大谷地駅 (国鉄)
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大谷地駅 | |
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白石東ぼうけん公園内 駅跡地案内板(2015年) | |
おおやち Ōyachi | |
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所在地 | 札幌市白石区栄通 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 千歳線 |
キロ程 | 8.9 km(苗穂起点) |
電報略号 | オヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1926年(大正15年)8月21日[1] |
廃止年月日 | 1973年(昭和48年)9月10日[1] |
備考 | 線路付け替えに伴い廃駅 |
大谷地駅(おおやちえき)は、かつて北海道札幌市白石区栄通にあった日本国有鉄道(国鉄)千歳線の駅(廃駅)である。事務管理コードは▲131403[2]。
北海道鉄道の開業時に開駅した。千歳線の線路付け替えの時に当該区間であったこの駅は廃止となった。なお、廃止直前の乗降客は1日200人程度だった。
歴史
[編集]- 1926年(大正15年)8月21日:北海道鉄道(2代)札幌線沼ノ端 - 苗穂間開業に伴い開設[1]。貨物駅[3]。
- 1943年(昭和18年)8月1日:北海道鉄道が、戦時買収私鉄に指定され国有化、鉄道省(国鉄)千歳線となる[1]。一般駅[3]。
- 1961年(昭和36年)9月20日:貨物取り扱い廃止[3]。
- 1973年(昭和48年)
駅周辺
[編集]地名どおり、周辺が大きな湿地帯(谷地)だったことから都市化が遅れ、現役中から現在までに至る施設は周辺には残っていない。
現況
[編集]廃線上を白石こころーど(旧称・白石サイクリングロード)が通っている。現在近くを通る地下鉄東西線の最寄り駅は大谷地駅ではなく、南郷18丁目駅である。駅跡地は白石東ぼうけん公園(栄通19丁目)になっており、この公園の一角に「当地に大谷地駅があった」という旨の説明が記された看板がある。また、昭和50年代にはホーム跡も残されていた。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 札幌市教育委員会文化資料室編、「さっぽろ文庫11 札幌の駅」札幌市、1979年、157,158ページ