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岩淵町 (東京都北区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 東京都 > 北区 > 岩淵町 (東京都北区)
岩淵町
町丁
赤羽岩淵駅
地図北緯35度47分03秒 東経139度43分21秒 / 北緯35.784136度 東経139.722542度 / 35.784136; 139.722542
座標位置:正光寺付近
日本の旗 日本
都道府県 東京都の旗 東京
特別区 北区
地区 赤羽地区
人口情報2023年(令和5年)1月1日現在[1]
 人口 4,960 人
 世帯数 2,905 世帯
面積[2]
  0.231178396 km²
人口密度 21455.29 人/km²
郵便番号 115-0041[3]
市外局番 03(東京MA[4]
ナンバープレート 練馬
ウィキポータル 日本の町・字
東京都の旗 ウィキポータル 東京都
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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岩淵町(いわぶちまち)は、東京都北区町名。丁番の設定のない単独町名である。住居表示実施済区域。

地理

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東京都北区、旧岩淵町の北端に位置する地区である。町の北部を荒川新河岸川が東西に並行して流れ、両川に挟まれた中州状の地域が町域の約三分の一を占める。荒川対岸の埼玉県川口市との間には新荒川大橋が架かる。荒川がおおむね東京都と埼玉県の境となっているが、新荒川大橋付近では都県境が大きく東京都側に食い込み、荒川・新河岸川間の河川敷上に都県境がある。

町域は北を埼玉県川口市舟戸町と接し、東は北区志茂、南および西は北区赤羽と接する。

戸籍の表記など、北区の公式文書には岩町と記載されることもあったが、2007年11月5日より導入された戸籍の電子化により、表記が岩町に統一された。

河川

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地価

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住宅地の地価は、2024年令和6年)1月1日公示地価によれば、岩淵町9-13の地点で46万4000円/m2となっている[5]

歴史

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地名の由来

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入間川(のち荒川)のほとりでゴツゴツとした岩場だったことに由来する。

沿革

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1964年(昭和39年)から行われた住居表示施行の際、北区は当初岩淵町全域を「赤羽」とする予定だった。しかし、代々受け継いできた町名が消えることを危惧した地元住民が延べ8年に亘る反対運動を展開。その結果、区は住民の訴えを一部受け入れる形で和解、一丁目が「岩淵町」のまま住居表示が施行されることとなった。

世帯数と人口

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2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
岩淵町 2,905世帯 4,960人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[6]
4,166
2000年(平成12年)[7]
4,154
2005年(平成17年)[8]
4,202
2010年(平成22年)[9]
4,344
2015年(平成27年)[10]
4,622
2020年(令和2年)[11]
4,827

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[6]
1,798
2000年(平成12年)[7]
1,895
2005年(平成17年)[8]
2,016
2010年(平成22年)[9]
2,279
2015年(平成27年)[10]
2,450
2020年(令和2年)[11]
2,714

学区

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区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年10月時点)[12][13]

番地 小学校 中学校
1〜22番
25番22〜24号
北区立岩淵小学校 北区立赤羽岩淵中学校
24番
25番1〜21・25〜28号
26〜41番
北区立第四岩淵小学校

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]

町丁 事業所数 従業員数
岩淵町 83事業所 416人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[15]
102
2021年(令和3年)[14]
83

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[15]
401
2021年(令和3年)[14]
416

交通

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鉄道

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鉄道

JR赤羽駅の利用圏内でもある。(岩淵町から赤羽駅まで徒歩10分程度)

バス

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道路

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岩淵町内にある「赤羽交差点」は国道122号北本通り岩槻街道)と都道311号環状八号線(環八通り)・都道445号常盤台赤羽線が交わる。環八通りはこの赤羽交差点が終点である。

施設

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その他

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日本郵便

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脚注

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  1. ^ a b 住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別)  令和5年1月” (CSV). 東京都 (2023年4月6日). 2023年12月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ 『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年1月2日閲覧。(CC-BY-4.0)
  3. ^ a b 岩淵町の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年9月21日閲覧。
  6. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  7. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  8. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  12. ^ 小学校通学区域一覧”. 北区 (2023年10月27日). 2024年1月2日閲覧。
  13. ^ 中学校通学区域一覧”. 北区 (2023年10月27日). 2024年1月2日閲覧。
  14. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  15. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  16. ^ 郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。

外部リンク

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