三重交通南紀営業所
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(名古屋南紀高速バスから転送)
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒519-4325 三重県熊野市有馬町3724-1 |
業種 | 陸運業 |
事業内容 |
一般乗合旅客自動車運送事業 一般貸切旅客自動車運送事業 |
代表者 | 代表取締役 竹谷賢一 |
資本金 | 5000万円 |
従業員数 | 54名 |
主要株主 | 三重交通グループホールディングス |
特記事項:2000年(平成12年)7月3日、三交南紀交通として子会社化。2014年(平成26年)2月1日、三重交通に吸収合併。 |
三重交通南紀営業所(みえこうつうなんきえいぎょうしょ)は、三重県熊野市にある三重交通の営業所。南紀観光営業所(なんきかんこうえいぎょうしょ)および熊野旅行センターを併設している。
三交伊勢志摩交通と共に、2000年(平成12年)7月3日に三交南紀交通として一時は子会社化されていたが、2014年(平成26年)2月1日に三重交通に吸収合併され、従来の営業所に戻っている。
かつては北牟婁郡紀北町の海山事業所(みやまじぎょうしょ)を管下に置いていたが、2016年(平成28年)頃に廃止された[1]。
現行路線
[編集]高速路線
[編集]東京高速バス(南紀線)
[編集]→「大宮・東京 - 鳥羽・南紀線」を参照
- 南紀営業所担当。
名古屋南紀高速バス
[編集]- 特急
- 名古屋(名鉄バスセンター) ⇔ 尾鷲市病院前 - 熊野市駅前(市役所前) - 三交南紀(山崎車庫) - 阿田和駅前(国道42号) - 紀宝町(消防紀宝分署前) - 三交新宮駅前
- 2023年現在運行されていない。尾鷲市病院前⇔三交新宮駅前間の相互利用はできなかった。
- 急行
- 名古屋(名鉄バスセンター) ⇔ VISON - 紀北町紀伊長島 (紀伊長島IC前)- 海山バスセンター - 鷲毛(馬越峠道登り口最寄) - 尾鷲市病院前 - 鬼ヶ城東口(松本峠道登り口最寄) - 熊野市駅前(市役所前)- 花の窟(花の窟神社最寄) - 三交南紀(山崎車庫) - 阿田和駅前(国道42号沿) - 紀宝町(消防紀宝分署前) - 三交新宮駅前
- 1日1往復の運行[2]。紀北町紀伊長島⇔三交新宮駅前間の相互利用はできない。
- 普通
- 停車停留所
- 名古屋(名鉄バスセンター) ⇔ VISON - 滝原宮前 - 紀勢大内山インター前 - 紀北町紀伊長島(紀伊長島IC前)- 海山バスセンター - 鷲毛(馬越峠道登り口最寄) - 尾鷲市病院前 - 鬼ヶ城東口(松本峠道登り口最寄) - 熊野市駅前(市役所前)- 花の窟(花の窟神社最寄) - 三交南紀(山崎車庫) - 阿田和駅前(国道42号沿) - 紀宝町(消防紀宝分署前) - 三交新宮駅前
- 1日4往復の運行。滝原宮前⇔三交新宮駅前間の相互利用はできない。
- 備考
- 白川IC-大宮大台IC間は名古屋高速道路 - 東名阪自動車道 - 伊勢自動車道 - 紀勢自動車道を経由する。
- 奥伊勢PAにて小休憩をとる。また、海山バスセンターで小休憩を取る場合がある。
- 尾鷲市病院前 - 鬼ヶ城東口(松本峠道登り口最寄)間は熊野尾鷲道路を経由する。
- 予約は不要であるが、予約なしの場合満席の場合は利用できない。
- かつて往復乗車券には割引運賃が設定されており(滝原宮前・柏崎・大内山・梅ヶ谷発着の往復券は無し)、利用の場合事前購入が必要で有効期間は10日間。[3]
- 南紀側はかつて勝浦温泉まで乗り入れる設定のバスが存在したが、2014年4月25日のダイヤ改正で廃止された。
- 2022年現在、南紀側始発第一便は三交南紀(山崎車庫)発となっている。
- 2021年7月1日、VISON(ヴィソン)の開業に伴い、施設内バスターミナルを経由するルートに変更された。
一般路線
[編集]熊野新宮線・島勝線は、地域間幹線系統として国・三重県・自治体の補助を受けて運行する[4]。
- 56系統: (松阪中央病院 - ) 松阪駅前 - 射和 - (相可高校南) - 多気町(役場前) - 栃原 - 大台町 - 滝原宮前 - 大紀町役場前 - 柏崎 - 大内山 - 梅ヶ谷 - 紀北町役場前 - 相賀新町 - 海山バスセンター - 尾鷲市役所前 - 尾鷲駅口 - 瀬木山 - (熊野古道センター) - 大又大久保 - 新町 - 熊野市駅前 - 三交南紀
- 南紀特急バス・快速バス・尾鷲熊野線を統合のうえ一般路線バスに運行形態を改め、2018年10月1日から運行を開始した。1日4往復運行[5]。
- 運行距離は片道134.8㎞で日本国内5位の長大路線となるため、松阪行は海山バスセンターと大台町、三交南紀行は滝原宮前と海山バスセンターの2ヶ所で[6]各15分休憩する。
- 熊野古道センターは1日2往復のみ経由。また松阪中央病院へは2往復が乗り入れる。
- 専用の大型バス(後述)3台で運行される。
- 2019年10月1日より射和小学校経由から射和経由に変更され、全便が道の駅奥伊勢おおだいに乗入れるようになる。また相可高校南経由で運行される便が設定される。また三交南紀行きの休憩箇所も道の駅奥伊勢おおだいと海山バスセンターとなった。
- 熊野新宮線
- 河合線
- 41系統: 長島駅前 - 田山口 - 志子 - 赤羽支所前 - 十須 - 河合
- 尾鷲長島線
- 島勝線
- 54系統: 瀬木山 - 尾鷲駅口 - 総合病院前 - 相賀新町 - 白浦 - 島勝(⇔須賀利)
- ほぼ全便が島勝でふれあいバス須賀利線(島勝⇔須賀利、全便日曜日運休)に接続する。
コミュニティバス
[編集]三重交通一般路線ではemicaおよび全国相互利用可能ICカードが利用できるが、コミュニティバス路線では利用できない。
紀北町いこかバス
[編集]尾鷲市ふれあいバス
[編集]→「尾鷲市ふれあいバス」を参照
熊野市
[編集]→「熊野市自主運行バス」および「熊野市・御浜町広域バス」を参照
廃止・撤退路線
[編集]南紀特急バス
[編集]→「南紀特急バス」を参照
- 津 - 熊野系統は南紀営業所担当。
- 松阪 - 尾鷲系統は海山事業所、2往復を三重急行が担当。
- 2018年9月30日をもって廃止、翌10月1日から一般路線の松阪熊野線となった。
快速バス
[編集]瀬木山 - 大又大久保 - 鬼ヶ城東口 - 熊野市駅前 - 三交南紀
- 2015年11月2日のダイヤ改正で廃止された南紀特急バスの瀬木山-三交南紀間が快速として運行されるようになった。1日2往復の運行。
- 南紀特急バスの松阪-尾鷲ルートを運行する便の一部がそのまま三交南紀へ足を延ばしている。このため、車両も南紀特急バスの車両が快速バスとして使用され、運賃も通算される。
- 南紀特急バスと同様に2018年9月30日をもって廃止され、翌10月1日から一般路線の松阪熊野線となっている。
一般路線バス
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- 紀伊長島管内
- 41系統:海野河合線(長島駅前 - 長島橋 - 海野)
- 41系統:海野河合線(長島駅前 - 戸ノ須 - 片上)
- 43系統:錦長島線(長島駅前 - 紀伊長島 - 鮒附 - 錦福羅公園)
- 大紀町が無償バスを運行。
- 尾鷲管内
- 31系統:輪内線(三木浦 - 三木里駅前 - 古江学校前 - 賀田駅前 - 梶賀)
- 尾鷲市コミュニティバスの「ふれあいバスハラソ線」が代替。
- 32系統:九鬼線(九鬼町 - 九鬼駅前 - 早田・はいだ)
- 尾鷲市コミュニティバスの「ふれあいバス八鬼山線」が代替。
- 53系統:松本線(ジャスコ前 - 尾鷲駅口 - 瀬木山 - 紀伊松本)
- 尾鷲市コミュニティバスの「ふれあいバス」が代替。
- 番号無:尾鷲熊野線(海山バスセンター - 尾鷲市病院前 - 大又大久保)
- 1日2往復の運行。大又大久保で熊野新宮線と接続していたが、松阪熊野線の運行開始に伴って同路線に吸収された。
- 熊野管内
- 21系統:五郷線(熊野市駅前 - 紀伊佐田 - 桃崎・湯の谷)
- 41系統:磯崎金山線(磯崎港 - 大泊 - 新町 - 熊野市駅前 - 山崎 - 金山)
- 43系統:遊木線(新鹿駅前 - 遊木)
- 熊野市自主運行バスの「潮風かほる熊野古道線」が代替。
- 51系統:神木線(新町 - 熊野市駅前 - 花の窟 - 神志山 - 神木)
- 61系統:上市木線(新町 - 熊野市駅前 - 花の窟 - 神志山 - 市木 - 新田)
- 71系統:瀞七色峡線(熊野市駅前 - 新町 - 紀伊佐田 - 五郷学校前 - 桃崎大橋 - 神上 - 七色 - 尾川 - 板屋)
- 71系統:熊野尾川線(新町 - 熊野市駅前 - 瀬戸 - 尾川)
- 熊野市自主運行バスの「清流・那智黒石の里線」が代替。
- 72系統:磯崎瀬戸線(磯崎港 - 大泊 - 新町 - 熊野市駅前 - 大馬谷 - 瀬戸)
- 新宮管内
- 74系統:新宮尾川線(新宮駅前 - 阿田和 - 尾呂志 - 紀和町役場前 - 尾川)
- 72・74・75・76系統:瀞七色峡線(新宮駅前 - 阿田和 - 尾呂志 - 小栗須 - 板屋 - (小川口) - 小栗須 - 尾川 - 北山診療所前 - 下尾井)
- 81系統:相野谷線(新宮駅前 - 高岡 - 大里 - 平尾井 - 上桐原)
- 紀宝町町民バスの「相野谷線」が代替。
車両
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- 高速車は三菱を使用している。
- 一般路線車は、中型車はいすゞエルガミオが中心の配置で、小型車は日野・三菱が在籍する。
- 松阪熊野線の運行開始に当たっては、専用車両としてハイバックシートを装備したいすゞエルガハイブリッドが導入された。[5]
脚注
[編集]- ^ 2015年の末頃に所属車両が全車南紀本体に移籍して営業所としての機能がなくなり(車庫・バスターミナルとしての機能は存続)、2016年度初頭に公式Webサイトの案内やお問い合わせ欄からも海山事業所の記載が消滅している。
- ^ 2023年現在名古屋発始発1便および南紀発最終便が該当。
- ^ 2019/06時点では往復券、往復割引の設定はされていない。
- ^ 「平成27年度地域間幹線系統確保維持補助金の交付路線」 (PDF)
- ^ a b 南紀特急線が利用しやすく生まれ変わります!三重交通HP 2018年9月26日 2018年11月14日閲覧
- ^ 須田浩司 (2019年2月6日). “運行距離が本州第2位の路線バス「松阪熊野線(熊野古道ライン)」乗車記! 松阪から世界遺産の地・熊野へ”. バスとりっぷ by バス比較なび. 株式会社LCL. 2021年2月6日閲覧。
- ^ 紀北町いこかバス海野線 - 紀北町役場
- ^ 紀北町いこかバス便ノ山線 - 紀北町役場