コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

森野 (町田市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 関東地方 > 東京都 > 町田市 > 森野 (町田市)
森野
町田市役所(森野2丁目)
町田市役所(森野2丁目)
森野の位置(多摩地域内)
森野
森野
森野の位置
北緯35度32分48.36秒 東経139度26分20.47秒 / 北緯35.5467667度 東経139.4390194度 / 35.5467667; 139.4390194
日本の旗 日本
都道府県 東京都
市町村 町田市
地域 町田地域
設置 1889年(明治22年)4月1日
面積
 • 合計 1.294 km2
人口
2018年(平成30年)1月1日現在)[2]
 • 合計 13,046人
 • 密度 10,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
194-0022[3]
市外局番 042 (相模原MA)[4]
ナンバープレート 多摩

森野(もりの)は、東京都町田市町名。現行行政地名は森野一丁目から六丁目。一丁目〜五丁目は住居表示区域、六丁目は地番区域である。郵便番号は194-0022[3]

地理

[編集]

町田市中部に位置する。東は原町田中町、西は木曽東、南は神奈川県相模原市南区上鶴間本町鵜野森古淵、北は旭町と接している。

河川

[編集]
境川(町田市森野5丁目)
  • 境川 - 神奈川県相模原市との都県境付近を流れる。

地価

[編集]

住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、森野4-14-17の地点で20万3000円/m2となっている。[5]

歴史

[編集]

江戸時代は地頭旗本須藤氏の知行地であったと考えられる。絶えず知行地の入れ替わる地頭旗本の中で、江戸時代を通して森野村を知行地とした須藤氏は稀有な存在だという[6]。現在は大部分が住宅地となっている。2012年7月に森野二丁目、町田市民ホールの西側にあった旧日米富士自転車 町田工場跡地に、町田市役所の新庁舎が完成した。

地名の由来

[編集]

かつては「森村」と書いて「もりのむら」と読んだが、江戸時代頃から「野」の字を入れて「森野村」と称するようになった[7]。或いは、かつては「森村」と称したが、本町田・原町田・木曽・森、4村の間の入会の草刈場・相之原のうち、森村に近い所を森野と称するようになったからともいう[8]

沿革

[編集]
  • 1868年明治元年) - 森野村が武蔵知県事に属す。その後同年末までに東京府となるものの、多摩地域が横浜に居住する外国人の遊歩区域であるとの神奈川県知事陸奥宗光の上申により神奈川県に移管される。
  • 1873年(明治6年)5月1日 - 区番組制により第八区二番組となる。
  • 1874年(明治7年)6月15日 - 大区小区制により、第八大区三小区となる。
  • 1878年(明治11年)7月22日 - 郡区町村制施行。神奈川県南多摩郡森野村となる。
  • 1884年(明治17年)7月5日 - 連合戸長役場制により、森野村、原町田村、本町田村、南大谷村、金井村が5ヶ村連合となる。連合戸長役場は原町田村に置かれる。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行。森野村と原町田村・本町田村・南大谷村が合併し、南多摩郡町田村大字森野となる。
  • 1893年(明治26年)4月1日 - 神奈川県のうち、西多摩郡、南多摩郡、北多摩郡東京府に移管。東京府南多摩郡町田村大字森野となる。
  • 1913年大正2年)4月1日 - 町田村が町制施行し町田町となる。
  • 1943年昭和18年)7月1日 - 東京都制により、東京都南多摩郡町田町大字森野となる。
  • 1954年(昭和29年)4月1日 - 町田町と南村が対等合併する。
  • 1958年(昭和33年)2月1日 - 町田町忠生村鶴川村堺村の1町3村が対等合併し、市制施行。町田市森野となる。
  • 1964年(昭和39年)6月1日 - 森野、原町田、南大谷、金森、高ヶ坂のそれぞれ一部で住居表示を実施、原町田一~六丁目を新設。
  • 1965年(昭和40年)7月1日 - 森野の一部で住居表示を実施、森野一〜二丁目を新設。
  • 1966年(昭和41年)7月1日 - 森野の一部より森野三〜六丁目を新設。
    • 三~五丁目は住居表示区域、六丁目は地番区域。
  • 2004年平成16年)12月1日 - 神奈川県相模原市と境界の一部を変更。
  • 2007年(平成19年)12月1日 - 木曽町の一部を森野四、六丁目に編入。
  • 2013年(平成25年)12月1日 - 神奈川県相模原市と境界の一部を変更。
  • 2019年(令和元年) - 森野一丁目を暴力団排除特別強化地域に指定[9]

世帯数と人口

[編集]

2018年(平成30年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
森野一丁目 1,407世帯 2,511人
森野二丁目 1,734世帯 2,940人
森野三丁目 788世帯 1,628人
森野四丁目 1,031世帯 2,221人
森野五丁目 1,069世帯 2,246人
森野六丁目 674世帯 1,500人
6,703世帯 13,046人

小・中学校の学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]

丁目 番・番地等 小学校 中学校
森野一丁目 全域 町田市立町田第四小学校 町田市立町田第一中学校
森野二丁目 全域
森野三丁目 全域
森野四丁目 1〜17番
18~49番 町田市立忠生第三小学校 町田市立町田第三中学校
森野五丁目 全域 町田市立町田第四小学校 町田市立町田第一中学校
森野六丁目 1~192番
196~468番
193~195番 町田市立忠生第三小学校 町田市立町田第三中学校

交通

[編集]

鉄道

[編集]
横浜線小田急小田原線町田駅

路線バス

[編集]

道路・橋梁

[編集]

施設

[編集]
町田簡易裁判所
町田合同庁舎
官公署
文化
町田市民ホール
教育
商業
ホテル
郵便局
  • 町田森野郵便局
金融機関
農業協同組合
神社
妙延寺

脚注

[編集]

注釈

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 土地・気象 【町田市統計書 第50号2016(平成28)年度発行】”. 町田市 (2017年3月21日). 2018年1月21日閲覧。
  2. ^ a b 町丁別世帯数・人口表”. 町田市 (2018年1月15日). 2018年1月21日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月21日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月21日閲覧。
  5. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  6. ^ 町田の歴史をさぐる編修委員会『町田の歴史をさぐる』、1978年
  7. ^ 町田の地名のいわれ 1993
  8. ^ 平凡社『東京都の地名』、2002年
  9. ^ 暴力団排除特別強化地域”. 警視庁 (2019年). 2022年8月30日閲覧。
  10. ^ 市立小・中学校の通学区域”. まちだ子育てサイト(町田市) (2018年4月1日). 2018年4月1日閲覧。
  11. ^ 町田駅近くに、大原学園の新設校「東京町田歯科衛生学院専門学校」開校 - 変わりゆく町田の町並み、2024年4月2日配信、4月10日閲覧

外部リンク

[編集]