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大谷地駅 (国鉄)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大谷地駅
白石東ぼうけん公園内 駅跡地案内板(2015年)
おおやち
Ōyachi
月寒 (3.1 km)
(3.5 km) 上野幌
地図
所在地 札幌市白石区栄通
北緯43度1分40.3秒 東経141度26分13.9秒 / 北緯43.027861度 東経141.437194度 / 43.027861; 141.437194座標: 北緯43度1分40.3秒 東経141度26分13.9秒 / 北緯43.027861度 東経141.437194度 / 43.027861; 141.437194
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 千歳線
キロ程 8.9 km(苗穂起点)
電報略号 オヤ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業年月日 1926年大正15年)8月21日[1]
廃止年月日 1973年昭和48年)9月10日[1]
備考 線路付け替えに伴い廃駅
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大谷地駅(おおやちえき)は、かつて北海道札幌市白石区栄通にあった日本国有鉄道(国鉄)千歳線廃駅)である。事務管理コードは▲131403[2]

北海道鉄道の開業時に開駅した。千歳線の線路付け替えの時に当該区間であったこの駅は廃止となった。なお、廃止直前の乗降客は1日200人程度だった。

歴史

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1976年、廃止から3年後の大谷地駅跡と周囲約1 km範囲。左が東札幌方面。この頃はサイクリングロードの整備途中で、島式ホームがまだ残されている。南側にあった駅舎の位置やその左側にあった貨物ホームなども認められる。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅周辺

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地名どおり、周辺が大きな湿地帯(谷地)だったことから都市化が遅れ、現役中から現在までに至る施設は周辺には残っていない。

現況

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廃線上を白石こころーど(旧称・白石サイクリングロード)が通っている。現在近くを通る地下鉄東西線の最寄り駅は大谷地駅ではなく、南郷18丁目駅である。駅跡地は白石東ぼうけん公園(栄通19丁目)になっており、この公園の一角に「当地に大谷地駅があった」という旨の説明が記された看板がある。また、昭和50年代にはホーム跡も残されていた。

隣の駅

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日本国有鉄道
千歳線(旧線)
月寒駅 - 大谷地駅 - 上野幌駅

脚注

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  1. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、19-21頁。 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、221頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、837頁。ISBN 978-4-533-02980-6 

参考文献

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  • 札幌市教育委員会文化資料室編、「さっぽろ文庫11 札幌の駅」札幌市、1979年、157,158ページ

関連項目

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