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加茂町 (米子市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

加茂町(かもちょう[1])は、鳥取県米子市の町名。郵便番号は683-0823[2]。1 - 2丁目がある。

地理

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米子市の中央部、米子市街地の中心部[1]

歴史

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沿革

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はじめ米子町、1927年(昭和2年)から米子市の町名である[1]。もとは米子町宮ノ町、堀端町の各一部である[1]1935年(昭和10年)、一部が久米町となり、残余が加茂町1 - 2丁目となった[1]

宮ノ町・堀端町

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宮ノ町(みやのちょう)、堀端町(ほりばたちょう)は、江戸期米子城武家地だった[1]。宮ノ町の明治初年の戸数は14戸、人口は54人[1]1889年明治22年)から米子町に所属、1915年(大正4年)に加茂町となった[1]。堀端町の明治初年の戸数は29戸、人口は123人[1]。1889年(明治22年)から米子町に所属、1915年(大正4年)に西町・加茂町となった[1]

経済

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産業

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店舗・企業
かつて存在した店舗・企業

世帯数・人口

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世帯数・人口は1923年大正12年)、116世帯・506人[1]1955年昭和30年)、332世帯・1583人(1丁目216世帯・1105人、2丁目116世帯・478人)[1]

1965年(昭和40年)、330世帯・1292人(1丁目196世帯・851人、2丁目134世帯・441人)[1]1975年(昭和50年)、240世帯・752人(1丁目172世帯・555人、2丁目68世帯・197人)[1]

2024年(令和6年)8月31日現在、1丁目は169世帯・256人、2丁目は38世帯・65人[4]

地域

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施設

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  • 米子市役所(1丁目)
  • 米子商工会議所(2丁目)
  • 金光教米子教会(2丁目)
  • 賀茂神社天満宮(2丁目)

名所・旧跡

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  • 中江藤樹先生成長之地(2丁目)[5] - 慶長年間に加藤貞泰の家臣として米子へ来た祖父に連れられ、中江藤樹は9歳の時から2年間ほど米子で過ごす[6]。その時の屋敷跡に石碑が建てられた[6]

出身人物

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歴史上の人物

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ゆかりのある人物

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』256、705 - 706、755、910頁。
  2. ^ 米子市の郵便番号一覧”. 日本郵便. 2024年10月5日閲覧。
  3. ^ 『建設業者要覧 1963年』893頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年10月6日閲覧。
  4. ^ 米子市町別人口世帯数統計表” (PDF). 米子市. 2024年10月5日閲覧。
  5. ^ 米子の中江藤樹”. 米子市 (2011年3月22日). 2024年10月5日閲覧。
  6. ^ a b 『伯耆・出雲郷土史跡めぐり』8頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年10月5日閲覧。
  7. ^ 『叙勲名鑑 昭和42年 秋季版』129頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年10月5日閲覧。
  8. ^ 『法律年鑑 昭和33年版』付録34頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年10月5日閲覧。
  9. ^ 『人事興信録 第22版 上』か201頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年10月5日閲覧。
  10. ^ 『人事興信録 第19版 下』の6頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年10月5日閲覧。
  11. ^ 『新日本名士録』379頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年10月6日閲覧。
  12. ^ 『大衆人事録 第19版 西日本篇』く289頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年10月5日閲覧。

参考文献

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  • 朝日通信社編『新日本名士録』朝日通信社、1951年。
  • 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第19版 西日本篇』帝国秘密探偵社、1957年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第19版 下』人事興信所、1957年。
  • 法律時報編集部編『法律年鑑 昭和33年版』日本評論新社、1958年。
  • 『建設業者要覧 1963年』日刊建設工業新聞社、1962年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第22版 上』人事興信所、1964年。
  • 『叙勲名鑑 昭和42年 秋季版』叙勲名鑑刊行会、1968年。
  • 『伯耆・出雲郷土史跡めぐり』鳥取県立米子図書館、1972年。
  • 角川日本地名大辞典 31 鳥取県』角川書店、1982年。