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呉服町 (姫路市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 兵庫県 > 姫路市 > 呉服町 (姫路市)
呉服町
呉服町の位置(兵庫県内)
呉服町
呉服町
呉服町の位置
北緯34度49分51秒 東経134度41分36秒 / 北緯34.83083度 東経134.69333度 / 34.83083; 134.69333
日本の旗 日本
都道府県 兵庫県
市町村 姫路市
面積
 • 合計 0.021 km2
人口
2021年令和3年)12月31日現在)[2]
 • 合計 55人
 • 密度 2,600人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
670-0923[3]
市外局番 079[4]
ナンバープレート 姫路

呉服町(ごふくまち)は、兵庫県姫路市町名住居表示未実施。郵便番号は670-0923[3]

地理

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姫路市の中心市街地・内町に位置する。魚町通りの南北にあり、北に二階町、南に紺屋町がある。

歴史

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堅町を隔てて恵美酒町の東にあり、西・中・東に分かれていた[5]。西呉服町は古は紙屋町であった[5]

世帯数と人口

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2021年(令和3年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
呉服町 25世帯 55人

世帯数と人口の遷移

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『姫路市統計一斑 明治31-33年』(1902年印刷・発行)によれば、戸数、人口(1898年)は、西呉服町66・212、中呉服町91・263、東呉服町70・231である[6]。『姫路誌』(1912年印刷・発行)によれば、西呉服町50・181、中呉服町97・311、東呉服町56・215である[7]2015年9月30日現在の世帯数・人口は30・68[8]

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[9]

番地 義務教育学校
全域 姫路市立白鷺小中学校

経済

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産業

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店・企業
  • 一星商事(設立は1918年12月)[10]
  • 井筒屋
  • 割烹 白瀬
  • 喫茶ミチ
  • 高等進学塾姫路校
  • 三商
  • サン大松
  • 清水印章堂
  • 祐本医科器械
  • テーラー吉田
  • 東進衛星予備校姫路中央校
  • ドトールコーヒーショップ姫路みゆき通り呉服町店
  • 都屋クリーニング東呉服町店
  • 姫路ミヤコ みゆき通り本店
  • 姫路 麺哲
  • 松尾学院
  • 圓山呉服
  • むつみ
  • Reizm(リズム)いしもとおみぞ筋店
  • 吉田商店
  • 四谷大塚ネット松尾学院姫路本部校
金融機関
かつて西呉服町に居住した商人など
  • 貴金属工作の平野、類の山口、電気器具の坂元、薪炭の三木、料理の中山、旅館の阿部・山根、公債株式現物問屋の栗岡などがいた[11]
かつて中呉服町に居住した商人など
  • 料理業の衣笠[12]、鶏肉の衣笠、麺類の相野などがいた[11]
かつて東呉服町に居住した商人など
  • 和洋紙商の永井[12]、和洋雑貨商の天谷、酒類の梅津、合資会社黒田商店の黒田[13]などがいた[11]
かつて存在した企業
  • 西呉服町
    • 合資会社坂元商会 - 主な業務は電気工事請負業[14]。設立年月・1925年1月[14]
  • 中呉服町
    • 三八証券株式会社 - 主な業務は金銭貸付業[14]。設立年月・1936年10月[14]
  • 東呉服町
    • 合名会社藤田組工務所 - 主な業務は土地建築請負業[14]。設立年月・1932年1月[14]
    • 株式会社山川工業所 - 主な業務は電気工事請負業[14]。設立年月・1932年1月[14]

地域

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健康

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施設

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出身・ゆかりのある人物

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脚注

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  1. ^ 兵庫県姫路市呉服町 (282010350)”. 国勢調査町丁・字等別境界データセット. 2022年3月15日閲覧。
  2. ^ a b 町別人口・年齢別人口-令和3年(2021年)12月末-”. 姫路市 (2021年12月31日). 2022年3月15日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2022年3月15日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2022年3月15日閲覧。
  5. ^ a b 『姫路市史 市制施行三十年記念』197頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年8月28日閲覧。
  6. ^ 『姫路市統計一斑 明治31-33年』7頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年8月28日閲覧。
  7. ^ 『姫路誌』76頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年8月28日閲覧。
  8. ^ 姫路市 町別人口・年齢別人口(平成27年9月30日)6頁、姫路市総務局総務部情報政策課。
  9. ^ 市立小学校・中学校・義務教育学校への入学・転校などのご案内”. 姫路市. 2022年3月15日閲覧。
  10. ^ a b c 『日本全国諸会社役員録 第38回』上編677頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年12月16日閲覧。
  11. ^ a b c d e f 『姫路飾磨神崎紳士大鑑』34-39頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年8月28日閲覧。
  12. ^ a b 『関西実業名鑑 明治40年』46-52頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年8月28日閲覧。
  13. ^ 『兵庫県官民肖像録』122頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年8月28日閲覧。
  14. ^ a b c d e f g h 『兵庫県会社一覧 昭和15年12月末日現在』100-107頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年8月28日閲覧。
  15. ^ a b c 『大日本医師名簿』325頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年8月28日閲覧。
  16. ^ a b 『最近調査大日本医師名簿』366-367頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年8月28日閲覧。
  17. ^ a b c d 『全国五十万円以上資産家表 時事新報社第三回調査』9頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年8月28日閲覧。

参考文献

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  • 姫路誌編『姫路市統計一斑 明治31-33年』姫路市、1902-1903年。
  • 橋本治策編『関西実業名鑑 明治40年』関西実業名鑑編纂所、1908年。
  • 姫路誌編『姫路誌』姫路市、1912年。
  • 木内英雄編『姫路市飾磨郡神崎郡大正紳士録』木内英雄、1912年。
  • 『全国五十万円以上資産家表 時事新報社第三回調査』時事新報社、1916年。
  • 『兵庫県官民肖像録』博道社、1918年。
  • 播磨史談会編『姫路市史 市制施行三十年記念』姫路市、1919年。
  • 『姫路飾磨神崎紳士大鑑』姫路興信所、1924年。
  • 高崎雅雄編『大日本医師名簿』光明社、1925年。
  • 『統計年報 昭和2年』姫路商工会議所、1928年。
  • 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 第38回』商業興信所、1930年。
  • 兵庫県総務部統計課編『兵庫県会社一覧 昭和4年12月末日現在』兵庫県総務部統計課、1930-1935年。
  • 光明社編『最近調査大日本医師名簿』光明社、1931年。
  • 兵庫県総務部調査課編『兵庫県会社一覧 昭和15年12月末日現在』兵庫県総務部調査課、1941年。