小山ヶ丘
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小山ヶ丘 | |
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多摩境駅周辺の大型マンション群 | |
北緯35度36分7.26秒 東経139度21分59.2秒 / 北緯35.6020167度 東経139.366444度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京都 |
市町村 | 町田市 |
地域 | 堺地域 |
設置 | 2004年(平成16年)4月1日 |
面積 | |
• 合計 | 1.946 km2 |
人口 | |
• 合計 | 11,815人 |
• 密度 | 6,100人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
194-0215[3] |
市外局番 | 042 (相模原MA)[4] |
ナンバープレート | 多摩 |
小山ヶ丘(おやまがおか)は、東京都町田市の町丁。現行行政地名は小山ヶ丘一丁目から六丁目。郵便番号は194-0215[3]。
地理
[編集]町田市北西部に位置する。東で上小山田町、南で小山町、西で相原町、北で八王子市南大沢・鑓水と隣接する。東西に細長い地域であり、多摩ニュータウンの最西端に位置する。
多摩境駅前に存在した大型商業施設「アクロス多摩境」閉鎖後の跡地では2012年以降、大型マンションやロードサイド型飲食店などが建設された。
街の中心を走る多摩境通りは、市の「景観形成誘導地区[5]」に定められており、車道の拡幅により交差点近辺では3車線に工事が施工された。当該工事により渋滞が発生し難くなっており、以前からの慢性的な渋滞は多少緩和された。
ごみ収集については、当地区が多摩ニュータウン地区に属することから、市内の他の地域とは異なり、多摩市にある「多摩清掃工場」に搬入されて処理される[7]。そのため、ごみの分別ルールも市内の他地域と一部異なる[8]。
地価
[編集]住宅地の地価は、2021年(令和3年)1月1日の公示地価によれば、小山ヶ丘5丁目23番9の地点で17万0000円/m2となっている[9]。
歴史
[編集]元は小山町・相原町の一部だったが、京王相模原線の新駅(多摩境駅)を誘致するため、当地を多摩ニュータウンの開発地区として分割し、のちに町名を「小山ヶ丘」とした。
→「多摩境駅 § 駅開設までの経緯」も参照
沿革
[編集]- 1991年(平成3年)4月6日 - 多摩境駅が開業する[10]。
- 1999年(平成11年)12月 - 多摩境駅西口にアクロス多摩境が開業[11]。
- 2002年(平成14年)4月1日 - 多摩ニュータウンの開発地区のうち、町田市域内の上下水道管理を東京都から町田市へ移管[12]。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 小山町、相原町の一部より小山ヶ丘一丁目〜六丁目を新設[13]。
- 2011年(平成23年)3月11日 - 東日本大震災が発生、町内のコストコ多摩境倉庫店が被災し、立体駐車場のスロープが崩落して2人死亡、8人負傷。
- 2012年(平成24年)3月 - アクロス多摩境が閉店、のち施設も解体[14]。
- 2023年(令和5年)12月6日 - 多摩境駅東口に「京王多摩境駅前ビル」が開業[15][16]。
世帯数と人口
[編集]2020年(令和2年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
小山ヶ丘一丁目 | 707世帯 | 1,759人 |
小山ヶ丘二丁目 | 233世帯 | 661人 |
小山ヶ丘三丁目 | 738世帯 | 1,585人 |
小山ヶ丘四丁目 | 1,661世帯 | 4,554人 |
小山ヶ丘五丁目 | 921世帯 | 2,472人 |
小山ヶ丘六丁目 | 229世帯 | 784人 |
計 | 4,489世帯 | 11,815人 |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[17]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 | 選択可能校 |
---|---|---|---|---|
小山ヶ丘一丁目 | 全域 | 町田市立小山中央小学校 | 町田市立小山中学校 | |
小山ヶ丘二丁目 | 全域 | |||
小山ヶ丘三丁目 | 全域 | |||
小山ヶ丘四丁目 | 1~4番地 | |||
その他 | 町田市立小山ヶ丘小学校 | 町田市立堺中学校 | ||
小山ヶ丘五丁目 | 8~17番地 18番地の1~2 19~21番地 |
町田市立小山中学校 | ||
18番地の3~8 22~44番地 |
||||
その他 | 町田市立小山中央小学校 | 町田市立小山中学校 | ||
小山ヶ丘六丁目 | 全域 | 町田市立小山ヶ丘小学校 | 町田市立堺中学校 |
交通
[編集]鉄道
[編集]路線バス
[編集]神奈川中央交通により、以下の路線が運行されている。
道路
[編集]- 国道16号
- 東京都道503号相模原立川線(南多摩尾根幹線)
- 小山沼陸橋(南多摩尾根幹線)
- 東京都道158号小山乞田線(多摩ニュータウン通り・南多摩尾根幹線)
- 小山内裏トンネル(多摩ニュータウン通り)
- 小山長池トンネル(南多摩尾根幹線)
- 多摩境通り
- 町有橋・高ヶ谷戸橋
- 久保ヶ谷戸通り
-
小山内裏トンネル
-
小山長池トンネル
施設
[編集]- 文化
- 教育
- 小学校
- 町田市立小山ヶ丘小学校 - 2005年(平成17年)4月1日開校。市内では21年ぶりに、統廃合以外での公立小学校新設となった。
- 町田市立小山中央小学校 - 2010年(平成22年)4月1日開校。太陽光パネルが設置されている。
- 中学校
- 高等専門学校
- サレジオ工業高等専門学校 - 2005年(平成17年)杉並区より移転。移転に伴い「育英工業高等専門学校」から校名変更。
-
町田市立小山中学校
-
サレジオ工業高等専門学校
- 商業
- 京王多摩境駅前ビル - 2023年12月6日開業。
- コピオ多摩境 - 2005年7月開業。
- スーパーアルプス多摩境店 - アクロス多摩境から移転。
- スギ薬局コピオ多摩境店
- MrMax町田多摩境ショッピングセンター - 2007年7月19日開業。
- MrMax町田多摩境店 - 東京都内1号店。
- フードワン多摩境店
- 西松屋町田多摩境店 - アクロス多摩境の跡地の一部。
- コストコ多摩境倉庫店
- カインズ町田多摩境店(本館・資材館PRO)
- オートバックス多摩境店 - アクロス多摩境から移転。
- トイザらス・ベビーザらス町田多摩境店
- ホテル
- 医療
- 京王多摩境駅前ビル内 クリニックモール
- 医療法人社団康心会 ふれあい町田ホスピタル
- 企業
- 富澤商店本社・多摩倉庫 - 京王多摩境駅前ビル内
- まちだテクノパーク
- サンリオディストリビューションセンター
- ディノスロジスティクスセンター東京
- 新陽社多摩境テクノセンター(製造本部)
- オーク製作所本社
- 三晃電気本社
- 東京航空計器本社
- ユーロテック本社
- 石橋財団アートリサーチセンター
- 公園
- 小山内裏公園
- 小山多摩境公園
- 小山馬場谷戸公園
- 小山上沼公園
- 小山白山公園
- 小山田端自然公園
- 三ツ目山公園
- 小山片所谷戸緑地
- 神社
- 札次神社
- その他
- エニタイムフィットネス多摩境店 - トレーニングジム
脚注
[編集]- ^ “土地・気象 【町田市統計書 第50号2016(平成28)年度発行】”. 町田市 (2017年3月21日). 2018年1月21日閲覧。
- ^ a b “町丁別世帯数・人口表”. 町田市 (2020年1月15日). 2020年1月31日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月21日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月21日閲覧。
- ^ 町田市役所 都市づくり部 土地利用調整課 土地調整係 (2019年5月15日). “景観法に基づく届出制度”. 町田市. 2021年5月19日閲覧。
- ^ 開発型中小企業集団 まちだテクノパーク
- ^ 町田市小山ヶ丘で排出されたごみは、どこに搬入されるのでしょうか 町田市
- ^ 燃やせるごみ・燃やせないごみの出し方 町田市
- ^ 国土交通省地価公示
- ^ “京王電鉄50年史 2.相模原線の全通”. 京王グループ. 2015年1月29日閲覧。
- ^ アクロス多摩境の「久美堂」と「アカチャンホンポ」が、11/6(土)閉店 東京都町田市の地域情報サイト 変わりゆく町田の街並み、2011年11月15日、2022年9月10日閲覧。
- ^ “多摩ニュータウン(相原・小山地区)の下水道が町田市に移管されます”. 広報まちだ (2002年3月1日). 2024年2月11日閲覧。
- ^ “小山ヶ丘一~六丁目(2004年4月1日)”. 町田市. 2020年11月22日閲覧。
- ^ ファミレス「ジョイフル町田多摩境店」も閉店し、アクロスの施設解体が進む 東京都町田市の地域情報サイト 変わりゆく町田の街並み、2012年1月2日、2022年9月10日閲覧。
- ^ 京王多摩境駅前ビル 2023年12月6日開業!! 京王電鉄、2023年11月29日付、2023年12月6日閲覧。
- ^ 2023年冬、京王相模原線多摩境駅前に倉庫機能を備えた新複合施設「京王多摩境駅前ビル」が開業 京王電鉄株式会社プレスリリース、PR TIMES、2023年9月27日、2024年10月1日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域”. まちだ子育てサイト(町田市) (2018年4月1日). 2018年4月1日閲覧。
- ^ スロープ下敷きの男性救出、女性は死亡 東京・町田 朝日新聞、2011年3月12日付、2024年10月1日閲覧。
- ^ スロープ落下事故 コストコの調査始まる 報告書は6月下旬以降 原因究明へ タウンニュース町田版、2011年6月2日付、2024年10月1日閲覧。
- ^ 震災時2人死亡の量販店、再開 東京・町田のコストコ 朝日新聞、2012年2月24日付、2024年10月1日閲覧。
- ^ 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震による町田市内の被害状況 町田市、2023年3月27日更新、2024年10月1日閲覧。
- ^ 震災で崩落の店舗駐車場、設計と異なる施工の疑い 警視庁、都内の建築会社社長ら書類送検へ 日本経済新聞、2012年4月21日、2024年10月1日閲覧。
- ^ コストコ崩落、逆転無罪 「建築士、説明義務果たす」 東京高裁 産経新聞、2016年10月14日付、2024年10月1日閲覧。
- ^ コストコ崩落事故で高裁判決が責任言及 設計責任者ら3人再び不起訴 東京地検、異例の再捜査 産経新聞、2017年7月18日付、2024年10月1日閲覧。