台湾鉄路管理局EMU1200型電車
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台湾鉄路管理局EMU1200型電車 | |
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台中駅にて | |
基本情報 | |
運用者 | 台湾鉄路管理局 |
製造所 | UCW |
種車 | EMU200型 |
改造所 | 台湾車輌 |
改造年 | 2002-2004年 |
改造数 | 30両(9連3編成、3連1編成) |
運用開始 | 2003年1月 |
運用終了 | 2022年3月28日(定期列車) |
投入先 | 西部幹線(自強号) |
主要諸元 | |
編成 | 9両編成、3両編成 |
軌間 | 1,067 mm |
電気方式 | 交流25,000V/60Hz |
最高運転速度 | 120 km/h |
設計最高速度 | 120 km/h |
起動加速度 | 1.44 km/h/s |
全長 | 20,000 mm |
駆動方式 | 吊り掛け式 |
編成出力 | 6,000 kW |
制御方式 | チョッパ制御 |
保安装置 | ATP |
EMU1200型電車(EMU1200がたでんしゃ)は、台湾鉄路管理局(台鉄)で運行されている交流電車。
概要
[編集]2003年1月に運用が開始された。もとはEMU200型(南アフリカUCW製)で電動車1両、付随車・制御車2両の3両固定編成だった。2002年から編成中間となる制御車の乗務員室と運転機器の撤去を始めとした9両固定編成への組成変更、前面の非貫通化、客用扉の自動化などの改造を行い、2004年8月26日に完了し[1]、現在の形式に改められた。改造は台湾車輌(中国鋼鉄・唐栄鉄工廠(以上台湾)、日本車輌・住友商事(以上日本)による合弁企業)でおこなわれた。塗装も、白地に赤とオレンジ色の縞模様と従来のものから大きく変更された。この塗装に因み、台湾の鉄道ファンには「紅斑馬(赤いシマウマ)」と呼ばれている。
全車高雄機務段潮州車両基地に集中配置されていた。
西部幹線の基隆駅 - 屏東駅(屏東線延伸電化後は潮州駅まで、屏東線電化延伸後は北行きのみ枋寮駅始発[2])で運行されていたが、2016年10月20日のダイヤ改正で北部から撤退し、彰化駅以南の運用になった[3]。
2022年3月29日のダイヤ改正によって定期列車運用からの撤退が決定し、28日が定期列車としてのラストランとなった[2][4]。 定期列車として引退してからは団体臨時列車として運行されている。
2017年3月には、桃園機場捷運開業に伴う空港利用客の取り込みを狙い、台北駅の連絡通路に当形式を模した新たな台鉄弁当の販売店が登場した[5]。
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EMU1200型の弁当販売店(2017年4月、台北駅)
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ヘッドマークを掲げる引退列車
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引退時のステッカー
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 2005). "業務概述". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國93年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. p. 18. 2023年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月4日閲覧。
- ^ a b 王淑卿 (2022年3月28日). “台湾鉄道元老級列車「紅斑馬」、3/29から引退”. RTI 台湾国際放送. オリジナルの2022年4月3日時点におけるアーカイブ。 2022年4月6日閲覧。
- ^ “台鐵大改點 Kitty彩繪列車增班、紅斑馬退出北部區間”. 中時電子報. (2016年10月20日). オリジナルの2016年10月21日時点におけるアーカイブ。 2017年5月9日閲覧。
- ^ “新車加入營運!台鐵3/29小改點影響25列次 「紅斑馬」將除役走入歷史”. 台灣蘋果日報. (2022年3月18日). オリジナルの2022年3月20日時点におけるアーカイブ。 2022年4月6日閲覧。
- ^ “駅弁売り場、台北駅に増設 ねらいは空港線利用者/台湾”. フォーカス台湾. (2017年4月1日). オリジナルの2023年4月4日時点におけるアーカイブ。 2017年5月9日閲覧。