コンテンツにスキップ

利用者:アルトクール/ウィキポータル 20150913改定案

ウィキポータルは特定の分野における、メインページコミュニティ・ポータル、項目検索や各種依頼などの機能をもったページです。主に新しい記事や特集記事、ニュース、主要記事、画像を紹介しています。ウィキペディア内においていわゆるポータルサイト的な役割を持ちます。

執筆者にはその分野における項目の状況を把握しやすくし、分野全体の質向上につなげることができます。他にも、各分野の代表的な項目にあるキーワードのリストをポータルの主要項目として切り離すことで、その項目はその主題についての記述のみを行えば良いようになり、構成がすっきりし可読性が向上します。興味のあるポータルがありましたらぜひ参加してみてください。

ウィキポータルはPortal名前空間にあります。一般的にはポータルと呼ばれています。

Portal:フランス
ポータルは項目への道標    キャッシュ破棄

ウィキポータルでできること[編集]

ウィキポータルで行えることをいくつか紹介します。いずれも特定の分野の項目群とその執筆者・閲覧者を対象としています。

  1. メインページ百科事典のようにその分野のキーワードを探しやすく提示する - 例)主要項目、主要カテゴリ
  2. 新規投稿の動向をわかりやすくする - 例)新着項目
    • いわゆる「スタブ未満」に早めに気づき、整理することもできます
    • 関連するカテゴリや一覧への追加もれを少なくすることもできます
  3. 投稿や加筆・整理が望まれている項目を紹介して、分野全般の整備が進むようにする - 例)執筆依頼、加筆依頼など
    • 協力的な参加者が多い場合はとても効果的です。
  4. コミュニティ・ポータルの意見募集中やWikipedia:お知らせのような機能
  5. メインページ秀逸な記事より新着記事よりのように質の高い項目を紹介する - 例)特集項目
  6. 最近の出来事のような機能 - 例)関連ニュース

ウィキポータルは初めにドイツ語版ウィキペディアで考案され、現在では多くの言語版で採用されており、専用の名前空間 "Portal:" が使用されています[1]

ウィキポータルに類似したものにウィキプロジェクトとカテゴリがあります。これらには機能の重複があるものの、排他的に競合するものではなく、それぞれの長所を生かし、短所を補うように利用することができます。

ウィキプロジェクトとの比較
ウィキプロジェクトは項目のフォーマットを統一することを目的として発足したもので、執筆者指向です。一方、ウィキポータルは主要項目へのリンクをつけたり特集項目を紹介するなど、まずは閲覧者の利便を念頭においています。その上で新着項目をリストしてその分野の動向を把握し易くしたり、加筆依頼や執筆依頼など編集者向けの機能も持っています。参加者は重複することが多いでしょうし、プロジェクトとポータルは連携して整備を推進することができるでしょう。
カテゴリ機能との比較
カテゴリが充実すればサブのメインページとしての機能を持ち得ます。しかしカテゴリに新規に追加された項目があっても、それはウォッチリストには反映されないため、実際に見なければ気づきませんが、ウィキポータルでは「新着項目」に追加されることで、その分野のウィキペディアンの注目を引くことができます。またウィキポータルから主要なカテゴリへのリンクをつけることで、より容易に項目を探し出すことができるようになるでしょう。
一覧記事との比較
一覧記事はページをナビゲーションする側面があります。特定分野だけを収録するならポータルで扱う必要はありません。一覧記事も見方を変えればポータルとしての役目を持ちえます。ポータルではそれ以外に「赤リンクの項目」や「新着項目」、加筆や画像提供など幅広く「閲覧するためのページの充実化」を図ることを意図します。決して単なる一覧記事の代替手段としてウィキポータルは使ってはいけません。

ステータス[編集]

ポータルはリリース段階などによっていくつかのステータスに分かれます。

  1. 提案中
    まだページがないか、Wikipedia:ウィキポータルのサブページなどで議論を行う段階です。どういったウィキポータルで、どういった範囲を扱うのかを明確にします。
  2. 仮運用中
    正式リリースに向けてPortal名前空間で運用を開始した段階です。実際に新着記事の運用を行ったりポータルとして機能させていきます。提案中の仮リリース合意が得られた段階で議論の場所はPortalのノートに移ります。
  3. 運用中
    ウィキポータルとして正式に運用がされている状態です。ウィキポータルによっては一部の随時更新が必要なコンテンツが提供されていないことがあります。
  4. 廃止
    ウィキポータルとしての役目を終えているページです。全ての更新が停止している状態です。統合された場合は統合元は「廃止」として扱います。

仮運用中のまま放置されていたり、十分な活動実績があるにもかかわらず正式リリースに引きあがらないウィキポータルは休止や廃止の手続きが取られます。場合によってはPortalページが削除されます。

また、こういうのがあったらいいなという一覧はWikipedia:ウィキポータル/構想にあります。こちらには誰でも構想を書くことができ、誰でもその案を採用して提案を行うことが出来ます。構想の一覧は3年を経過しても実現しない場合は一旦除去されます。

段階によるルール[編集]

新しい分野のウィキポータルを作成するためには以下のルールがあります。

提案中
提案中は[[Wikipedia:ウィキポータル/提案]に連絡を行い、議論はWikipedia‐ノート:ウィキポータル/提案のサブページで行います。推奨するサブページ名は作成予定のポータル名です。例えば公共交通を目的としたPortal:公共交通を立ち上げようとするなら、Wikipedia‐ノート:ウィキポータル/提案/公共交通で議論を行います。
提案中にあるウィキポータルはPortal名前空間に作成を禁止しています。他言語から移入する場合でもいきなりPortal名前空間には作成せず、提案者の利用者名前空間の下書きを利用してどういうものかを示すようにしてください。
提案を行う際は次の点を明確にしてください。
  1. どのような経緯で立ち上げを計画・提案するのか
  2. 想定している提供範囲(守備範囲)について。具体的にどのような記事が対象か?
  3. 関連するウィキポータルやウィキプロジェクトの情報
提案中の議論としては「提供範囲に問題がないかどうか」「このポータルは必要なのか?」という点で議論してください。あまりに限定された範囲でのウィキポータルはこの段階で破棄してください。
提案中から仮リリースにレベルを引き上げるとき、まず議論として「仮リリース」ができるかを検討して合意を得てください。これは段階として2段階あります。これらの合意は「賛同者がいなければ合意とは認めない」とします。
  1. Portal名前空間へのページ作成合意
    1. ポータルの提供する範囲を明確として、どのような運用を行うか決まっているか?重複するポータルやもっと大きな区分で活動した方が良いのではないか?
    2. 賛同者は複数存在するか?多くの賛同者がいなければ、ウィキポータルが本来担うはずの「記事の案内」ができません。
    3. 作成するポータル本体のほかに、いくつのサブページを用意してそれぞれの役割を明確にしているか?
  2. 仮運用への合意(仮運用を行う段階へ引き上げる)
    1. 作成されたPortal名前空間のページは過不足がないか?
    2. 実際に運用できるほどの提供範囲か再確認(あまりに少ない場合は分野を見直してください、多いのは問題ありません)
    3. 仮運用中から運用中に向けてのスケジュールが組まれているか?(仮運用中から運用中までの期間が最長1年か)
提案中にあるウィキポータルは議論停止から6ヶ月経過した段階で一度「議論停滞」として提案中から外します。Wikipedia:ウィキポータル/構想の一覧へ移します。再度立ち上げの議論をする場合は、計画されたポータルから提案中に戻して、過去の議論にぶら下げる形で新しい提案を行ってください。
仮運用中
仮運用中に移行したらWikipedia:ウィキポータル/仮一覧へにリストアップを行います。提案からは除去します。以降の議論はPotal名前空間のノートで行います。
仮運用中では運用上の問題点などを洗い出します。仮運用中から運用中へ引き上げるまでの最長期間は1年としてます。運用中へ引き上げられない場合はWikipedia:ウィキポータル/廃止へリストアップを移行し、「廃止」のステータスに変更します。
これは問題点が1年で解消しないならば構想から練り直すべきと考えられるためです。もし、随時更新の手間がということであれば、「運用中(随時更新なし)」でのリリースを検討してください。最初から随時更新なしでの正式運用を検討していても構いません。
仮運用中で大きな問題がないと判断できるなら正式リリースの合意を得てください。
  1. 正式リリースは賛同者がある合意が必要です。提案から1週間の「無言の合意」ではないので注意してください。
  2. Wikipedia:お知らせにウィキポータルの正式リリース提案を告知する
  3. Wikipedia:ウィキポータル/仮一覧#正式リリース提案へリストアップする。
  4. 関連するウィキプロジェクト、ウィキポータルへ告知を行う(任意)
運用中
運用中になると独立したウィキポータルとして運用されます。Wikipedia:ウィキポータル/一覧にリストアップされます。リリース日は「正式運用の合意が得られた日」とします。
問題や提案は都度ウィキポータルで議論してください。
また、新着項目や執筆項目などの随時更新が必要な部分を提供しなくても構いません。
正式運用中であっても、必要性に疑問があったり、他のウィキポータルと統合したり、発展的解消をするべき意見があれば、Wikipedia:ウィキポータル/提案#休廃止に休止または廃止の提案を告知し、Portalのノートに休止または廃止の議論を提起してください。このステータスから直接廃止するには5名以上の賛同者がある合意が必要です。
休止中・廃止
詳細は#廃止を確認してください。

運用中のウィキポータルの分割は分割先を「提案中」から段階を踏んで行ってください。つまり、新しいウィキポータルを作るのと同じルールです。

運用中のウィキポータルには統合を行うことができます。統合先となるウィキポータルで統合(受け入れ)の提案を行って合意が得られたら統合となります。統合されたウィキポータルのうち統合元は「廃止」として扱います。

立ち上げの制約[編集]

ウィキポータルはそれを作成すること、運用することに非常に多くの労力がかかります。そのためウィキポータルには提案者(作成者)に次のような制約を設けています。

  • 1人の利用者が提案できるウィキポータルは1つとする。
    • 制約のかかる段階は提案中及び仮運用中です。

自身の提案したウィキポータルが、運用中の段階になってから次のポータルの提案ができます。ただし、一度に関連するウィキポータルを提案する場合は「まとめてひとつ」として扱います。例えば「Portal:美術」を提案する際に、その下位として「Portal:美術館」もまとめて実装するべきと考えるならその理由を明記した上で一括で提案を行ってください。ここで制限を受けるのは「Potal:カメラ」と「Portal:日本史」を一緒に提案するようなものをいいます。

ウィキポータルの削除[編集]

ウィキポータルが合意なしに作成された場合は作成合意のないウィキポータルとして削除依頼を提出してください。

仮運用中あるいは運用中になっているウィキポータルは「廃止」にできないかを検討してください。

作成方法[編集]

心構え[編集]

ウィキポータルは第一に閲覧者の視点を重視して下さい。「自分たち」以外の人が閲覧することを念頭において作成されなければなりません。参加者(執筆者・編集者)の作業の利便性やコミュニティ形成を第一目標にするならば、ウィキプロジェクトの方がふさわしいでしょう。メインページからのリンク先として、その分野のメインページとしてふさわしい、完成されたコンテンツとレイアウトの作成を心がけてください。他言語版(特に英語版)に存在するからといって、安易にそれを日本語版として翻訳して転載しないでください。

名称[編集]

ページの名前は「Portal:○○」で ○○ にそれぞれの名前を入れます。名称と扱う内容がきちんと対応するようにしましょう。曖昧さが少なく、かつ短い名称が望まれます。

カバーする範囲[編集]

常識的に考えて、あまりに小さな分野で作成することは推奨されません。また、ウィキペディアが百科事典であること、中立的な観点を損ねてはならないことを忘れてはいけません。ウィキポータル間で扱う項目が重複する場合もありますが、適切ならばむしろ好ましいでしょう。

ショートカット[編集]

ポータル用ショートカットとして「P:」が用意されています。

ショートカットは正式リリースの段階になってから通常の合意形成によって作成できます。ショートカットは通常は1~2個としてください。合意のないショートカットは削除されます。

含むべきコンテンツ[編集]

コンテンツの名称は特に制限していませんが、ある程度は他のポータルと同じようにした方が整合性が保たれるでしょう。全てのコンテンツが必ずしも必要というわけでもありませんし、新たなものを追加することもできるでしょう。参加者のアイデア次第です。ただし一般利用者への配慮を忘れずに。それから、正式リリース前には各コンテンツをサブページ化すべきです。提案段階ではサブページを極力作らないようにします。

まずは主要項目のピックアップまたはカテゴリの整理から始めると良いでしょう。主要項目をバランス良く取り上げるために、ある程度広い知識と労力が必要となります。レイアウトを整えるのは後からでよいでしょう。

必須のコンテンツ[編集]

(★必須)主なページまたはカテゴリへのリンク
キーワードとなる項目をバランスよく集めて分類してください。ただしあまり多いと探しづらくなり、ポータルとしての意味が薄れます。ある程度制限した方がよいでしょう。
カテゴリが充実しているなら主要項目の代用になるでしょう。
<Categorytree>○○</Categorytree> をつけておくと下位のカテゴリが一覧表示され大変便利です。
関連する一覧へのリンクも有用でしょう。
お知らせや告知
提案や議論がなされている場所へのリンクをつけることで、問題解決を早くし、その分野のコミュニティ形成を促進できるかもしれません。
編集の方法
ポータルへ参加しやすくするために、編集方法やポータル運営の方針を説明しておきましょう。ポータルの下部やノートページの先頭などで。
下部にこのページへのリンクと {{ウィキポータル}}{{ウィキポータル製作中}}: [[Category:●●のポータル|ソートキー]]
ウィキポータル間での移動を楽にするため。ソートキーはひらがなで濁音なし・長音なしで入力します。例)せいふつかく(=生物学)
言語間リンク
ドイツ語版や英語版から探すと良いでしょう。英語版のポータルの一覧はen:Portal:Contents/Portalsです。英語版には無いけど、フランス語版やイタリア語版があることがあります。
新着項目のリスト
[[特別:Newpages|探す]] のリンクをつけておくと便利です。また整理・修正が必要な項目や、充実した項目は * や★といった記号をつけておくと、整理依頼や特集項目での紹介に便利です。
関連ウィキポータル及び関連ウィキプロジェクトのリスト
執筆で困ったときにはウィキポータルよりもウィキプロジェクトのほうが便利なことがあります。また似たような話題を扱っているウィキポータルも案内することで「知りたかったこと」をそちらで見つけられるかもしれません。

任意で設けるコンテンツ[編集]

加筆や執筆の依頼
Wikipedia:加筆依頼Wikipedia:執筆依頼にあるものを持ってきても良いです。加筆依頼ではスタブ未満や基本項目への加筆を促すと、分野全体の質が上がるはずです。これらもサブページ化し各種依頼系と共有すると、より多くの執筆者に見てもらうことができます。Wikipedia:翻訳依頼への誘導、もしくは同ページからの転載も一考です。
特集項目・ニュース
よくできた項目を紹介することで執筆の見本としたり、ニュースによって執筆を促したりできるかもしれません。
管理するスタブカテゴリ
必要があれば、管理するスタブカテゴリのテンプレートを記載します。その場合はWikipedia:スタブカテゴリにも情報を記入してください。

コンテンツのサブページ化[編集]

例えば [[Portal:○○/新着項目]]を作成し、{{Portal:○○/新着項目}} とすることで読み込むことができます。Template:edit を {{edit|Portal:○○/新着項目}} のように使うことで、そのサブページの編集リンクが表示されます。

デザイン・レイアウト[編集]

日本語版のウィキポータルのデザインはさまざまなものがあります。今のところ特に規定はありませんので、他のポータルから借用しても良いし、新たに作成しても良いです。Help:表の作り方Wikipedia:アクセシビリティ#色(草案)も参考になるでしょう。

ただし、レイアウトをそのまま持ってくる場合、内容を丸写ししないでください。「Portal:日本の城」を作るのにPortal:美術をまるまる写してはいけません。レイアウトだけを残し、内容は書き換えてください。

リリース[編集]

リリース段階のセクションを参照してください。

メンテナンス[編集]

基本的なウィキポータルの機能は、仮運用中から運用中に引き上げられた段階で「完成された」もので提供されます。随時更新のないウィキポータルのメンテナンスは「何らかの理由で削除されたページの案内を除去する」や「新しく作成されたカテゴリツリーを整備する」などのガイドとしてのポータル機能を損なわないように気づいた人が整備するものです。

随時更新部分でのメンテナンスは、執筆依頼や新着項目の更新といった「誰かがみて更新しなきゃいけない」ものを整備するものです。このような更新がされているウィキポータルの場合は、Wikipedia:調べもの案内のように、ページを探している人がノートに連絡を取ってくるかもしれません。新着が少ない分野ならそれほど大変ではないと思います。新着が多い分野なら複数の参加者に声をかけると良いでしょう。または新着をさらに小さな分野ごとに分割してしまうこともできます。随時更新をすることにしていても、これが難しい場合は「随時更新の中止」を提案した上で随時更新を停止しても構いません。

また、随時更新ではありませんが「議論の告知」もウィキポータルが担う重要な部分です。告知については「告知をした人」が責任を持って(途中でどうしても外れる場合は誰かに引き継いでください)外すところまで行ってください。

新着項目をチェックし、スタイルを直したりカテゴリに追加したりしましょう。また投稿の際は、新着をチェックする人の負担を減らすために、要約欄に概要を書きましょう。例えば人名であれば「××を発見した○○学者」など。

依頼系を利用して分野全体の整備がなされるよう働きかけてください。スタブ未満をなくしたり、基本項目を充実させるよう推進しましょう。ウィキプロジェクトとの連携も効果的でしょう。いずれにしても定期的に人の手が入ることが重要です。

統合と分割[編集]

ウィキポータルを統合する場合、統合先が正式リリースされている必要があります。統合先、統合元に{{告知}}で「統合提案を行っている」ことを明記し、統合先のノートで統合の合意形成を行ってください。この際の合意形成は通常と同じステップで問題ありません。

統合になった場合、統合先の名前に合わせた名称に移動機能などで資源を移動してください。その後、統合元は自動的に廃止に移行します。

ウィキポータルを分割する場合、分割先のウィキポータルを「提案中」ステータスから作成の段階を踏んでください。つまり、新しいウィキポータルを作成することになります。分割元のウィキポータルのノートへ「このウィキポータルの関連ポータルを提案している」ことを告知してください。分割元から引き継ぐコンテンツがある場合、分割先の正式リリース時点で「分割」になります。仮リリース段階でページの分割は行いますが、分割元の記述は残したまま運用してください。分割先が正式リリースとなり、分割元での更新を停止してもよい部分であればその時点で分割もとの記述を除去したり、更新を停止してください。

ウィキポータルの運用上、内容が肥大化していることによるポータルページとしての機能が損なわれている場合はウィキポータルを分割するべきです。多くの場合、分割の理由はこれに当たるでしょう。この場合、まず分割元でどの部分を分割するのかを議論してみてください。分割範囲が決まってからの方がスムーズに提案することができるでしょう。既に賛意のある合意があるなら、正式リリースまではそれほど時間をかけずに行くことができるでしょう。

しかしながら、肥大化を防止するという目的だけで分割しないでください。実際にどのように肥大化して使いにくくなっているのか、分割範囲を分離することでどのようなメリットが出るのかなどをしっかり説明できるようになってから分割を提案してください。

統合の手順は次の通りです。

  1. 統合元、統合先に統合提案を告知。{{告知}}で行ってください(記事の統合ではないため)。
  2. 統合先のノートで統合に向けた議論を行う。
    • 統合先が複数ある場合はいずれかの統合先に絞るか、移管する内容ごとに議論を立ち上げてください。
    • 移管できないもの(分野的に扱えないもの)については「ポータルのナビとして廃止」することを明記してください。
  3. 合意が得られた場合、資源を移動します。移動または履歴継承をした上での転記を行います。
    • カテゴリツリーなどは誰が作っても同じような構成になるため、継承させる必要はありません。
    • 移動されたものは必要に応じて曖昧さ回避のようにリンク先を明記するか、リダイレクトで扱ってください。但し、新着項目のランダム表示用やカテゴリツリーなどのサブページは管理用ページであるため必要がなければWikipedia:削除依頼あるいはWikipedia:リダイレクトの削除依頼を行ってください。
  4. リンク元の修正を行います。ショートカットなどのリンク先も変更してください。

分割の手順は次の通りです。

  1. 分割元のノートに分割の提案を行います。複数の分野から分割する場合は、どれか一つのノートに議論を集約してください。告知は{{告知}}で行います。

廃止[編集]

ウィキポータルは更新できなくなったとき、自動廃止の要件が満たされるときに廃止となります。休止中とは異なり、元のステータスに戻すことは出来ません。一度廃止になったウィキポータルは最初の段階である提案中のステータスから合意形成を行ってください。以前Portal空間に作成され、ページが残っているものについてはウィキポータルの資源として復活使用しても構いません。廃止の場合はページを削除するのではなく、ポータルとしての機能を停止します。ポータルのメインページについては廃止の案内と代替手段などの告知を行い、新着項目などの扱いを除去します。サブページについては更新を停止したまま存置させます。

廃止はステータス段階によって要件・手続きの方法が異なります。また、統合によって廃止された場合は告知なしにそのまま廃止になります。

仮リリースからの廃止はWikipedia‐ノート:ウィキポータル/提案へ廃止提案を提出し、1週間以内に異議がない場合です。要件は次の通りです。

  • 仮リリース後1年が経過し正式リリース提案のないもの(延長合意のあるものは除く)
  • 仮リリース後の延長期間中の継続合意が得られないもの
  • 仮リリース後2年が経過し正式リリースできないもの

正式リリース・休止中から廃止に移行する場合、Wikipedia‐ノート:ウィキポータル/提案へ該当ウィキポータルの廃止を提案してください。また、ウィキポータルへは{{告知}}で「廃止提案を行っている」ことを明記し、提案ページへ誘導を行ってください。この際の合意形成は賛同者のある合意形成が必要です。要件は次の通りです。

  • 稼働率が著しく低く、ポータルとしては機能していないこと
  • 別のポータルへ統合や分散が可能なこと

また、合意を得ずに作成されたウィキポータルはWikipedia:削除依頼WP:DEL#Aの「作成合意を得ないで作成されたPortal」として削除しますが、これらは廃止に含みません。再提案・再作成は妨げるものではありません。

廃止されたウィキポータルはWikipedia:ウィキポータル/廃止へリストアップしてください。

ウィキポータルの一覧[編集]

ステータス別のウィキポータルです。ウィキポータルの議論はそれぞれのウィキポータルのノート、または提案ページで行ってください。

正式リリース[編集]

Wikipedia:ウィキポータル/一覧 を改変し、ウィキテーブルを使った上でポータル名、ショートカット、リリース日を6列で表記するようにします。

仮リリース[編集]

Wikipedia:ウィキポータル/仮一覧 を作成し、ウィキテーブルを使った上でポータル名と提案者を表記。4列~6列を想定。現状、ドラフト版などになっているウィキポータル。

休止中[編集]

Wikipedia:ウィキポータル/休止中 を作成。正式リリース、仮リリースの表を準用してそれぞれどのステータスから移動したのかと、休止日を明記。

廃止[編集]

Wikipedia:ウィキポータル/廃止 を作成。正式リリースの表を準用して、廃止日を明記。

ウィキポータルの提案[編集]

ウィキポータルの提案中から仮リリースまではこちらで告知を行ってください。作成代行依頼をすることもできますが、作成代行されたものは作成者ではなく依頼者が「提案者」です。立ち上げの制約により作成代行依頼者が提案できるのは1人1つまでです。

提案中[編集]

作成代行依頼[編集]

仮リリース[編集]

  • Portal:xxxx - 何々という分野についてのウィキポータルについて仮運用中。ポータルノートにて運用の議論をしています。--署名

構想ウィキポータル[編集]

将来に渡って作成が有力なウィキポータルについてはWikipedia:ウィキポータル/構想を参照してください。構想のウィキポータルは誰でも提案することが出来ます。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Portal名前空間作成により Wikipedia 名前空間から移動されたページの「移動の残骸」(リダイレクト)は即時削除の対象になりません