奥村亀三郎
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奥村 亀三郎(おくむら かめさぶろう、龜三郎、1844年(弘化元年2月[1])- 1901年(明治34年)11月3日[1][注釈 1])は、明治期の実業家、政治家。衆議院議員、茨城県会議長。
経歴
[編集]下野国安蘇郡天明町(栃木県[2]安蘇郡天明町[3]、佐野町[1]を経て現佐野市)で生まれた。茨城県結城郡結城町(現結城市結城町)の奥村清八の養嗣子となる[1]。漢学を修め[2][3]、商業を営む[1]。結城藩土地開拓掛を務めた[2][3]。結城銀行を設立した[2][3]。
自由民権運動に加わり[1]、結城町会議員を務めた[2]。1886年(明治19年)茨城県会議員に選出され、1898年(明治31年)まで在任し、同常置委員、第12代県会議長も務めた[1][2][3]。
1898年(明治31年)3月の第5回衆議院議員総選挙(茨城県第4区、山下倶楽部)で当選し[4]、衆議院議員に1期在任した[2][3]。
国政選挙歴
[編集]- 第4回衆議院議員総選挙(茨城県第4区、1894年9月、自由党)落選[4]
- 第5回衆議院議員総選挙(茨城県第4区、1898年3月、山下倶楽部)当選[4]
- 第6回衆議院議員総選挙(茨城県第4区、1898年8月、無所属)次点落選[4]
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 『議会制度百年史 - 衆院議員名鑑』154頁では明治34年10月31日。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』衆議院事務局、1915年。
- 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
- 茨城県議会史編さん委員会編『茨城県議会史 第1巻』茨城県議会、1962年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。