利用者‐会話:Kingfiser
ウィキペディア日本語版へようこそ! | |||
---|---|---|---|
こんにちは、Kingfiserさん。はじめまして! ウィキペディア日本語版へようこそ!
|
Dear Kingfiser! I hope, you understand a little bit English too? You inserted to the article イワタケ a picture of Umbilicaria esculenta into 生物分類表. How did you identify this as Umbilicaria esculenta for sure? Greetings, Doc Taxon 2011年2月1日 (火) 10:17 (UTC)
Incidently, I think that it differs a little. I'm sorry. It mends. --kingfiser 2011年2月2日 (水) 17:47 (UTC)
- Unfortunately, but thank you, Doc Taxon 2011年2月2日 (水) 13:36 (UTC)
コウイカの良質な記事選考について
[編集]Kingfiserさん、初めまして。現在進行中の Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/コウイカ 20191011 についてご相談にあがりました。とてもバランスが良く、興味深い記事の大幅加筆、大変お疲れ様でした。当初選考期限は2019年11月24日 (日) 16:09 (UTC) に設定されていて、現時点でコメント2票、条件付賛成1票 (票カウント自体はコメント扱い) のみとなっています。このままですと選考通過せずで打ち切りとなりそうだったので、勝手ながら2週間延長を私の方から希望提出致しました。自分で付けた条件ぐらい、何とか自力で調べられないかなと思い、門外漢ながらチャレンジしてみようと思いまして。 ただし、Kingfiserさんの方が圧倒的に知見をお持ちなので、もし可能でしたら、選考ページに挙がっている指摘ポイントにつき、ご対応 (ないし回答を寄せるだけでも) 頂けないでしょうか。ご多忙かと存じますが、ご検討よろしくお願い申し上げます。--ProfessorPine(会話) 2019年11月23日 (土) 13:37 (UTC)
- お知らせありがとうございます。当方はコウイカ類の分類学を専門として研究しております。その他の分野に関しては門外漢なのですが、Wikipediaの編集に関しましてはお力になれるところもあると思います。より良い記事にできるよう改善していきたいと思っております。こちらこそよろしくお願いいたします --Kingfiser(会話) 2019年11月24日 (日) 17:35 (UTC)
- コウイカの加筆、誠にありがとうございました。編集内容は拝見したのですが、投票 (賛成確定票への切り替え) は当面控えさせて頂いており、お詫びに伺いました。ご存知かもしれませんが、トラブルに遭いまして、念のため提起から1週間は良質な記事の投票所に足を踏み入れないようにしているためです。ついでにご報告しておくと、追加で私の方では「利用」の節に関連して軽く調べまして、ほんの少しだけですが今後加筆する予定です。私自身は、(秀逸な記事ではなく) 良質な記事の選考基準であれば現時点のKingfiserさん編集バージョンで十分と考えているものの、生物学的な記述よりも社会・経済的な記述を好まれる投票者もおられるかもしれないので。以上、お知らせまで。--ProfessorPine(会話) 2019年11月29日 (金) 13:47 (UTC)
- ご丁寧にありがとうございます。初めて拝読いたしましたが、ご苦労拝察いたします。穏便に事が済むよう期待しております。本題のコウイカの方についてですが、私の方でも少し生物学に偏っており難解だと思っておりましたので、加筆して頂けると幸いです。当方も、読者のより良い理解のために写真や図をアップロードしようと考えております。--Kingfiser(会話) 2019年12月1日 (日) 15:57 (UTC)
- コウイカの加筆、誠にありがとうございました。編集内容は拝見したのですが、投票 (賛成確定票への切り替え) は当面控えさせて頂いており、お詫びに伺いました。ご存知かもしれませんが、トラブルに遭いまして、念のため提起から1週間は良質な記事の投票所に足を踏み入れないようにしているためです。ついでにご報告しておくと、追加で私の方では「利用」の節に関連して軽く調べまして、ほんの少しだけですが今後加筆する予定です。私自身は、(秀逸な記事ではなく) 良質な記事の選考基準であれば現時点のKingfiserさん編集バージョンで十分と考えているものの、生物学的な記述よりも社会・経済的な記述を好まれる投票者もおられるかもしれないので。以上、お知らせまで。--ProfessorPine(会話) 2019年11月29日 (金) 13:47 (UTC)
メールを確認してください。
[編集]Kingfiser様: メールを確認してください。 件名: "The Community Insights survey is coming!" ご不明な点がございましたら、surveys@wikimedia.orgまでメールでお問い合わせください。
(Please check your email! Subject: "The Community Insights survey is coming!" If you have questions, email surveys@wikimedia.org.)
Sorry for the inconvenience, you can read my explanation here.
MediaWiki message delivery(会話) 2020年9月25日 (金) 14:17 (UTC)
感謝賞受賞のお知らせ
[編集]2020年7-9月期の感謝賞において、Kingfiserさんへ感謝の言葉が寄せられ、感謝賞を受賞されましたのでお知らせいたします。寄せられた推薦と感謝の言葉は次のとおりです:
次のテキストを利用者ページにコピーしていただければ、感謝賞受賞のユーザーボックスを置くこともできます。よろしければどうぞ。{{Wikipedia:感謝賞/受賞者用ユーザーボックス|2020|9}}
これからのますますのご活躍を祈念いたします。--Yapparina(会話) 2020年10月1日 (木) 10:06 (UTC)
おすすめの学名データベースがございます。
[編集]こんにちは。キンゴジカ属を拝読しましたが、The Plant List は今後使用されない事を強く推奨致します。同サイトのトップページをご覧下さい。2013年で更新が止まり、World Flora Online なるデータベースで更新が続けられるという旨が記されています。ただ私と致しましてはそこよりもキュー植物園系のThe Plants of the World Onlineをおすすめ致します。ここでは2020年発表の論文の一部までが反映されています(例:『植物研究雑誌』96巻6号 (8月) 発表のシバオノエヤナギ Salix × tamagawaensis 等; ただし同年4月に Phytotaxa 439(3) でアブラナ目の新たな科 Tiganophytaceae と共に新種記載された筈の Tiganophyton karasense は未反映です)。--Eryk Kij(会話) 2021年5月22日 (土) 22:11 (UTC)
- 返信 (Eryk Kij様宛) あら、これはご丁寧にありがとうございます。英語版がこれを参照していたので使ってみたのですが、無い種名も多く不便を感じておりました。シダ周りの項目の調整ということでやっつけ仕事だったのですが、下手に手を抜くといいことありませんね。参考になりました。--Kingfiser(会話) 2021年5月22日 (土) 22:15 (UTC)
「メートル」→「m」の変更について
[編集]お疲れ様です。日咩坂鍾乳穴と岡山地底湖行方不明事件で「メートル」を「m」へ変更される処理を行われておりましたが、何かこちらのほうが相応しい理由があるのでしょうか? 表記ガイドを再度確認したところ、Wikipedia:表記ガイド#単位で「単位は原則として単位記号を用いず、かな・漢字で表記します。スクリーンリーダーのより的確な動作が期待できます。例:m → メートル、 kg → キログラム、 s → 秒」とありましたので、お尋ね致します。--灰色の海(会話) 2021年6月20日 (日) 12:39 (UTC)
- 返信 (灰色の海さま宛) ご指摘ありがとうございます。すみません、こちらは読んでおりませんでした。Wikipediaにこんな方針があったのですね。科学系の文ばかりを読んでいたため、SI単位は「2100 m」のように「数値 + 半角スペース + 単位」で表すのが基本で[1]、このように表すのが正しいと思っておりました。Wikipedia:表記ガイド#単位における「以下の場合は例外として単位記号を用いることができます。:単位記号の初出時にかな・漢字表記を併記した場合」に従い読み仮名を挿入しておきます。--Kingfiser(会話) 2021年6月20日 (日) 12:56 (UTC)
- 返信 ありがとうございます、承知致しました。論文等だと記号表記なのだろうなと思っておりましたが、やはりそうだったのですね。出典の追加や「鐘乳穴」表記の修正も含めて、諸々ありがとうございました。改名提案のほうでは未だに私もどちらがよりよいか結論が出ておらず恐縮なのですが、引続きよろしくお願い申し上げます。--灰色の海(会話) 2021年6月20日 (日) 13:39 (UTC)
お礼
[編集]この度は日咩坂鐘乳穴、日咩坂鐘乳穴神社、岡山地底湖行方不明事故の改名作業を行って下さり、誠にありがとうございました。今回はこれらの名称問題のほか、記事の内容についても当方には不足していた自然科学の知識にて補塡して頂き、非常に助かりました。今後とも何卒、よろしくお願い致します。--灰色の海(会話) 2021年6月27日 (日) 20:23 (UTC)
- 灰色の海さま、ご丁寧にありがとうございます。こちらこそ、立項に関しまして、私も歴史的な背景などは疎く報告書をまとめる気力もなかったため、大変感謝しております。誠にありがとうございました。また、単位の表記については、今後の執筆活動にもかかわってくることもあり、指摘は非常に助かりました。今後ともお互い良い記事を執筆できますことを。--Kingfiser(会話) 2021年6月28日 (月) 03:41 (UTC)
大変助かりました。
[編集]海獺と申します。アスパラソバージュの整理、大変助かりました。もとより学術的な生物のことは何もわからないまま、この印象的な野菜について調べて書いたという次第で、ご専門の方からすればよろよろとした記事に見えたことだろうと思います。ノートをご覧になるとわかる通り、野菜としての名称はふたつの野菜を混同している場合があり、出典となる資料を探しているところです。今回は本当にありがとうございました。--海獺(会話) 2021年7月13日 (火) 23:29 (UTC)
- 海獺さま 、立項お疲れ様でした。いえ、私もこの植物は全く知らなかったので大変勉強になりました。混同に由来する外来語の和名はこれまた取り扱いが難しいですね。うまくまとまることを願っております。学名や分類等で困ったことがあれば何か役に立てることがあるかもしれませんので、ご遠慮なさらずお頼りください。今後ともよろしくお願いいたします。--Kingfiser(会話) 2021年7月14日 (水) 15:01 (UTC)
2021年ウィキメディア財団選挙の候補者を紹介します
[編集]こんにちは!
2021年ウィキメディア財団選挙が8月に始まります。今年の理事会選挙は、2021年8月4日から17日まで実施されます。ウィキペディア日本語版の編集者を含むウィキメディア・コミュニティのメンバーは、3年の任期で4人の新しい理事を選出する機会があります。理事会選挙の開始に先立ち選挙運動期間が設けられており、この期間中にコミュニティが候補者と顔を合わせる機会があります。
- ウィキメディア財団における理事会の役割は何ですか?
- 候補者紹介
- 今回の選挙には20名の立候補者がいます。候補者についてはこちらをご覧ください。
理事選挙をサポートするファシリテーター チームは、選挙運動期間中にいくつかの活動を用意しています。
7月31日(土)の19:30(JST)から、日本を含むアジア・太平洋地域のユーザーが候補者と交流できるオンラインイベントが開催されます。日本語による同時通訳も提供される予定ですので、どうぞお気軽にご参加ください。
- こちらのフォームから事前に参加登録をお願いします。
- フォームのプライバシーポリシーをご確認ください。
その他の活動については、メタウィキの理事選挙ページをご覧ください。
ご質問がございましたら、ファシリテーターか選挙ボランティアまでお問い合わせください。
選挙ボランティア一同 2021年7月24日 (土) 15:06 (UTC)
このお知らせは2021年ウィキメディア財団理事会選挙ボランティアにより作成され、botにより配信されました。 •フィードバック •購読解除
まもなく終了 理事会選挙へ投票のお願い
[編集]Kingfiserさん
こんばんは。お忙しい時間帯に恐れ入ります。
2021年ウィキメディア財団選挙は最終盤に入っております。これまでご協力いただいた皆様、ご投票いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
もしKingfiserさんが投票をお済ませでなければ、ぜひこちらから清き一票をお願いいたします。
ウィキペディア日本語版の運営にも深く関与する理事会の候補者の選出に際し、投票資格をお持ちの数少ないユーザーの一人であるKingfiserさんのご意見を反映することは非常に重要だと考えています。
投票いただくに際し、まず19名の候補者からKingfiserさんが支持する方をお選びください。 支持する候補者を選んだら、支持する順に候補者の名前を選び、投票ボタンを押すだけです。 所要時間は5分未満で、完全な匿名性が保証されます。
投票は、日本時間の9月1日(水)の朝9時に締め切られます。
ウィキメディア財団の運営にウィキペディア日本語版コミュニティの意見を反映させるために、Kingfiserさんのご協力を重ねてお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします。
--選挙ボランティア一同 2021年8月31日 (火) 11:11 (UTC)
このお知らせはウィキメディア財団2021年理事会選挙ボランティアにより作成され、botにより配信されました。 •フィードバック •購読解除
「Wikipedia:メインページ強化記事投票所」の推薦について
[編集]Kingfiserさん、初めまして。私、強化記事の更新をしている桜国の竜と申します。今回は標記の件についてお伝えしたいことがあり、会話ページに書き込みに参りました。
Kingfiserさんは、2021年9月8日 (水) 16:24(UTC)に強化記事投票所に記事を4つ推薦されていますが、Wikipedia:メインページ強化記事投票所/項目候補#推薦についてにありますように、強化記事投票所では一人が一度に推薦できる項目は3つまでと定められています(仮に推薦したい記事が4つ以上ある場合、最初に3つまで記事を推薦し、その3つの記事に自分以外の利用者からの投票があったら新たに記事を推薦する、という流れになります)。今回は投票所のルールを超過する数の推薦であるため、申し訳ありませんが、一旦推薦を取り消しとさせていただきます。
ご多忙のところ恐縮ですが、推薦したい4つの記事のうち、どの記事を最初に推薦する記事3つとして選ぶか吟味した上で、改めて推薦し直していただけますようお願いいたします。--桜国の竜(会話) 2021年9月8日 (水) 17:09 (UTC)
- 返信 (桜国の竜さま宛) ご丁寧にありがとうございます。本当ですね。よく読んでおりませんでした。また不勉強でお手間をおかけすることがないように気を付けます。今後ともよろしくお願いいたします--Kingfiser(会話) 2021年9月9日 (木) 06:26 (UTC)
ありがとうございました
[編集]Kingfiserさま、モズクでの修正ありがとうございました。分類表への漢字名禁止、ルビ禁止、括弧全角については認識していませんでした(括弧のガイドラインは今年変更されたのですね...)。これまでこれらに反する形で記述していたので、追々修正していきます。括弧と句読点の間のスペースがあるとどうしてもカッコ悪く見えてしまうので、(自分の閲覧環境での)見た目優先させていました。「和名」に関しても、漢字表記も含めてまとまっていた方が分かりやすいように思うのですがしょうがないですね。--Neobodo(会話) 2021年11月6日 (土) 15:08 (UTC)
- 返信 (Neobodo さま宛) ご丁寧にありがとうございます。そういった Wikipedia の細かいスタイルのルールは些事ですから、あまりお気になさらず。かくいう私も過去に知らずにこれに反した執筆を多く行ってきました。また、単位の表記はやはり私のような理学の徒としては数字 + 半角スペース + 欧文字単位という表記は外せず、最初に(ミリメートル)などと併記することでスタイルに沿う形に折衷していたりします。表示はやはり環境によるものですから、全ての環境で心地よい表記というのは難しいものですね。私も括弧のスペースの表示は気になっております。表示環境(例えばモバイルなど)によっては、図の位置が変わることもあり(右図)のような表記は極力避けたり、また注釈に関しては積極的に脚注を用いるようにしていたりします。この辺は個人の好みでしょうね。和名の件は生物分類表の幅が狭いことから多くの情報を詰め込んでしまうと可読性が落ちることによるルールだと思っています。まあそれも改行 (<br/>)などで如何様にもなりそうですが。--Kingfiser(会話) 2021年11月7日 (日) 14:50 (UTC)
DeepL翻訳そのままの記事を発見した際の対処
[編集]鳥類の起源にて、KingfiserさんがDeepL翻訳がされている可能性を指摘しながら問題点を修正していらっしゃるのを拝見してこちらに参りました。まずは確認と修正ありがとうございます。ただ、DeepL翻訳に頼り切って作られた(もしくはそれに微修正を加えただけの)記事は、質がどうであろうともライセンス違反の疑いありとして削除対象になります。またおそらくKingfiserさんもお気づきだと思いますが、機械翻訳で出てきた訳文は単語レベルの修正ではどうにもならないことが多いです。今後もし似たような事例を発見した場合、修正の労をとるよりもDeepL使用の疑いをノートなどに報告する、可能であれば削除依頼を出していただく方がよろしいかと思います。--McYata(会話) 2022年2月20日 (日) 12:40 (UTC)
- McYata さま、ご丁寧にご報告ありがとうございます。ライセンス違反の疑いがあるのですね。あの記事において、用語 furculae がさまざまな語義のずれた単語に翻訳されていたため DeepL の訳出文の挙動と似ていると感じ、あのようにコメントしました。トピックは面白いにも拘らず内容の正確性においてかなりひどい記事で、少し修正したもののまだ問題も多く、一から自力で翻訳したほうが早そうです。仰る通り今後はそのように対応してみます。勉強になりました。--Kingfiser(会話) 2022年2月20日 (日) 13:33 (UTC)
和名に関して
[編集]外部SNSにおいて議論して参りましたが、続きの内容に関してはここで検討を行っておいた方が他の利用者さんに共有を行う必要が生じた場合に都合が良いと判断致しました。モツヤクジュ属/コミフォラ属(Commiphora)に関してはあくまでも個別の事例として前者に軍配が上がると判断された事は承知致しました。ガイドラインWikipedia:記事名の付け方#記事名の付け方の目安に当てはめるのであれば3.、4.を重視して前者を選択されたのがKingfiserさん、一方1.、3.を重んじて後者を選択したのが私というところでしょうか。ただこれは別と致しまして、私は「属名として表記するのに音写+属が適切とは思いません」というお考えには非常に引っ掛かりを覚えております。それは私が植物全般に関して、古くに記載された種であったとしても突然に分類が変更され、それまでの和名が使えなくなる事を危惧している為です。特に私にとって印象深いのがローズマリー(シソ科)とシロミミズ属(アカネ科)の例です。
まずローズマリーに関しては既に該当記事に記述済みであるのですが、1753年に『植物の種』で記載されて以来長らく Rosmarinus officinalis L. として知られてきました。ところが2017年になって発表された分子系統学論文によりSalvia属とされ、Rosmarinus に対応する和名「マンネンロウ属」は使われない事になりました。
マンネンロウ属に関しては単に分類変更がつい最近であるというだけであり、別属のシノニムとなったこの事例だけであれば例えとして悪いかもしれません。ただ問題は分類変更前と後の属がいずれも存続しているパターンで、これに該当するのがシロミミズです。平凡社の『日本の野生植物 木本II』(1989年)でアカネ科を担当した故・山崎敬氏は学名を Tricalysia dubia (Lindl.) Ohwiとしたのですが、その僅か2年後に〈Tricalysia属はアフリカにしか分布しない〉とする論文が発表され(Ali & Robbrecht 1991: 279, 280, 297)、以降シロミミズに対応する学名は Diplospora dubia (Lindl.) Masam. とされています(ちなみに『日本の野生植物』は1999年に新装版が出ていますが、Ali & Robbrecht 1991 の件は全く考慮されていません)。従って山崎 (1989) と米倉 (2019: 200) とでは「シロミミズ属」の指す属が全く異なるものとなってしまっているのです。
議論の発端であるCommiphora属に関しては確かにガイドライン中の「認知度の高さ」を考慮したというのは事実ですが、それと同時に以上に挙げた様な事例を把握している為に今後いかに分類変更があろうと別属との混同の恐れが低くなるカナ転写の方に大事を取って変えておこうという意識が働いた側面もあるのです。幸いCommiphora属や「シロミミズ属」に関しては日本語版上では記事未作成である(しかも個人的に作成を急ぐ動機も存在しない)為特に結論を急ぐ必要は無いのですが、その代わりにムギワラギク属(ノート / 履歴 / ログ / リンク元)が上で述べた様な懸案がまさに現実となってしまっている状態であり、個別記事への対処後に解決策の提案を行っているところです。
なお和名に関してプロジェクト‐ノート:生物での議論を再開するにはあまりにも論点が多すぎる上、いきなり提案を行う前にいくつか個別の事例を投下して他の方々の判断を仰いでからにしようという路線である事、更には現時点では別件(先程論点整理を行いました。ご査収頂ければ幸いです)への対処を優先し掛け持ちは行わないという方針である事をご了承頂ければ幸いに存じます。--Eryk Kij(会話) 2023年3月11日 (土) 10:17 (UTC)
- エリック・キィ様、コメントありがとうございます。また、活動お疲れ様です。Commiphoraの和名についての双方の考え方の解釈は仰る通りですね。後者の名前を選択された理由も理解でき、納得しております。なお、前者の和名は「最も」多くはないものの、信頼できる情報源において複数の事例があることも重要な点だと思っております。
- さて、ご指摘の問題「種の帰属する属の変更により、属の和名が変わってしまうこと」はWikipediaでののみならず、これまでの日本の分類学者が認識してきた問題ですね。そのような例は様々な分類群で無数にあり、私もジュウモンジダコ属などで困った記憶があります。しかし、それは仕方のないことであり、そうなってから対応すべき事例であって、それを見越して和名を「音写+属」にしよう、というわけにはいかないものです。記事名のつけ方で示されているように、個別に総合的な判断をすべきであって機械的に判断できるものではないからです。実際、現場ではどうされてきたかというと、種の帰属する属の変更があってから、その分類群を扱っている研究者などが、図鑑や和文のレポートとして「~~という経緯があるため、此方の属がこの和名で呼ばれるようになる」と指摘し、一般にも徐々に浸透するようになるという図式ですね。和名との対応関係だけでなく学名ですら種の帰属変更がもたらす影響は議論されており、キイロショウジョウバエのようなモデル生物が属する Drosophila 属などは分類学者のみならず他の分野の生物学者も巻き込んだ議論となりました(キイロショウジョウバエ Drosophila melanogaster は Drosophila のタイプ種ではないため細分化された場合属が変わってしまい、これまで慣れ親しんだ名前とは変わってしまう;なお今回の議論とは直接関係はありません)。研究に進展により属の変更やそれにともなう和名の混乱はよく起こることであり、度々問題とはなりますが、その後の対応についてはこれまで学界の人間がそうしてきたように、やはり個別に判断することとなると思います。
- 最後に、ムギワラギク属の対応について、既に動かれている通りで何も問題ないと思います。むしろ議論を待たずそのように変更してしまっても良いと思います。以後同様の事例に関しても、特にルールなどを決める必要はなく、個別に対応することで解決すると思います。--Kingfiser(会話) 2023年3月11日 (土) 11:01 (UTC)
- 返信 ありがとうございます。その都度個別に対応を行う事で問題ないというご見解である事を把握致しました。私は元々が怠惰な(そして何よりも気まぐれで関心のある時と無い時の差が激しい)性質ですので、便利な解決策を一度決めて後は胡坐をかいていたいという思考回路が何処かにあるんだろうな、と今回の議論を通して思えました。混乱は楽しんでこそのものであるのかもしれませんね。むしろ常に頭を悩ませている方が将来的なボケ防止にも役立つかもしれませんし。--Eryk Kij(会話) 2023年3月12日 (日) 23:12 (UTC)
トマトについて
[編集]ケチャップは野菜の修正ありがとうございました。さて、当初の記述について参考とした論文[1]に「tomatoes are classified botanically as a fruit, not a vegetable.」とあったため、「植物学的には野菜ではなく果物である」としたのですが、ご指摘を頂いて調べてみたところ、植物学的分類ではトマトは果物、植物学的には果実ではない可食部分を野菜と定義付ける、トマト、プラム、ズッキーニ、メロンなどはすべて食用の果物などと記載されており、よくわからなくなってしまいました。後学のためにコメントで頂いた「「植物学的には野菜ではなく果物であるが」とあるが、そもそも"野菜"は植物学的に定義される用語ではなく、トマトは草本植物由来であるため何れにせよ野菜である。」について何を見れば良いか教えて頂けないでしょうか。--Gurenge(会話) 2023年8月4日 (金) 10:32 (UTC)
- Gurengeさま、ご質問ありがとうございます。出先で確認が遅くなり、大変お待たせいたしました。また、ケチャップは野菜の立項お疲れさまでした。面白く読ませていただきました。英語における定義と日本語における定義が異なっているため混乱なさっているのだと存じます。英語の fruit には、日本語における「果実」と「果物」のどちらの用法もあります。「果実」は被子植物の成熟した雌性生殖器官(花のことです)を指し、これは植物学的に定義されている用語です。トマトの果実は特に漿果 berry に分類されます。「果物」の方は、植物学では用いられない用語で、果樹に成る果実であるとして農林水産省が扱っています。トマトは草本植物の果実であるため、日本語における果物には相当しません。こういった野菜は「果菜」と呼ばれます。そのため英語では tomatoes are classified botanically as a fruit, not a vegetable. という表現は成り立ちますが、日本語で「植物学的には野菜ではなく果物である」と書けば誤訳になってしまいます。
- 参照すべき文献についてですが、私事ながら前述の通り出先のため自分で書籍を確認できていないものの、高嶋四郎『標準原色図鑑全集 13 有用植物』、 原襄『植物形態学』あたりが参考になるのではないでしょうか。また、果実や液果、果菜などは植物学に造詣が深いNeobodoさんが書かれたものなので参考になるかと存じます。また、実用上の定義については農林水産省の回答などをご覧ください: 野菜類の区分はどのようになっているのか教えてください。--Kingfiser(会話) 2023年8月7日 (月) 00:30 (UTC) --追記しました。Kingfiser(会話) 2023年8月7日 (月) 00:51 (UTC)
- ご返信ありがとうございました。fruitにふたつの意味があるというご指摘でとても腑に落ちました。勉強になります。また、参考文献についても丁寧にご案内頂きありがとうございます。重ねて御礼申し上げます。暇を見つけて読んでみたいと思います。--Gurenge(会話) 2023年8月7日 (月) 11:01 (UTC)
裸子植物
[編集]サワラ (植物)への加筆ありがとうございました。裸子植物の生殖器官については、どう表記したらいいいものかと悩んでいたのですが、一般向け書籍ではほとんど「雄花、雌花」であったため、それに倣っていました。確かに「雄球花、雌球花」の方が「厳密な意味での花ではないこと」と「わかりやすさ」が両立できそうですね。球果類の記事をいくつか刷新してきましたが、おいおいこれに倣って変更していきたいと思います。ありがとうござました。
裸子植物に関してご意見をいただきたいことがるのですが、分類表boxでの「裸子植物」の表記をどうしたら良いとお考えでしょうか?側系統であることが明らかな「裸子植物 gymnosperms」を分類表に記すには気持ち悪いのですが、かといって「現生裸子植物 acrogymnosperms/Acrogymnospermae」は尖りすぎ?という気もしています(もちろん後者が良いとは思っているのですが)。ご意見いただければ幸いです。--Neobodo(会話) 2024年2月17日 (土) 06:31 (UTC)
- ご丁寧にありがとうございます。イチョウの執筆などで以前からそのことを問題視しておりまして、球果の記事を作成するに至りました。長谷部先生の表記は正しくはあるのですが極端で、ギフォード&フォスターなどのように球果/球花を球果植物(or 穂状の生殖器官を形成する裸子植物)の胞子嚢穂を指す用語と定義すれば問題ないはずなので、今後 Wikipedia においては雄球花、雌球花/球果という表記で統一するのが尤もだと考えています。球花をリダイレクトにしているので、今後は球果/球花と言及されるグネツム類やソテツ類の胞子嚢穂についても追記しないとなと思っております。
- 現生裸子植物の扱いについてですが、とりあえず生物分類表に関しては「裸子植物亜門 Pinophytina」を置くのが良いと思っています。Yang et al. (2022). Plant Diversity でリンネ式階層分類に基づく妥当な分類体系が出ました。まだ引用は中国人かブラジル人の筆頭著者によるものが多く、浸透しきったわけではないのですが、今後踏襲されていくと思います。この体系を用いる問題点としては、漢名が併記されているものの和名がない分類群があること(Cupressidae=柏亜綱 "ヒノキ亜綱"、それぞれの連など)や、イヌガヤ科を独立させるかどうかはまだ確定的ではないこと(Dörken (2023) でも言及されています)、そして化石植物の所属が不明であることなどで、今後の進展はあると思いますが、現生種に関しては大まかには従って良いと思います。ここでの現生裸子植物の扱いは「Pinophytina 裸子植物亜門/マツ亜門」で、大葉植物を亜門に置けなくなったのは少々困りましたが、主要な3群を綱としていること、門には維管束植物などのより妥当な分類群を置くことができることなど、他の分類群と整合的です。「裸子植物亜門」という和名はたくさん用例があるので創作和名の心配もありません。タイプ属に基づく学名を直訳した「マツ亜門」のほうは、イチョウやソテツを含むということが分かりにくく、やはり特徴名に基づく裸子植物の語を使うのが妥当だと思います。今後「現生裸子植物」に相当する記事を作成しようと思っていて、項目名で迷っているところです。今後他の分類群の階級との整合性から下門や上綱となる可能性もあるので、階級を付さないフラットな記事名にしようとは思っており、用例のある末端裸子植物か現生裸子植物のどちらかのうち、現生分類群以外も含むクレードであるため、前者に分があるかと考えているところです。--Kingfiser(会話) 2024年2月17日 (土) 08:37 (UTC)
- 丁寧なお返事ありがとうございました。大変参考になりました。そうですね、できれば階級なしのものがあればありがたいですね(亜門はさすがにちょっと...)。期待しております。--Neobodo(会話) 2024年2月18日 (日) 01:02 (UTC)