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相原町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 関東地方 > 東京都 > 町田市 > 相原町
相原町
相原駅西口
相原駅西口
相原町の位置(多摩地域内)
相原町
相原町
相原町の位置
北緯35度36分23.41秒 東経139度19分52.43秒 / 北緯35.6065028度 東経139.3312306度 / 35.6065028; 139.3312306
日本の旗 日本
都道府県 東京都
市町村 町田市
地域 堺地域
面積
 • 合計 6.972 km2
人口
2018年(平成30年)1月1日現在)[2]
 • 合計 15,198人
 • 密度 2,200人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
194-0211[3]
市外局番 042 (相模原MA)[4]
ナンバープレート 多摩

相原町(あいはらまち)は、東京都町田市の地名。「丁目」の設定のない単独町名である。郵便番号は194-0211。

地理

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町田市北西部、境川の北側に位置し、東西に細長い地域である。北側は丘陵地とそれを刻む谷戸が分布し、南の境川に沿って平坦地が細長く伸びる。この平坦地を町田街道が東西に貫通し、これに沿って集落が街村状に広がっている。

東部をJR横浜線が横断し相原駅が設けられている。駅前商店街はあまり発展していないが、駅周辺は旧堺村の行政中心であり、町田市堺市民センターや市立堺中学校などがある。

北側の丘陵地の多くは森林におおわれているが、相原駅に近い東部ではところどころに宅地造成された住宅団地が分布するほか、1970年代以降、法政大学東京家政学院大学などが都心から移転してキャンパスを設けている。また、法政大学多摩校地遺跡群など多数の遺跡などが発見され平安時代としては国内最大級となる200基以上の須恵器などが焼かれた窯跡が発見されている。

東は小山町小山ヶ丘、西は多摩丘陵の分水界である主稜線を境界に八王子市南浅川町、南は都県境である境川を挟んで神奈川県相模原市緑区川尻広田町屋相原元橋本町橋本、北は多摩丘陵の分水界である主稜線を境界に八王子市館町寺田町大船町七国兵衛宇津貫町片倉町鑓水と接している。

小字「作ヶ畬(さくがあらく)」

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難読地名として、「作ヶ畬(さくがあらく)」という小字がある(1034~1051番地[5])。「畬(あらく)」という漢字について、国土地理院が発行する地形図では1967年発行分から50年以上にわたって『「ひとやね」の下に「番」』という文字が記載されていたが、これは本来「畬」であるべき表記を当時の町田市が国土地理院に対して地名調書を提出する際に書き誤ったものであった[5]。また、1977年発行分の地形図では「ひとやね」と等高線が重なっていたことから、『新日本地名索引[6]』の字画索引などにおいて地形図に記載された文字の上部を「いりやね」に誤認する例が見られた。当記事の過去の版でも『「入」の下に「番」』と書く字形を「正確」と表現していたが、明治期の旧公図から現在の不動産登記記録に至るまでの表記は「作ヶ畬」である。

河川

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  • 境川 - 神奈川県相模原市との都県境付近を流れる。
    • 本川・大地沢(境川の支流)

地価

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住宅地の地価は、2016年平成28年)1月1日公示地価によれば、相原町字中ケ谷戸857番41の地点で11万3000円/m2となっている。[7]

歴史

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1594年(文禄3年)の検地で境川が武蔵・相模両国の境界とされたことにより、北側が武蔵国多摩郡、南側が相模国高座郡に属することとなった。

地名の由来

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古くは粟飯原とも表記し、平安時代後期から鎌倉時代にかけて武蔵国多摩郡を中心に割拠した武士団横山党」のうちの粟飯原氏名字の地とされる。

沿革

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世帯数と人口

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2018年(平成30年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

町丁 世帯数 人口
相原町 6,923世帯 15,198人

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[8]

番地 小学校 中学校 選択可能校
1~2104番地、2248~2284番地、5339~5344番地 町田市立相原小学校 町田市立堺中学校 ・町田市立小中一貫ゆくのき学園
(大戸小学校、武蔵岡中学校)
2105~2247番地、2285~2365番地
2366番地の2、2367番地の2
2369番地~2373番地の1、2377番地の1~2
2378番地~2382番地の1、2384番地
2600番地、2691~3000番地
3011番地の2・4・11、3012番地~3016番地の2
3017~3115番地
町田市立小中一貫ゆくのき学園
(武蔵岡中学校)
・町田市立小中一貫ゆくのき学園
(大戸小学校)
・町田市立堺中学校
2366番地の1・4、2366番地の7~8
2367番地の1・4・6、2373番地の2
2374~2376番地、2377番地の3、2382番地の2
2383番地、2385~2580番地、2622~2673番地
3001~3010番地、3011番地の1・3・7・9~10
3016番地の5・11~12、3116~5338番地
町田市立小中一貫ゆくのき学園
(大戸小学校)
町田市立小中一貫ゆくのき学園
(武蔵岡中学校)

交通

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鉄道

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東日本旅客鉄道(JR東日本)

JH 横浜線 : 相原駅

路線バス

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道路・橋梁

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施設

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行政
文化
教育
警察
  • 南大沢警察署 相原駅前交番
  • 南大沢警察署 相原駐在所
  • 南大沢警察署 大戸駐在所
消防
病院
  • 上相原病院
郵便局
  • 町田相原郵便局
  • 町田大戸郵便局
金融機関
農業協同組合
商業
結婚式場
  • 八王子日本閣ノースアンジュ
公園
相原中央公園
大戸緑地
神社寺院
  • 蔵王社
  • 若宮八幡神社
  • 熊野神社
  • 江柄八幡神社
  • 八雲神社
  • 子ノ神社
  • 大六天社
  • 御嶽神社
  • 神明神社
  • 長福寺
  • 諏訪神社
  • 浅間神社
  • 清水寺
  • 山王社
  • 圓林寺(円林寺)
  • 大戸観音堂
史跡など

出身者

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居住者

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出典

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  1. ^ 土地・気象 【町田市統計書 第55号2021(令和3)年度発行】”. 町田市 (2022年1月17日). 2022年9月27日閲覧。
  2. ^ a b 町丁別世帯数・人口表”. 町田市 (2018年1月15日). 2018年1月21日閲覧。
  3. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月21日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月21日閲覧。
  5. ^ a b 塚田雅樹「「作ヶ畬(さくがあらく)」考 : 地形図に現れた小地名の異体字に関する考察」『日本漢字學會報』第一号、2019年、75-91頁。
  6. ^ 金井弘夫『新日本地名索引』アボック社出版局、1994年。
  7. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  8. ^ 市立小・中学校の通学区域”. 町田市 (2018年4月1日). 2018年4月1日閲覧。
  9. ^ 2021年8月付けで町田市に移管
  10. ^ 『Ai 愛なんて 大っ嫌い』年表