八木が谷
八木が谷 | |
---|---|
北緯35度45分41.51秒 東経140度1分48.23秒 / 北緯35.7615306度 東経140.0300639度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 千葉県 |
市町村 | 船橋市 |
人口 | |
• 合計 | 5,299人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
274-0802[2] |
市外局番 | 047[3] |
ナンバープレート | 船橋 |
八木が谷町 | |
---|---|
北緯35度45分49.66秒 東経140度2分32.38秒 / 北緯35.7637944度 東経140.0423278度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 千葉県 |
市町村 | 船橋市 |
人口 | |
• 合計 | 73人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
274-0803[4] |
八木が谷(やきがや)は、千葉県船橋市の地名。近隣の八木が谷町(やきがやちょう)についても記述する。
八木が谷が正式な表記である。
歴史・由来
[編集]古くからの集落の一つ。当地域の柏上(かしあげ)遺跡に、古墳時代中期の住居址が保存されている。中世までこの住居が続いたかは不明である。だが、長福寺周辺には室町時代に城があり、当時の板碑も多数出土している。江戸時代には旗本長井氏と市川氏に二分して知行された。
その後明治22年(1889年)の町村制施行に伴い千葉郡豊富村大字八木ヶ谷となった。昭和29年(1954年)、豊富村の船橋市への編入により船橋市大字八木ヶ谷となり、翌昭和30年に八木が谷町と改称された。昭和56年(1981年)の住居表示実施により、旧来の集落と周辺が八木が谷1〜5丁目、北部が高野台(こうやだい)1〜5丁目、三咲と接する地区が咲が丘1〜4丁目、みやぎ台1〜4丁目となった[5]。その後は、住居表示未実施の一部地域が八木が谷町として残存している。
- 谷が入り込んだ複雑な地形を意味する「八岐が谷」が転化
- 城主が八木ヶ谷胤宣であった
- 八種類の木(松、カラタチ、橘、柏、楡、桑、ナツメ、竹)が繁る谷あいの土地
- 八木は「米」の分解で、米のよくとれる谷田
といった説がある。他にも、「やき」「やぎ」は狭い小谷、焼畑・野焼、湿地等を意味するとも考えられる。現時点では詳しいことは分かっていない。
地理・交通
[編集]- 北部には新川水系二重川(一級河川)が流れており、その支流志多田川が東部を流れている。
- 新京成線の駅に近い場所は住宅地だが、川に近い部分や駅から遠い東部は田園地帯である。
- 新京成電鉄の路線バスが、二和向台駅から、通っている。二和向台駅 路線バス
- 最寄駅は新京成電鉄新京成線二和向台駅及び三咲駅である。
- 八木が谷町や八木が谷5丁目の地域は北総鉄道北総線白井駅(白井市)も利用できる。
- 町内には主要な道路はないが、付近には県道が数本走っている。
地価
[編集]住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、八木が谷3-11-20の地点で6万7000円/m2となっている。[6]
八木が谷
[編集]八木が谷(やきがや)は、1~5丁目まである。郵便番号は274-0802[2]。
隣接地名
[編集]世帯数と人口
[編集]2017年(平成29年)11月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
八木が谷一丁目 | 826世帯 | 1,825人 |
八木が谷二丁目 | 699世帯 | 1,635人 |
八木が谷三丁目 | 513世帯 | 1,158人 |
八木が谷四丁目 | 210世帯 | 569人 |
八木が谷五丁目 | 38世帯 | 112人 |
計 | 2,286世帯 | 5,299人 |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
八木が谷一丁目 | 全域 | 船橋市立八木が谷小学校 | 船橋市立八木が谷中学校 |
八木が谷二丁目 | 1~13番 14番5号以降 15番1~12号 16~25番 26番1~13号 27~44番 | ||
14番1~4号 15番13~23号 26番14~18号 45番 |
船橋市立八木が谷北小学校 | ||
八木が谷三丁目 | 1番~26番10号 30~36番 | ||
26番11号~29番 | 船橋市立八木が谷小学校 | ||
八木が谷四丁目 | 全域 | 船橋市立八木が谷北小学校 | |
八木が谷五丁目 | 全域 |
施設
[編集]- 船橋市立八木が谷小学校(2丁目)
- 船橋市立八木が谷中学校(2丁目)
- 船橋市立八木が谷北小学校(4丁目)
- 学校法人岩浅学園 八木ヶ谷幼稚園(2丁目)
- 八木が谷公民館(2丁目)
- 八木が谷県営住宅
- 八木が谷第二県営住宅(4丁目)
- 八木が谷公園(ピーターパン公園)
- 八木が谷第一号公園
- 八木が谷南緑地(1丁目)
八木が谷町
[編集]八木が谷町(やきがやちょう)は、昭和56年(1981年)の当地区の住居表示実施の際、対象外となった地区で、八木が谷地域の東部に位置する。3か所に分かれて飛地状に残存する。郵便番号は274-0803[4]。
隣接地名
[編集]世帯数と人口
[編集]2017年(平成29年)11月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
八木が谷町 | 30世帯 | 73人 |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
1~13番地 56番地 62番地以降 |
船橋市立八木が谷北小学校 | 船橋市立八木が谷中学校 |
21・22番地 35番地 |
船橋市立八木が谷小学校 |
施設
[編集]特筆すべき施設はない。
その他
[編集]参考文献
[編集]- 「ふるさとの地名」船橋市の地名を探る(船橋市史談会)