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山崎哲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山崎 哲(やまざき てつ、1946年6月21日 - )は、日本の劇作家、時事評論家。本名は渡辺康徳。

来歴

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宮崎県宮崎市生まれ。宮崎県立宮崎大宮高等学校時代から演劇活動を始める。1970年広島大学文学部中退。上京し、唐十郎状況劇場に入団。

1971年、劇団「つんぼさじき」を旗揚げ。1979年にこれを解散し、流山児祥の「演劇団」を経て、1980年藤井びん竹内一郎らと劇団「転位・21」を旗揚げ。

1981年、『うお伝説』『漂流家族』で岸田国士戯曲賞受賞。1987年、『エリアンの手記』『ジロさんの憂鬱』『まことむすびの事件』で紀伊國屋演劇賞受賞。

1994年水戸芸術館運営委員に就任。「転位・21」の活動を休止。以降は、犯罪、恋愛などに関するテレビのコメンテーター、評論活動を行う。1997年、委員を退任。2001年、「転位・21」を再開し、2002年から「新転位・21」を率いて演劇活動を続けている。

著書

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  • うお傳説 漂流家族 山崎哲戯曲集 深夜叢書社、1982年
  • 勝手にしやがれ 克美茂トルコ嬢殺人事件 白水社、1983年
  • 子供の領分 戯曲集 思潮社、1983年
  • 失語の現在形 深夜叢書社、1984年
  • 異族の歌 伊藤素子オンライン詐欺事件 戯曲集 新水社、1984年
  • 犯罪の向う側へ 80年代を代表する事件を読む 朝倉喬司 洋泉社、1985年
  • エリアンの手記 戯曲集 思潮社、1986年
  • 犯罪と家族のあいだ 未來社、1987年
  • 子どもの犯罪と死 芹沢俊介 春秋社、1987年
  • 事件ブック 春秋社、1989年
  • <恋愛>事件 part 1-3 芹沢俊介 春秋社、1989年-1990年
  • 山崎哲戯曲集 思潮社
  1. 子供の領分 ―金属バット殺人事件―/質屋 ―おとことおんなの午后―
  2. エリアンの手記 ―中野富士見中学校事件―/ジロさんの憂鬱 ―練馬一家五人殺害事件―
  3. マーちゃんの神曲 ―藤沢悪魔払い儀式事件―/ホタルの栖 ―育ヶ丘団地一家心中事件― 1990年
  4. 1/2の少女 ―岡田有希子投身事件―/パパは誘拐犯 ―芦屋令嬢誘拐事件― 1990年
  5. 骨の鳴るお空 ―連続幼女誘拐殺害事件―/まことむすびの事件 ―豊田商事永野一男刺殺事件― 1991年
  6. ぼくは十七才 1993年
  • 浮遊する殺意 消費社会の家族と犯罪 岸田秀 晩成書房、1990年
  • 平成「事件」ブック 春秋社、1993年
  • きのうきょうあした 私たちは今どこに立っているのか 近代文芸社、1994年
  • 「少年」事件ブック 居場所のない子どもたち 春秋社、1998年
  • <物語>日本近代殺人史 春秋社、2000年
  • 俳優になる方法 青弓社、2001年(寺子屋ブックス)

外部リンク

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