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帰ってほしいの (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『帰ってほしいの』
ジャクソン5スタジオ・アルバム
リリース
録音 1969年
ジャンル ソウルポップス
時間
レーベル モータウン
プロデュース ボビー・テイラー、ザ・コーポレーション
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 5位(アメリカ)[1]
  • 16位(イギリス)[2]
  • ジャクソン5 アルバム 年表
    帰ってほしいの
    (1969年)
    ABC
    (1970年)
    テンプレートを表示

    帰ってほしいの』(かえってほしいの、原題:Diana Ross Presents The Jackson 5)は、ジャクソン51969年に発表したファースト・アルバム。

    解説

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    「ノーバディ」「帰ってほしいの」の2曲は、ベリー・ゴーディ・ジュニアを中心としたプロデューサー・チームであるザ・コーポレーションが、ジャクソン5のために書き下ろした曲である。他はカヴァー曲で、フォー・トップススティーヴィー・ワンダー、ミラクルズ、マーヴィン・ゲイテンプテーションズといった同じモータウン所属のアーティストの曲や、スライ&ザ・ファミリー・ストーンP-Funkの曲も含まれている。

    アルバムの原題は、当時のモータウンが宣伝戦略として、ジャクソン5を「ダイアナ・ロスが発掘したグループ」として売り出していたことと関係している。ただし、グループを実際に発掘したのは、ロスではなくグラディス・ナイトとボビー・テイラーであることが、後に判明した[3]。本作収録曲の大半をプロデュースしたボビー・テイラーは、シカゴのリーガル・シアターでジャクソン5と10日間一緒に仕事をした後、グループをデトロイトに連れて行って、モータウンのオーディションの準備をさせたという[4]

    先行シングル「帰ってほしいの」の大ヒットもあって、母国アメリカでは、『ビルボード』誌のR&Bチャートで1位を獲得し、総合チャートのBillboard 200では5位に達した[1]。 また、「Stand!」はジャクソン5のインディアナへの凱旋公演において、最初の一曲目としてパフォーマンスする様子が映像に撮られた。

    2001年には、次作『ABC』(1970年)の全12曲と、本作のためのレコーディング・セッションで録音された「オー・アイヴ・ビーン・ブレスト」を追加した合計25曲入りのアルバム『Diana Ross Presents The Jackson 5 / ABC』として再発された[5]

    収録曲

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    Side 1
    1. ジッパ・ディー・ドゥー・ダー - "Zip-a-Dee-Doo-Dah" (Ray Gilbert, Allie Wrubel) - 3:13
    2. ノーバディ - "Nobody" (The Corporation) - 2:49
    3. 帰ってほしいの - "I Want You Back" (The Corporation) - 2:59
    4. キャン・ユー・リメンバー - "Can You Remember" (Thom Bell, William Hart) - 3:06
    5. シャドウズ・オブ・ラヴ - "Standing in the Shadows of Love" (Holland-Dozier-Holland) - 4:01
    6. ユーヴ・チェンジド - "You've Changed" (Gordon Keith) - 3:12
    Side 2
    1. マイ・シェリー・アモール - "My Cherie Amour" (Stevie Wonder, Sylvia Moy, Hank Cosby) - 3:40
    2. フーズ・ラヴィン・ユー - "Who's Lovin' You" (Smokey Robinson) - 4:01
    3. チェインド - "Chained" (Frank Wilson) - 2:50
    4. アイム・ルージング・ユー - "(I Know) I'm Losing You" (Norman Whitfield, Eddie Holland, Cornelius Grant) - 2:13
    5. スタンド! - "Stand!" (Sylvester Stewart) - 2:34
    6. ボーン・トゥ・ラヴ・ユー - "Born to Love You" (Ivy Jo Hunter, William "Mickey" Stevenson) - 2:27

    脚注

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