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幌向駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
幌向太駅から転送)
幌向駅
駅舎(2017年5月)
ほろむい
Horomui
A10 豊幌 (3.2 km)
(5.9 km) 上幌向 A12
地図
所在地 北海道岩見沢市幌向南1条3丁目
北緯43度9分5.27秒 東経141度39分19.99秒 / 北緯43.1514639度 東経141.6555528度 / 43.1514639; 141.6555528座標: 北緯43度9分5.27秒 東経141度39分19.99秒 / 北緯43.1514639度 東経141.6555528度 / 43.1514639; 141.6555528
駅番号 A11
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線
キロ程 316.7 km(函館起点)
電報略号 ムイ
駅構造 橋上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
1,137人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1882年明治15年)11月13日
備考
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幌向駅(ほろむいえき)は、北海道岩見沢市幌向南1条3丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線である。駅番号A11電報略号ムイ事務管理コードは▲130131[1]

歴史

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1976年の幌向駅と周囲約1km範囲。右上が岩見沢方面。千鳥状にずれた単式と島式の複合ホーム2面3線で、間に中線1本を有している。駅舎横の貨物ホームに引込線が残っているが、既に2年前に貨物取扱い廃止となっており、駐車場と化している。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

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地名より。当初は地名に合わせ「幌向太」と名付けられたが、幌内太駅(→三笠駅)と紛れやすいとしてまもなく改名され[7]、その後地名も「幌向」となった。

駅構造

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駅舎は跨線橋上にある橋上駅舎である[新聞 2]

ホームは2面3線で島式ホーム相対式ホームが向かい合わせに設置されている。なお、苗穂~幌向駅間で試運転列車用のダイヤが用意されており、この駅で折り返す試運転列車の姿が見受けられる。橋上駅舎化される前は、1番線と2番線の間に中線が存在した。

業務委託駅北海道ジェイ・アール・サービスネット受託)[新聞 1]みどりの窓口自動券売機自動改札機が設置されている。かつてはキヨスクも設置されていた。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 函館本線 上り 手稲小樽方面[8]
2 - (上下折返し・待避線)
3 下り 岩見沢滝川方面[8]

利用状況

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乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。なお、『岩見沢市統計書』を出典とする値について、年間乗車人員は百人単位での記載となっているため、便宜上100倍した数値を記載する。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均
1992年(平成04年) (1,113) [9] 1日乗降客数:2,226人
2000年(平成12年) 584,700 (1,601.9) [10]
2001年(平成13年) 582,200 (1,595.1)
2002年(平成14年) 569,800 (1,561.1)
2003年(平成15年) 576,500 (1,575.1)
2004年(平成16年) 569,400 (1,560.0)
2005年(平成17年) 573,400 (1,571.0)
2006年(平成18年) 561,400 (1,538.1)
2007年(平成19年) 541,700 (1,480.1)
2008年(平成20年) 549,300 (1,504.9)
2009年(平成21年) 539,500 (1,478.1)
2010年(平成22年) 530,000 (1,452.1) [11]
2011年(平成23年) 519,700 (1,419.9)
2012年(平成24年) 508,800 (1,394.0)
2013年(平成25年) 488,400 (1,338.1)
2014年(平成26年) 474,100 (1,298.9)
2015年(平成27年) 467,000 (1,276.0)
2016年(平成28年) 450,000 (1,232.9) [12]
2017年(平成29年) 441,300 (1,209.0)
2018年(平成30年) 429,200 (1,175.9)
2019年(令和元年) 416,100 (1,136.9)
2020年(令和02年) 312,900 (857.3)

駅周辺

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周りには鉄道防風林と住宅が広がっている。駅周辺の幌向地区は札幌市ベッドタウンとして大規模住宅開発が進み、市の人口の10分の1にあたる8,000人近くの人口を抱える街となった。

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線
豊幌駅 (A10) - 幌向駅 (A11) - 上幌向駅 (A12)

脚注

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注釈

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  1. ^ 幌内鉄道敷地並用地図 第4巻 自江別至幌内 において、副本線を有し、「幌向停車場」と記載されている。一方、第3巻 自札幌至江別 では白石を「白石休泊所」と記述しており、「停車場」と「休泊所(フラグステーション)」を明確に区別している事から、既にこの時点で正式な駅になっていたと判断される。
  2. ^ 北海道炭礦鉄道会社 営業報告では、第四回報告に明治24年8月19日内務大臣より移転許可が出されたことのみ記載。

出典

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  1. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、216頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  2. ^ a b c d 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』1998年10月 JTB編集・発行。
  3. ^ a b 北海道立図書館 北方資料デジタルライブラリー 幌内鉄道敷地並用地図 第4巻 自江別至幌内 明治16年4月発行
  4. ^ a b c d 『北海道鉄道百年史 上巻』1976年3月 日本国有鉄道北海道総局 編集・発行、第5章北海道炭礦鉄道/第5節改良及び埋立工事/第1改良。
  5. ^ 『北海道鉄道百年史 下巻』1981年3月 日本国有鉄道北海道総局 編集・発行、第5編資料/1年表。
  6. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、181頁。ISBN 4-88283-120-1 
  7. ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、43頁。ASIN B000J9RBUY 
  8. ^ a b 幌向|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|駅・鉄道・旅行|JR北海道- Hokkaido Railway Company”. 北海道旅客鉄道. 2021年2月20日閲覧。
  9. ^ 宮脇俊三原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、57頁。ISBN 4-09-395401-1 
  10. ^ JRの旅客輸送実績(乗車人員)、電話加入状況等(PDF:93KB)” (PDF). 統計書平成23年版(運輸・通信). 岩見沢市. p. 95 (2011年). 2018年12月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月27日閲覧。
  11. ^ 運輸・通信” (PDF). 平成29年度版(総目次). 岩見沢市. p. 103 (2017年). 2018年12月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月27日閲覧。
  12. ^ 運輸・通信” (PDF). 2022年版岩見沢市統計書. 岩見沢市. p. 103 (2022年). 2022年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月26日閲覧。
  13. ^ 岩見沢市バスマップ” (PDF). 岩見沢市. 2019年5月31日閲覧。
  14. ^ 市営バスの路線図及び時刻表”. 岩見沢市. 2019年5月31日閲覧。

新聞記事

[編集]
  1. ^ a b c “JR北海道が5駅業務委託”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2001年3月19日) 
  2. ^ a b “新駅舎はホーム上 幌向駅橋上化が完成”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1998年3月21日)
  3. ^ “JR深川駅キヨスク、68年の歴史に幕 市民ら「時代の流れ」でも寂しい”. 北海道新聞. (2016年2月16日). http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0235121-s.html 2016年2月16日閲覧。 
  4. ^ 深川・滝川・幌向…3駅のキヨスク今春閉店 販売不振で - 北海道新聞(Archive.is)

関連項目

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外部リンク

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