吉田町 (池田市)
吉田町 | |
---|---|
北緯34度51分16.9秒 東経135度26分2.1秒 / 北緯34.854694度 東経135.433917度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 大阪府 |
市町村 | 池田市 |
面積 | |
• 合計 | 0.521 km2 |
人口 (2017年) | |
• 合計 | 165人 |
• 密度 | 320人/km2 |
郵便番号 |
563-0016 |
吉田町(よしだちょう)は、大阪府池田市にある地名である[1][2][3]。丁番をもたない単独町名である[4][3]。郵便番号は 563-0016 である[5]。当地域の人口は、2017年12月末時点で 165 人である(池田市市民生活部総合窓口課の資料による)[3]。面積は、2018年3月末時点で 0.521 平方キロメートルである(池田市市長公室広聴文書課の資料による)[3]。
地理
[編集]池田市の北部に位置する[4][6][7]。北は、伏尾台と接しており、東は、伏尾町と接している[4][7]。南東から南にかけては、東山町と接しており、西は、兵庫県川西市と接している[4][7]。
植木の栽培を中心とした農業地帯である[7]。当地域の東部を、吉田川が流れている[6]。当地域内には、東山町、伏尾町の飛び地がある[4]。当地域内のため池には、長尾池、長谷池がある[8]。当地域は、池田市立ほそごう学園の校区に含まれる[9]。施設には、きりん公園の通称をもつ吉田公園がある[10]。
歴史
[編集]1042年(長久3年)の『摂州細川荘大絵図』によると、平安時代には既に、細川荘という荘園の中に吉田の集落が存在していた[11][12]。江戸時代には摂津国豊島郡吉田村として存在していた。江戸期以降、植木の栽培で知られ、とりわけゴヨウマツの栽培が多く行われている[1][13][2]。生産された植木は、大坂の天満の植木商へ送られた[1]。1871年(明治4年)、吉田村が大阪府の所属となる[1]。1889年(明治22年)、吉田村が細河村吉田となる[1][14]。
1935年(昭和10年)、細河村吉田が池田町吉田となる[1]。1939年(昭和14年)、池田町吉田が池田市吉田となる[1]。1944年(昭和19年)、池田市吉田が池田市吉田町となる[1]。1971年(昭和46年)、1万8317枚に上る渡来銭が木箱に入れられた状態で、210番地から出土する[15][7]。1972年(昭和47年)、一部が伏尾台一丁目に編入される[1]。1978年(昭和53年)、一部が伏尾台一丁目に編入される[1]。1979年(昭和54年)、一部が伏尾台二丁目から五丁目に編入される[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k 『角川日本地名大辞典 27 大阪府』 1983, p. 1253.
- ^ a b 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, p. 11.
- ^ a b c d “池田市統計書 平成30年版”. 池田市. 2020年2月22日閲覧。
- ^ a b c d e 『都市地図 大阪府 池田市』 2015.
- ^ “郵便番号・住所”. 日本郵便. 2020年2月22日閲覧。
- ^ a b “池田市全図”. 大阪の住まい活性化フォーラム. 2020年2月22日閲覧。
- ^ a b c d e 『角川日本地名大辞典 27 大阪府』 1983, p. 1426.
- ^ “池田市地域防災計画”. 池田市. 2020年2月22日閲覧。
- ^ “市立学校通学区域表”. 池田市. 2020年2月22日閲覧。
“通学区域図”. 池田市. 2020年2月22日閲覧。 - ^ “子育て公園マップ”. 池田市. 2020年2月22日閲覧。
“A地区(伏尾町、吉田町、古江町、東山町、木部町)”. 池田市. 2020年2月22日閲覧。 - ^ “広報 いけだ”. 池田市 (1995年1月1日). 2020年2月22日閲覧。
- ^ 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, pp. 11, 23.
- ^ “細河の植木”. 池田市. 2020年2月22日閲覧。
- ^ “池田市の歴史文化”. 池田市. 2020年2月22日閲覧。
- ^ 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, p. 13.
参考文献
[編集]- 『都市地図 大阪府 池田市』昭文社、2015年2月。ISBN 978-4-398-97735-9。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 (編)『角川日本地名大辞典 27 大阪府』角川書店、1983年10月。ISBN 978-4-04-001270-4。
- 室田卓雄『池田歴史散歩 地名と文化財』いけだ市民文化振興財団、1999年8月。