.7637944度 東経140.0423278度 / 35.7637944; 140.0423278
日本の旗 日本
都道府県 千葉県
市町村 船橋市
人口
2017年(平成29年)11月1日現在)[1]
 • 合計 73人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
274-0803[4]

八木が谷(やきがや)は、千葉県船橋市地名。近隣の八木が谷町(やきがやちょう)についても記述する。

八木谷が正式な表記である。

歴史・由来

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古くからの集落の一つ。当地域の柏上(かしあげ)遺跡に、古墳時代中期の住居址が保存されている。中世までこの住居が続いたかは不明である。だが、長福寺周辺には室町時代に城があり、当時の板碑も多数出土している。江戸時代には旗本長井氏と市川氏に二分して知行された。

その後明治22年(1889年)の町村制施行に伴い千葉郡豊富村大字八木ヶ谷となった。昭和29年(1954年)、豊富村の船橋市への編入により船橋市大字八木ヶ谷となり、翌昭和30年に八木が谷町と改称された。昭和56年(1981年)の住居表示実施により、旧来の集落と周辺が八木が谷1〜5丁目、北部が高野台(こうやだい)1〜5丁目、三咲と接する地区が咲が丘1〜4丁目、みやぎ台1〜4丁目となった[5]。その後は、住居表示未実施の一部地域が八木が谷町として残存している。

  1. 谷が入り込んだ複雑な地形を意味する「八岐が谷」が転化
  2. 城主が八木ヶ谷胤宣であった
  3. 八種類の木(松、カラタチ、橘、柏、楡、桑、ナツメ、竹)が繁る谷あいの土地
  4. 八木は「米」の分解で、米のよくとれる谷田

といった説がある。他にも、「やき」「やぎ」は狭い小谷、焼畑・野焼、湿地等を意味するとも考えられる。現時点では詳しいことは分かっていない。

地理・交通

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地価

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住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、八木が谷3-11-20の地点で6万7000円/m2となっている。[6]

八木が谷

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八木が谷(やきがや)は、1~5丁目まである。郵便番号は274-0802[2]

隣接地名

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世帯数と人口

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2017年(平成29年)11月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
八木が谷一丁目 826世帯 1,825人
八木が谷二丁目 699世帯 1,635人
八木が谷三丁目 513世帯 1,158人
八木が谷四丁目 210世帯 569人
八木が谷五丁目 38世帯 112人
2,286世帯 5,299人

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]

丁目 番地 小学校 中学校
八木が谷一丁目 全域 船橋市立八木が谷小学校 船橋市立八木が谷中学校
八木が谷二丁目 1~13番
14番5号以降
15番1~12号
16~25番
26番1~13号
27~44番
14番1~4号
15番13~23号
26番14~18号
45番
船橋市立八木が谷北小学校
八木が谷三丁目 1番~26番10号
30~36番
26番11号~29番 船橋市立八木が谷小学校
八木が谷四丁目 全域 船橋市立八木が谷北小学校
八木が谷五丁目 全域

施設

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八木が谷町

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八木が谷町(やきがやちょう)は、昭和56年(1981年)の当地区の住居表示実施の際、対象外となった地区で、八木が谷地域の東部に位置する。3か所に分かれて飛地状に残存する。郵便番号は274-0803[4]

隣接地名

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世帯数と人口

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2017年(平成29年)11月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
八木が谷町 30世帯 73人

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]

番地 小学校 中学校
1~13番地
56番地
62番地以降
船橋市立八木が谷北小学校 船橋市立八木が谷中学校
21・22番地
35番地
船橋市立八木が谷小学校

施設

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特筆すべき施設はない。

その他

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参考文献

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  • 「ふるさとの地名」船橋市の地名を探る(船橋市史談会)

脚注

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  1. ^ a b c d 船橋市町丁別人口”. 船橋市 (2017年11月24日). 2017年11月30日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年11月30日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月1日閲覧。
  4. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年11月30日閲覧。
  5. ^ 過去の住居表示による住所の変更一覧”. 船橋市 (2016年2月28日). 2020年12月30日閲覧。
  6. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  7. ^ a b 小・中学校通学区域表(住所別)”. 船橋市 (2016年12月22日). 2017年11月30日閲覧。