利用者:組曲師/バーチャルYouTuber/2
バーチャルYouTuber(バーチャルユーチューバー[1]、英: Virtual YouTuber)[2]またはVTuber(ブイチューバー、Vチューバー)は、主にYouTubeやTwitchなどで活動するデジタルキャラクターないしアバター
定義と名称
[編集]バーチャルYouTuberの語の広まり
[編集]「バーチャルYouTuber」は、英語のバーチャル(英: Virtual)と動画共有サイト、YouTubeに動画投稿をする者を指す語、YouTuberを組み合わせた造語である[3][4]。この言葉は日本発祥とされている[5]。日本のインターネットで動画投稿活動などをはじめたキズナアイは[6]、YouTuber活動を行う際、自らを指すために「バーチャルYouTuber」を世界ではじめて用いたとされている[7][8]。2016年12月1日に投稿されたキズナアイ初の動画「【自己紹介】はじめまして!キズナアイですლ(´ڡ`ლ)」で、キズナアイは次のように発言している。
「 | 」 | |
—キズナアイ(『【自己紹介】はじめまして!キズナアイですლ(´ڡ`ლ)』[9]より) |
このように「バーチャルYouTuber」は、当初はキズナアイの二つ名であった。雑誌『ユリイカ』の中でキズナアイは「わたしは自分のことをずっとYouTuberだと思っていて、だけど人間のみんなとは違うバーチャルな存在だよね、というわりと単純な考えで名乗り始めた言葉」だったと振り返っている[10]。2017年後半にはキズナアイが日本国内で注目を集めた(キズナアイ、#キズナアイの登場を参照)ことで、ミライアカリ、ねこます、輝夜月などコンピューターグラフィックス(後述、CG)を使用して動画投稿を行う活動者にも注目が集まった。このことで、コンピューターグラフィックスを使用して動画投稿を行う活動者についても、「バーチャルYouTuber」として認識されたと漫画研究家の泉信行、ライターで『風とバーチャル』主宰の古月、美学者の難波優輝など複数の専門家が見解を示している[11][12][6][13]。
また、キズナアイも2018年に雑誌「ユリイカ」で2017年11月以前の活動初期は自分しかバーチャルYouTuberを名乗っていなかったと語っている[10]。その際に、各黎明期から活動していたバーチャルYouTuberにも言及し、当初は電脳少女シロは「電脳少女YouTuber」[14]、藤崎由愛(YUA)は「次世代YouTuber」[15]、ときのそらは「バーチャルJK」を名乗っていたと話している[16]。
このことについて、ゲーム『NEEDY GIRL OVERDOSE』の制作者で、ライターのにゃらるは「今では自他ともにバーチャルYouTuber扱いされているシロさんが、『電脳少女』としてデビューしたのは、バーチャルYouTuberという概念が固まっていなかった証拠でしょう。」と指摘している[17]。
また、キズナアイは同誌で「わたしの次に初めてバーチャルYouTuberと名乗ったのは〔ばあちゃる〕だったかな」述べており[8]、ばあちゃるもINSIDEのインタビューで自身が「世界2番目のバーチャルYouTuber」であり、「世界初男性バーチャルYouTuber」であることを自称している[18]。
略語
[編集]バーチャルYouTuberの略語は、VTuberやVtuberが主に使われる[19][12][20][21][注 1]、表記ゆれでVチューバーが用いられることがある[22]。
VTuberの語の発祥には諸説存在する。ライターのすらによると、2017年12月21日のX(当時Twitter)と5ちゃんねるの投稿が最初なのではないかと自身のブログに書き留めている[23]。また、ライターの古月は「バーチャルYouTuber大好きバーチャルYouTuberのさはなさん。VTuberという略称を喧伝したともいわれる」と、12月23日のさはなの動画投稿に言及している[12]。バーチャル美少女ねむもまた、このさはながこの動画で「バーチャルYouTuber」の略語として「VTuber」をテロップに使ったことを理由に「徐々に広まった」と言及している[24]。なお、古月やライターのうぇるあめなどが取りまとめたVTuber歴史編纂・文芸誌『風とバーチャル』の年表[25]では「VTuberを単語として動画内で使用する早期事例」として、バーチャルYouTuberとなったライターのアシュトンが動画内で「VTuber」と使用したことが掲載されている[26]。その一方で、『VTuber学』でのインタビューではキズナアイを生み出したActiv8の大阪武史が「僕が記憶している限り」と前置いたうえでREALITYが使い始めたと言及している[27]。
広田は業界が盛り上がる中で「バーチャルYouTuber」の呼称が長かったために「VTuber」や「バーチューバー」といった略称が生まれたことを言及している[28]。なお、バーチャルYouTuberの電脳少女シロは、天開司との対談「Vtuber偉人会」の中でテレビ局などメディアに行った際に「バーチャルYouTuber」の「YouTube」を外せないかと聞かれることがあったと明かしており、「だからVTuberっていう表現は、メディアにとって使い勝手がいいから浸透してるんだと思うよ」と発言した[29]。なお、キズナアイは「VTuberというのは誰かが作った言葉」でバーチャルYouTuberが二つ名であることから、「自分から名乗らないようにしている」と発言している[10]。
「バーチャルYouTuber」と「VTuber」の互換性
[編集]「VTuber」の語は「バーチャルYouTuber」と同義で使用する例がある[30][31]一方で、しばしば使い分けられる。例えば、雑誌『コミケPlus』では、「『Virtual YouTuber』は先駆者である『キズナアイ』を指す言葉であったが、後に続く『VTuber』たちの登場により、仮想世界で活動するYouTuberの総称となっていった」という記述がある[32]。バーチャル美少女ねむは、「もともと『バーチャルYouTuber』の略なのだから、YouTube以外の発信してるひとをV『Tuber』と呼ぶのはおかしい」という意見を紹介しつつ、「バーチャルキャラクター(V)として発信(Tube)してる人(-er)」として使用できるのではないかと考察している[2]。泉は「キズナアイと似たもの」が「VTuber」と呼ばれているとし[11]、「YouTuberという元の単語が崩れている『VTuber』には、そうした厳格なアイデンティティが必要とされないため、YouTubeの外部でも一般的に用いることができている。」と指摘している[33]。
バーチャル美少女ねむは、現在は「バーチャルYouTuber」よりも「VTuber」が多く使用されていると触れており[24]、実際英語版ウィキペディアなどでも「VTuber」に改名が施されるほどに、広まりをみせている[12]。
「バーチャルYouTuber」「VTuber」の解説の例
[編集]「バーチャルYouTuber」「VTuber」については、様々な解釈があり、様々な定義・解説がされている。PANORA編集長の広田稔は、2018年に『ユリイカ』で「VTuberの定義は人によって若干異なる」と指摘している[34]。
一方、定義が明確ではない、一様にはいえないといった主張は、後述する中でもバーチャルYouTuberのミライアカリが「定義ははっきりと決まっていない」と指し示しているように[35]、専門家や当事者が度々指摘している。田中もまた「〔執筆時点〕ではなかば集合体的概念の様相をみせており、一様に定義することは困難だ。」と言及している。そのため、田中は前述の定義の中でモーションキャプチャを使用することを例示しているが、すべてのバーチャルYouTuberが該当するわけではないと分析している[36]。社会学者である岡本健は、「VTuberとはこうだと一言で表現するのは難しい」と指摘する。岡本は「たとえばアライグマの静止画イラストを用いて配信した場合、広い意味ではそれも『VTuber』と言えます。境界領域的なものがたくさん存在することもおもしろさの一つです」と述べている[1]。
例として、辞書、事典(ないし、その編集部)の引用を示す。下記の通り、その見解は「人」「YouTuber」「キャラクター」などとバラつきがある。
発信者 | 解説 |
---|---|
自由国民社 『現代用語の基礎知識』 |
VR(仮想現実)スタジオ内で3DCGキャラクターに扮し、実況動画を配信する人のこと[注 2]。 |
小学館 『デジタル大辞泉』 |
自身が出演する代わりに、コンピューターグラフィックスなどで作られた架空のキャラクター(アバター)を用いるユーチューバー[37]。 |
三省堂 『大辞林』編集部 |
動画配信サイトのユーチューブで、生身の人間に代わって投稿コンテンツに出演するコンピューターグラフィックスのキャラクター[19][注 3]。 |
一方、漫画研究者でライターの泉信行は「そもそも言語学や辞書学の観点からすれば、新語・流行語の類に定義を求めることはできない。」という姿勢を示し、「VTuber」の語については「その用いられ方が直観的かつ大雑把、そして偏見的ですらある。」と述べている[33]。泉はバーチャルYouTuberというジャンルが曖昧になる理由として、「大きく分けて2つのタイプが混在しているから」と指摘している。それらは「『二次元』や『バーチャル界』と呼ばれる別次元から現実世界に『来た』という見られ方をする」タイプと、「現実の人からVTuberに『なる』」タイプに分かれるという。『来た』タイプについては「二次元の存在だがかぎりなく現実に近い生活や社会経験を行う」ため、その多くが「『二次元の身体のまま』で暮らしていると想像させる」タイプだとし、2023年当時における「業界の本流」と説明している。その逆に、『なる』タイプは元々別の仕事をしていたクリエイターが『来た』タイプの影響を受けて始めるケースなどに多く、「現実の肩書きと両立している」例としてカグラナナを紹介している[38]。
泉のようにバーチャルYouTuberを分類しようとする試みは2018年には存在しており、美学者の難波優輝が掲出した「三層理論」では、バーチャルYouTuberに声をあてる中の人を「パーソン」、中の人が配信上やSNSで見せる姿である「メディアペルソナ」、キャラクターの側面「フィクショナルキャラクタ」の3つから成立するものであると分析した[39][40]。
一方、難波優輝の「三層理論」には否定的な見解もある。哲学者の山野弘樹は2022年に哲学誌『フィルカル』にVTuberの分析論文を掲載[41]。「VTuberとは(アバターを用いる)配信者である」という考えを「配信者説」[42]、「〔VTuberの〕キャラクターは映画のアニメの登場人物と変わらない仕方で存在しているのであり、配信者はその人物を演じているのだ」という見解を「虚構的存在者説」と呼び[43]、「配信者」と「虚構的存在者説」が両立しうる可能性を述べながらも[44]、VTuberは「配信者」でも「アバター」でもない独立した存在であるという「穏健な独立説」を検討した。この中で山野は、「三層理論」は構成要素が重複しており、三元論ではなく二元論的な側面が強いと評価している[45]。なお、山野は2024年に自身のVTuberの分析をまとめた著書『VTuberの哲学』を出版した[46][47]。
分類法としては、バーチャルYouTuberの皇牙サキによるキャラクターと中の人の相互作用について2018年に述べたものや[48][44]、アバターを「器」に配信者を「中身」とする作家の新八角による解説[49]、法学者の原田伸一朗が配信の「素」が特質となるタイプ「パーソン型」とアバターのキャラクター設定が特質となっているタイプ「キャラクター型」に分類した[50][51]ものがなどがある。
これらのほかにもバーチャルYouTuberの解説や分析を複数の専門家が解説・研究しており[46]、度々インタビュー[52]や文章[53][54][55]において、バーチャルYouTuber当事者側からその言葉や存在のあり方について言及されることがある。以下は各立場において言及された一例だ。
運営団体による言及 | |
---|---|
発信者 | 引用 |
にじさんじ運営会社 ANYCOLOR |
YouTube(Google LLCが運営する動画配信プラットフォーム)上で独自に製作した動画を継続して公開している人物のうち、2Dまたは3Dのアバターを利用して活動するものの名称[53][注 3] |
ホロライブプロダクション運営会社 カバー |
主にYouTube等の動画配信プラットフォームにおいてモーション・キャプチャーを用いてアニメルック・アバターで活動するバーチャル・エンターテイナーのこと[54][注 3] |
バーチャルYouTuberおよびボイスモデルからの言及 | |
発信者 | 引用 |
声優/キズナアイ ボイスモデル 春日望 |
初めはキズナアイちゃんみたいに、3Dモデルを使ってバーチャルに生きている人だけだったのが、今はキャラクターを身にまとって活動される方もいれば、バーチャルとリアルを行き来して活動する人もいれば、いわゆる歌い手さんのようにハンドルネームと実写を出し、イラストも使って活動してる人もいて……わかりやすいカテゴリとしてVTuberと言われている。カテゴライズされたほうが活動しやすいですから。どこまでがVTuberなのかという賛否は都度あるものの、今の活動者の方、ファンの皆さんの認識を見ていると、少しでもイラストや3Dモデルを動かして活動していたらVTuberの土俵なのかなという印象です。[52] |
バーチャルYouTuber/小説家 届木ウカ |
VTuberとは、「肉体ではなく仮想の体を使用して動画投稿、配信を行うYouTuber」の俗称です。仮想の体とは、主に3DCGやイラストレーションで作られた体を指し、私の場合は自ら3DCGをモデリングして制作した球体関節の体を動かし生きています。[55] |
VTuber ミライアカリ |
VTuberとは、このように、YouTube上で二次元キャラクターとして活動している人たちのことを言います。しかし、一方ではVTuberの定義ははっきり決まっていないという現状もあります。姿形が違うのはもちろん、活動内容も十人十色で、いろいろなVTuberがいるため、知らない人にとってはわかりにくく感じられるかもしれません。[56] |
専門家からの言及 | |
発信者 | 引用 |
漫画研究家/ライター 泉信行 |
VTuber(ブイチューバ―)とは? VTuberの草分けとなった「バーチャルYouTuber・キズナアイ」に由来する呼び方。今では、二次元(2D)や3DCGの姿をしながら「まるで人間と同じように生きている」と感じさせる活動やコミュニケーションを、動画配信サイトなどを通じてリアルタイムに続ける表現者たちを主に指している。[38] |
メディア研究者 北村匡平 |
VTuberとは、モーションキャプチャーでキャラクターの身体を動かし、フェイストラッキングで表情を動かす技術でリアルタイム処理した動画をインターネットで配信するYouTuberのキャラクター版である。ほとんどが2D/3Dアニメーションのキャラクターをアバターにし、「中の人」がそれを操作する。[57] |
アニメーション研究者 田中大祐 |
ヴァーチャル・ユーチューバー(以下、VTuber)――すなわち俳優の動きを測定したデジタルデータをもとにアニメーションを生成する〔モーション・キャプチャ〕技術をつかったリアルタイム[CG]によるキャラクター表現[30] |
法学者/情報学者 原田伸一朗 |
バーチャルYouTuber(VTuber)とは、生身の人間の姿ではなくCGアバターの姿を通して、主にインターネット上で動画投稿・ライブ配信などの活動をおこなう者をいう。見た目はアニメのキャラクター風であるが、モーションキャプチャー、フェイストラッキング等の技術により、人の実際の動きや表情をCGアバターの表象に反映させている点が特徴である。[58] |
PANORA編集長 広田稔 |
筆者はVTuberを「モーションキャプチャーの技術を使いキャラクターの表情や体を動かしている」「YouTubeやXなどネット上に存在し, ファンとリアルタイムでコミュニケーションがとれる」という二点を満たす存在と考えている.[59] |
アバター/バ美肉研究者 リュドミラ・ブレディキナ |
「バーチャルYouTuber(VTuber)」とは、2016年以降、YouTuberやニコニコ動画などのウェブサイトで娯楽コンテンツを創作するために使用されている、アニメの外見をした2Dまたは3Dの、コンピューターによって生成されたキャラクターである。〔和訳: 池山草馬〕[31] |
なお、「バーチャルYouTuber」の解釈は時間の経過によって言葉も変化している。バーチャルYouTuberの九条林檎は、「2018年の初頭はキャラクターがきちんとしていて、3DCGのものこそVTuberであり、Live2Dは邪道みたいな考え方が確かにあった。」と言及しており[60]、ライターの古月もまたバーチャルYouTuberの歴史を解説するコラムの中でその変化について述べている[6]。バーチャルYouTuberの星街すいせいは2024年8月2日に配信での口上を変更し、YouTube以外でも活動することが増える中で「VTuber」と名乗ることへの違和感を伝えた[61]。
WWDJAPANは「キャラクター的な親しみやすさを持ちながら、人としての内面性があり、リアルタイムなコミュニケーションができるのが最大の特徴」であると説明している[62]。また、
バーチャルYouTuberの分析の中で声を重要とみる専門家は複数存在する。例として、北村匡平[63]
=== 関連する肩書や呼称 ===、 バーチャルYouTuberには活動や運営方針に合わせた肩書や呼称が存在する[12][64]。例えば、バーチャルアイドル[65][66][67]、バーチャルシンガー(Vsinger、Vシンガーとも、歌うバーチャルYouTuberに用いられる[注 4])[68][69][70][71][72]、バーチャルライバー(Vライバーとも)[73][74][75]、バーチャルタレント[76][77][78]、バーチャルビーイング[79][80]、バーチャルヒューマン[12]など。中にはその活動者やグループおきに、意図して使い分けられる場合もある。例えば、七海うららは自身を「パラレルシンガー」とカテゴライズしている。その一方で、七海うららもまたVTuberの特集に掲載されている[1]。また、somuniaもKAI-YOU Premiumのインタビューの中で「実は自分自身のことをVTuberと呼称したことはないんです。もちろん企画の関係で便宜上VSingerと名乗ることはあります。」と述べており、名乗っていなくともVTuberと呼称されたり、認識されることがあることに言及している[68]。また、バーチャルライバー(Vライバー)は、にじさんじが使用するほか、IRIAMやREALITYなどのプラットフォームを使うものにとりわけ用いられることがある。uyet代表の金井洸樹によると、「Vライバーはライブ配信が主体で、VTuberはYouTubeでの動画投稿が中心と説明されることが多かった」としており、現在は「VTuberとしてデビューしてもTwitchなど、YouTube以外のプラットフォームでの活動も一般的となり、線引きは曖昧になりつつあります」と説明している[81]。
なお「VTubing」は英語メディアやRedditなどのVTuberコミュニティで使用されることがある英単語で、VTuberの活動、アバターで配信することなどを意味している[12][82][83][84][85][86]。
外見と中の人
[編集]バーチャルYouTuberのモデル(キャラクター)デザインは、しばしば「ガワ」と表現されることや[48][87][88]、キャラクターデザインやモデルのことを「肉体」ということ[89][90]、バーチャルYouTuberのモデルを操作する者[36]を「中の人」[91][92]、「演者」[93][94]、「魂」[93][95]など[96][97]と呼ばれる場合がある。
バーチャルYouTuberは基本的に生身の身体や顔を晒すことがないため、匿名性が担保されている[57]。また、北村匡平によると「ファンは『中の人』を永遠に知り得ないことを理解」していることが声優とは異なっており、中の人との関係性が切り離されていると指摘している[91]。
受肉とバ美肉
[編集]絵や3Dのモデルを手に入れることを「受肉」と呼ぶことがある[98][注 5]。特に、男性が美少女のモデルに受肉することは「バーチャル美少女受肉」ないし「バーチャル美少女セルフ受肉」と呼ばれ、バ美肉という略称で広まっている[99][100][101][102]。なお、2018年4月8日に月ノ美兎はX(当時Twitter)にて、その前日のニコニコ生放送の配信[103]において初めて3Dモデルを用いたことを「受肉」と表現しており[104]、「バーチャル美少女受肉」はその発言に由来するとされている[98][注 6]。バ美肉は、声を女性のように変えるためにボイスチェンジャーが用いられることや[98][106][107]、両声類と呼ばれる男性の声と女性のような声を使い分けをするものもいる[107]。
転生
[編集]バーチャルYouTuber関連において、元々クリエイターやアイドルなどとして活動していたものがバーチャルYouTuberになること、バーチャルYouTuberが辞めて新たな姿と名前で活動することを「転生」と呼ぶCITEREF秦正理2024。
転生は声で分かることがある[108]
転生は古月によると、キャラクターデザインはイラストレーター、CGモデラーなどから権利を買い取り、企業に帰属するように契約書に定められていることが多く、これが転生の一因になっているという[93]。
活動
[編集]活動内容
[編集]バーチャルYouTuberの活動は多種多様である。例として、ゲーム実況[62][97]、雑談[62][97]、歌ってみた[62]、ASMR[72]、踊ってみた[62]、メディア(テレビ[62][109]、ラジオ[109]、コマーシャル[109][38])への出演、音楽ライブの開催[62][110][109]があげられることがある。
バーチャルYouTuberの活動の中心は、届木ウカによるとかつてはYouTuberのように、個人のバーチャルYouTuberが動画を投稿し、広告収益を得ることが主だったが、2020年現在においてはグループに所属して高頻度かつ長時間の生放送を行う事が良く知られており、人気だと記述している[111]。また、古月は黎明期に登場したバーチャルYouTuberは「キャラクターの設定をもとにそれに応じて演者が声やモーションキャプチャを動かし、企業が主体となってコンテンツを発信するものだった」と指摘。対して現在のバーチャルYouTuberの活動の主体性は「基本的には演者が主体となって企画の立案や発信をおこなう形になっている」と述べている[93]。
活動の場においては、YouTubeに限られておらず[109]、
バーチャルYouTuberの中には、兼業や別の活動をするものもおり、イラストレーターや歌い手[38]、
バーチャルYouTuberとして活動するには、中の人、キャラクターデザイン、モデル、配信機材が必要になる[81]。
音楽
[編集]バーチャルYouTuberは音楽活動を行うものがいる。歌ってみたを投稿や配信したり[62]、オリジナル曲を製作し[1]、シングルやアルバムを発表する者、音楽レーベルと契約しメジャー・デビューする者もいる[62]。古月によると、2023年10月現在はバーチャルYouTuberがメジャーデビューをしているレーベルは10社で実例があるという[72]。
ライブにおいては、バーチャルYouTuberはキャラクターで登場するケースがほとんどである[112]。その一方で、中山淳雄によると2024年近年においては中の人が大きなサングラスをかけてステージに登場するような演出も増えているという[112]。実際おめがシスターズや七海うらら[1]、長瀬有花、花譜(廻花)どのようにバーチャルYouTuberが生身でステージに登場するケースは増加している[93]。
バーチャルYouTuberが制作した楽曲はカラオケに配信することがある[72]。また、バーチャルYouTuber事務所は、カラオケチェーンとタイアップを行い、楽曲を収録させるケースもみられる[72]。
事務所/グループ
[編集]バーチャルYouTuberを運営する企業や自治体が存在し、芸能事務所やマルチチャンネルネットワークもある
社会学者の中山淳雄は、YouTuberの事務所とバーチャルYouTuberの違いについて、キャラクターの著作権を事務所が保有することをあげている。
収益
[編集]バーチャルYouTuberは活動を通じて収益を得ているものがいる。収益源の例として、動画プラットフォームからの収益(広告収益、投げ銭)[72]、ファンクラブ[113]、コミッションサービス[113]、グッズ販売[113]、音声作品[113]、イベント[113]、音楽販売[113]、タイアップやプロモーション[113]などがあげられる。
渋谷ハルによると、2019年時点でファンがバーチャルYouTuberに投げ銭をした場合、プラットフォームによる手数料、事務所に所属していた場合は事務手数料が差し引かれ、手元に残るのは505から70%ほどになると述べている[72]。
活動終了
[編集]バーチャルYouTuberは病気[72][114]、家庭の事情[74]などの理由から活動を終了することがある。バーチャルYouTuberが活動を終了する際、「卒業」や「引退」の語を用いることも少なくない[72][114]。
バーチャルYouTuberは活動を終了後、新たに別のバーチャルYouTuberとして活動する「転生」をおこなうことがある(#転生を参照)。
その一方で、バーチャルYouTuberは自身が関わっていることを公言できないことがある[108]。実績を引き継ぐことができないことがあり、キャリアに繋がりにくいことが複数指摘されている[72]。その一方で、キズナアイのボイスモデルである春日望は「例えば他の業界に就職するとかだったらわからないですけど、でも『にじさんじのこれをやってました』とか、内々で言えば別に全くキャリアにならないわけではない」と指摘している[108]。
受容と市場
[編集]バーチャルYouTuberの市場規模は、
2022年6月に、にじさんじを運営するANYCOLORは東京証券取引所グロース市場]上場。時価総額~、年月にはプライム市場に市場区分を変更した。 2023年3月には、ホロライブプロダクションを運営するかバーが東京証券取引所のグロース市場に上場。時価総額~、年月にはプライム市場に区分変更している。
2017年にバーチャルYouTuberは爆発的に人気を獲得しており、北村匡平はこの理由としてスマートフォンの保有数の増加を指摘。総務省の2019年の「通信利用動向調査」の情報通信機器の世帯保有率の推移を用いて、2017年の20代から30代の人々の保有率は90%から95%に達しているといい、「若者を中心にテレビからスマートフォンに試聴媒体が移行し、移動・隙間時間にスマートフォンを見る時間が圧倒的に長くなった」と述べ、YouTuberの親密な関係を築くことで芸能人よりも「身近な存在」と感じさせたと考察している[115]。
2019年のKDDI総合研究所の横田健治の調査によるとバーチャルYouTuberのファン活動はアイドルと愛に目文化に深く根ざし、認知率と視聴経験率は、同世代の男女では男性の方が高く、若い年齢ほど高いといい[116]、北田はキャラクターへの萌えとアイドル的な人気からオタク層の支持が高いと指摘している[117]、草野虹によると、バーチャルYouTuberの需要層は2024年においては、おおむね10代から20代の男女から支持されているという[118]。ばあちゃるによると「最初は圧倒的に男性ファンが多かった印象」にあり、ニコニコ動画のユーザーが多かったといい、そこから徐々に一般層にも浸透し、「女性の方もVTuberを見るように変化していったように感じる」と述べている[119]
バーチャルYouTuberの受容は2020年の新型コロナウイルス感染症の蔓延によるコロナ禍で発したインドアにより大きく拡大した。草野虹は、インドアでの生活で動画共有サイトの視聴する人が増加し、バーチャルYouTuberに恩恵をもたらしたと指摘している。[118]。また、ライターの杉山仁はこの2020年の受容の変化において、「重要な役割を果たしたのがホロライブ」であると指摘。配信から生まれたミームが日本以外の様々な地域でも人気になり、普段の配信にも多様な言語のリスナーが増加したという[120]。
人気を集めるバーチャルYouTuberの中は、100万人以上のYouTubeチャンネル登録者数がいる者や、配信を始めると数万人のユーザーが視聴することがある[118]。
WWDJAPANは2024年のVTuber特集の中で「まだまだマスに浸透しているとは言い難い」と評価しており、特に30代以上は触れたことがない人も多いと指摘している[62]。カバー代表の谷郷元昭もまた雑誌『AERA』の中で同年に「まだまだ世間に浸透しているとは感じていません」と述べている[1]。
バーチャルYouTuberは世界から需要を集めている[118][121]。中山淳雄の2024年の発言によると「英語で雑談や『歌ってみた』を展開するタレントA海外ファンを虜にし、北米やアジアなどのキャラクターそっぷでは売上1位2位がVチューバーという店舗も少なくない」という[121]。
雑誌『AERA』の福井しほによると、バーチャルYouTuberの世界での人気の高まりの背景はアニメ市場が伸びていることを指摘。日本総研の調査で2012年に1兆3000億円だった市場は2022年に2兆9000送縁に拡大。「アニメキャラクターがリアルで生きているような表現ができるVTuberはひときわ存在感」を放っていると評価した[1]。
グローバルインフォメーションはQYリサーチの2024年の調査で、世界のバーチャルアイドルおよびVTuberの市場規模を約2550億円と試算しており、2030年までに約7548億円に拡大すると予測している。市場は日本、中国、アメリカ合衆国、インド、韓国の順に大きく、最も大きい日本の市場は約1103億3800万円、次ぐ中国は約452億5600万円、さらに次いでインドは111億9000万円を試算している[122]。
バーチャルYouTuber/VTuberの語は、2018年にガジェット通信主催のネット流行語大賞で金賞を受賞している[1][123]。また、関連語においては2022上半期に壱百満天原サロメ[124]、2024年に「まいたけダンス」が金賞を受賞している[125]。ネット流行語100においては2018年にバーチャルYouTuberの語がトップ20単語賞において、2位を記録。また、関連語では電脳少女シロ(5位)、月ノ美兎(7位)、にじさんじ(9位)、ばあちゃる(14位)、キズナアイ(18位)と5語が同賞を入賞した[126]。2019年においては、にじさんじが年間大賞を受賞し、バーチャルYouTuberはトップ20単語賞で18位を記録した[127]。三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2018」においては、VTuberの語が5位に受賞している[19]。Yahoo! Japanが公開するYahoo!検索大賞2018では、VTuber、月ノ美兎があるほか、関連語が数多くノミネートした[128]。
ファン活動
[編集]バーチャルYouTuberは「推し活」の対象になることがある[129]。 バーチャルYouTuberのファン活動では、自分の好きなバーチャルYouTuberを対象に「推し」と呼ぶ風潮がある[118]。 ファンはグッズの購入を行い、日常的にグッズを身に着けているファンもいる[118]。
二次創作
[編集]バーチャルYouTuberはファンにより二次創作され、ファンアートが制作されることが文化として定着している。
ファンアートは、ファンがイラストを描いたり[130]、同人誌を製作したり[131]、コスプレをすることもある[132]。
北村匡平はファンがファンフィクションやファンアートなどの二次創作を制作することで、「SNSでVTuberのイメージを拡散し、無意識のうちにプロモーションにも加担する」ことがあると指摘している。実際、雑誌『WWDJAPAN』の取材に対して、にじさんじとブランド商品を展開したアダストリアの島田淳史はコラボ商品を作った際に、「ファンがコーデを着用したVTuberのイラストを描き、いくつもSNSにあげてくれた。中でも1万いいねが付くような作品もあり、どんどん拡散されていった。」とコラボを振り返り、ファンアートの影響力について言及している[133]
技術
[編集]バーチャルYouTuberのモデルの抑制には、フェイストラッキング(フェイシャルトラッキング)、パフォーマンス・キャプチャを組合したモーションキャプチャーが使われる[134][30]。
ただバーチャルYouTuberのフェイストラッキングは、中の人の口の動きと、モデルの口の動きに不一致感を感受させ、動きを再現出来ていないことがある。これについて北村匡平はこの「『不一致』こそがキャラクターの向こうにいる『中の人』の存在をリアルにしているともいえる」と述べている[91]
バーチャルYouTuberの2DモデルについてはLive2Dがよく用いられる[135]。Live2Dは人の動きに合わせて物理演算をし、キャラクターの髪の毛や服の揺れを表現することができる[136]。Live2Dモデルを動かすためにはトラッキングソフトと呼ばれる、人の目の開閉や顔の向きなどを読み取るソフトウェアが必要となる。使用されるトラッキングソフトウェアの例として、FacerigやVTube Studioなどが挙げられる[137][138]。また、ソフトウェアの入力にはiPhoneやWebカメラが使用される[138]。 Live2Dモデルを制作するには目や口などパーツごとにレイヤー分けされたPSD形式になったイラストを必要とする[139]。Live2D用のイラストを描く際にはCLIP STUDIO PAINTが使われることがある[140]。
各分野との関係性
[編集]VOCALOID
[編集]合成音声エンジン・VOCALOID、初音ミクとの関係性について専門家などは度々指摘している。
北村匡平はバーチャルYouTuberは初音ミクのユーザー生成コンテンツの系譜上にあることを述べている。一方で、バーチャルYouTuberは「人のような存在」として認知されており、この点が決定的に異なると指摘している[91]。
アニメ
[編集]田中大祐は批評誌『エクリヲ』でバーチャルYouTuberをアニメーションの側面からとらえ直す取り組みを行っており、ホロライブプロダクションの『ホロのぐらふぃてぃ』がモーションキャプチャーを使用していない点に着目し、「VTuberが出演している点を除いて」「通常の3DCGアニメーションと相違ない」と述べている[96]。
日本文化
[編集]泉信行はバーチャルYouTuberを国産のアニメや漫画、ゲームと並ぶ日本の文化として成長していることを指摘している[38]。 バーチャルYouTuberおよびバ美肉の文化は、日本の文化的な影響を受けている[141][142][143][144][145][146]。これはいわゆる「見立ての文化」と言われるものであり、複数の専門家などからバーチャルYouTuberとの関連性が指摘されている[141][142][143][144]。BCCの取材の中でPANOEAの広田はバ美肉を歌舞伎において、男性俳優が女性の役割を演じる女形に例えている[142]。バーチャル美少女ねむは、NHKの番組『ねほりんぱほりん』に出演した際に、「京都の枯山水には水がないけど、あるものとして見立ている。人形浄瑠璃の黒子もそう。日本には“見立て”の文化があって、バ美肉はそれと一緒」と発言した[141]。民俗学者の畑中章宏は、「VTuberの動きって2Dのアニメーションよりもややぎこちない感じがしますよね。今まで人間がやっていたことをアバターが演じているのが面白い。あれがスムーズなアニメーションだったら、ここまでのムーブメントになってないと思うんですよ。そこまで見越しているならとても良くできているし、伝統を踏まえている、とも思うんです。」と発言し、バーチャルYouTuberの動きが古くから日本人に親しまれてきた人形芝居を思わせるとしている。日本では古来より人形に演じさせたり、表現させたりすることを好んでいた歴史があり、その最たるものとして人形浄瑠璃が挙げられている。バーチャルYouTuberの裏側に演者がいるのと人形の裏側に操作する者がいることが通ずるところがあるとしている[143]。ライターのたまごまごは、バーチャル美少女ねむと畑中の発言に対してQJwebで特集している。文楽・人形浄瑠璃を「人形をアバター、人形遣いをアクター・魂に置き換えると、そのままVTuberの活動になる。操るための糸や棒に当たるのが、コンピューターを使った動きや表情のキャプチャ技術だ。」と述べ、バーチャル美少女ねむの発言にふれた。この見立ての文化とバーチャルYouTUberの関係性について、視聴者が何が表現されているか見立てを行い、脳内で補完することで、実在のゲーム実況者よりも表現の幅の狭まる、にじさんじやホロライブの立ち絵表現も、話と立ち絵の表情を見ることで実在感を楽しむことができると述べている[144]。NHK放送文化研究所メディア研究部の谷卓生は、「放送研究と調査」の中でバーチャルリアリティの英語の和訳についての論考をまとめており、調査の過程で「枯山水」がかつて「仮山水」と呼ばれていたことについて触れており、仮想現実においてこの「見立てる」、"virtual"という概念が日本文化 にとってなじみ深いものに思えてくると論考している[147]。
平安時代に紀貫之が記した日記文学『土佐日記』との関連性についても複数言及がある。先の畑中の取材の中でインタビューアーが、バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさんの様子を見て「おじさんが女性のフリをして日常を語る」姿を『土佐日記』の冒頭「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。[注 7]」を引用し、それらしいとコメントし、畑中はそれに対して「いい視点だ」と述べた[143]。朝Pの名でも知られる朝日新聞社の記者、丹治吉順は自らバ美肉をしたことと『土佐日記』を結び付けている[145][146]。
欧米人と比べて日本人は「リアルアバターが嫌い」と分析。現実世界の自分をそのまま再現したアバターではなく、VTuberのように分身を持つ時代になると想像している[148]。
VTuberブームの開始
[編集]2017年11月、ミライアカリが「匿名の相手にキズナアイに間違われた」という内容の動画がニコニコ動画に転載された。
成り立ち
[編集]杉山仁は2018年にバーチャルYouTuber業界が大きく飛躍した大きな要因として「生配信を中心にしたVTuberグループの広がり」をあげている。杉山は、グループが相次いで誕生したことで、「『個人』から『グループ』への時代へと変わった」と指摘している[150]。
メディア
[編集]出版
[編集]バーチャルYouTuberに関連した書籍、雑誌(専門誌)、ライトノベルが出版されることがある。
『VTuberの哲学』『VTuber学』
SF作家、柴田勝家「走馬灯のセトリは考えておいて」はバーチャルYouTuberを題材にしており、届木ウカが解説を執筆している。また、同作は2023年に『世にも奇妙な物語』でドラマ化。同ドラマには七海うららが出演した。
ライトノベルにおいて、バーチャルYouTuberを題材にした作品例では『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』(2021年刊行)がテレビアニメ化され、2024年7月から9月にかけてTOKYO MXほかにて放送された。
また、バーチャルYouTuber自身がライトノベルを執筆した例がある。にじさんじに所属する来栖夏芽は、2022年にゲーム「Minecraft」配信中に書いた小説が編集者の目に留まったことをきっかけに『人外教室の人間嫌い教師』を執筆した。
あともう一人ラノベいたはず
アラサーがVTuberになった話。 Vtuberってめんどくせえ
ゲーム
[編集]バーチャルYouTuber
ブイブイブイてぃーぬ
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 本項では便宜上、「バーチャルYouTuber」に合わせ「VTuber」表記に統一する。
- ^ 本文では「Vチューバー」表記。
- ^ a b c 本文では「VTuber」表記。
- ^ ボーカル音源ソフトのキャラクターを指す用法とは異なる。
- ^ エハラミオリ(じーえふ)によると、宗教用語である「受肉」とは関係がないという[98]
- ^ 月ノ美兎は2018年10月8日の配信において竹花ノートと対談した際、「『バーチャル美少女受肉』っていう単語があるじゃないですか。その『受肉』っていうのを私がまさに3Dといった立体的なね、立体的な感じの姿を享受したときに『受肉』という表現を使ったんですよ。それがさりげなくこう組み込まれてる感じがしてるんですけど、わたくしが受肉って起源を名乗ってもいいかな?」と述べたところ、自身もバ美肉を行ったバーチャルYouTuberである竹花ノートはこれを肯定している[105]。
- ^ 原文については底本が異なるなど、いくつかの版が存在する。土佐日記(ウィキソース)を参照されたい。
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