奥いび湖大橋
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奥いび湖大橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 岐阜県揖斐郡揖斐川町[1] |
交差物件 | 揖斐川(奥いび湖) |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 国道303号[2] |
管理者 | 岐阜県揖斐土木事務所 |
設計者 | 鉄建・オリエンタル異工種特定建設工事共同企業体[1] |
施工者 | 鉄建・オリエンタル異工種特定建設工事共同企業体[1] |
着工 | 2005年(平成17年)12月 |
竣工 | 2011年(平成23年)3月 |
開通 | 2011年(平成23年)6月16日[2] |
座標 | 北緯35度35分45.5秒 東経136度27分29.5秒 / 北緯35.595972度 東経136.458194度 |
構造諸元 | |
形式 | 2径間連続PCエクストラドーズド橋 |
材料 | プレストレスト・コンクリート |
全長 | 232.500 m |
幅 | 11.500 m |
高さ | 40.000 m |
最大支間長 | 148.750 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
奥いび湖大橋(おくいびこおおはし)は、岐阜県揖斐郡揖斐川町の揖斐川(奥いび湖)[1]を横断する、国道303号のエクストラドーズド橋である[2]。
概要
[編集]横山ダムでは再開発事業が実施されていたが、堆砂した砂の運搬に現道は幅員狭小・急カーブのため支障が多いことから国土交通省中部地方整備局横山ダム工事事務所[注釈 1]により新橋架設が発注された[3]。
本橋は新横山橋の仮称で、デザインビルド方式にて発注された。本橋は横山ダムのダム湖である奥いび湖に架かるが、橋梁の中央では奥いび湖の水深が深く、そのため中間橋脚を中間に寄せ、支間割を不等径間割とした[4]。主塔をエクストラドーズド橋としては高くし、斜材による支持効率を上昇させた。また、補剛桁は波形鋼板ウェブを採用する案もあったが、重量低減率が低く下部工断面を削減するほどでないことから維持管理制などを考慮してPC箱桁とした[3]。
- 形式 - PC2径間連続エクストラドーズド橋
- 橋長 - 232.500 m
- 支間割 - ( 81.450 m + 148.750 m )
- 幅員
- 総幅員 - 11.500 m
- 有効幅員 - 8.000 m
- 車道 - 8.000 m
- 主塔高 - 40.000 m
- 橋台 - 逆T式橋台(深礎杭基礎)
- 橋脚 - 鉄筋コンクリート中空橋脚(ニューマチックケーソン基礎)
- 設計 - 鉄建建設・オリエンタル建設[注釈 2]異工種特定建設工事共同企業体
- 施工 - 鉄建建設・オリエンタル建設異工種特定建設工事共同企業体
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 伊吹真一、高村圭一、竹中敏雄、磯友治「新横山橋ケーソン基礎軟弱地盤対策」(PDF)『土木建設技術発表会2008概要集』、土木学会、東京、2008年11月、221-226頁、ISBN 9784810606430、全国書誌番号:21510126、2019年11月21日閲覧。
- 町勉、高木守夫、磯友治、庭野隆「新横山橋(仮称)の技術提案と構造概要」『プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウム論文集』、プレストレストコンクリート技術協会、2006年9月20日、233-236頁。