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都立大学駅

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府立高等前駅から転送)
都立大学駅
駅入口(2009年2月)
とりつだいがく
Toritsu-daigaku
トキワ松学園[1]
TY05 学芸大学 (1.4 km)
(1.4 km) 自由が丘 TY07
地図
所在地 東京都目黒区中根一丁目5-1
北緯35度37分4.2秒 東経139度40分35秒 / 北緯35.617833度 東経139.67639度 / 35.617833; 139.67639 (都立大学駅)座標: 北緯35度37分4.2秒 東経139度40分35秒 / 北緯35.617833度 東経139.67639度 / 35.617833; 139.67639 (都立大学駅)
駅番号 TY06
所属事業者 東急電鉄
所属路線 東横線
キロ程 5.6 km(渋谷起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[東急 1]45,350人/日
-2023年-
開業年月日 1927年昭和2年)8月28日[2]
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都立大学駅
配線図

学芸大学駅

2 1


STRg STRf
PSTR(R) PSTR(L)
PSTR(R) PSTR(L)
STRg STRf

自由が丘駅

都立大学駅(とりつだいがくえき)は、東京都目黒区中根一丁目にある、東急電鉄東横線である。駅番号TY06

駅名はかつて近隣に存在した東京都立大学に由来するが、隣駅の学芸大学駅と同様、現在の同名の大学の最寄り駅にはなっていない(駅名の由来節も参照)[3]

歴史

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駅名の由来

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開業時は荏原郡碑衾町大字衾の字柿ノ木坂に立地していたことから、そのまま地名を採用し柿ノ木坂駅となった[2]

1930年東京横浜電鉄の事実上の創業者である五島慶太の沿線開発策の一環として、碑衾町大字衾の地(現在の目黒区八雲一丁目)を買収して、東京都立大学(都立大学)・都立大学附属高校の前身である旧制府立高等学校麹町区(現在の千代田区永田町から誘致することが決まり、翌年駅名もこれに合わせて府立高等前駅になった。実際の移転はさらにその翌年4月だった[10]。以降、同校の名称変更に伴い駅名も変更された。

1991年に都立大学は敷地が手狭であったことなどから広大な用地が確保できる多摩ニュータウン南大沢八王子市)へ移転したが、駅名は変更されなかった。なお、このとき都立大学附属高校は目黒区八雲の都立大学跡地に隣接して残っていた。このため学芸大学駅と同様に、入学試験当日に都立大学の受験生が間違えて当駅に下車することがあった。

目黒線東急多摩川線などの路線名変更に際して駅名を変更するかどうか検討された[11]。実際に1999年5月、東京急行電鉄は駅名を「都立大学駅」から変更することについて「3分の2以上の賛成で新駅名を検討する」として地域住民にアンケートをとった[11][12]。結果、投票数1066票、改称賛成630票・反対436票で賛成が反対を上回っていたものの、「改称賛成が3分の2に達しない」という理由で改称が見送られた[13]

なお、旧東京都立大学が2005年に「首都大学東京」に再編され2011年3月に閉学し、同時に附属高校も桜修館中等教育学校へ吸収されたため、都立大学駅は西武新宿線都立家政駅と同様に存在しない学校名を掲げた駅名となっていたが、首都大学東京は2020年4月から再度「東京都立大学」に名称変更されたため、駅名と実際の大学のメインキャンパスの最寄り駅(京王相模原線南大沢駅)が一致しないケースとなっている。

駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。ホームと改札との間にはエレベーターが設置されている。トイレはホーム行きエレベーターの手前にある。下り(横浜方面)ホーム行きエレベーターの手前に女性用が、上り(渋谷方面)ホーム行きエレベーターの手前に男性用がある。多機能トイレは男女各トイレに1室ずつ用意されている。

ホームから改札口へ向かう階段は上下線ともに横浜方の端にある。そのため、当駅へ向かう場合は8号車を利用すると階段に近い位置で降車できる。

当駅が高架化された当初は目黒通り側に北口を設ける計画があり、既に大階段が完成していたが、1967年(昭和42年)のホーム延伸工事で撤去され、実現することはなかった[14]

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 TY 東横線 下り 横浜元町・中華街新横浜二俣川方面[15]
2 上り 渋谷池袋川越市所沢方面[16]
  • 当駅には東急新横浜線相鉄線に乗り入れる列車は停車しないため、新横浜・二俣川方面へは途中駅での乗り換えが必要となる。

利用状況

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2023年度の1日平均乗降人員45,350人である[東急 1]

近年の1日平均乗降乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[17]
年度 1日平均
乗降人員[18]
1日平均
乗車人員[19]
出典
1990年(平成02年) 31,063 [* 1]
1991年(平成03年) 27,877 [* 2]
1992年(平成04年) 27,175 [* 3]
1993年(平成05年) 26,751 [* 4]
1994年(平成06年) 26,227 [* 5]
1995年(平成07年) 26,169 [* 6]
1996年(平成08年) 25,951 [* 7]
1997年(平成09年) 25,493 [* 8]
1998年(平成10年) 24,307 [* 9]
1999年(平成11年) 23,915 [* 10]
2000年(平成12年) 23,682 [* 11]
2001年(平成13年) 23,483 [* 12]
2002年(平成14年) 44,661 22,973 [* 13]
2003年(平成15年) 44,948 23,052 [* 14]
2004年(平成16年) 45,100 22,981 [* 15]
2005年(平成17年) 45,594 23,173 [* 16]
2006年(平成18年) 45,951 23,367 [* 17]
2007年(平成19年) 47,099 23,992 [* 18]
2008年(平成20年) 47,883 24,351 [* 19]
2009年(平成21年) 47,354 24,088 [* 20]
2010年(平成22年) 46,473 23,591 [* 21]
2011年(平成23年) 46,204 23,509 [* 22]
2012年(平成24年) 47,385 23,959 [* 23]
2013年(平成25年) 47,631 24,192 [* 24]
2014年(平成26年) 47,039 23,827 [* 25]
2015年(平成27年) 47,686 24,153 [* 26]
2016年(平成28年) 48,584 24,595 [* 27]
2017年(平成29年) 48,886 24,718 [* 28]
2018年(平成30年) 49,233 24,874 [* 29]
2019年(令和元年) [東急 2]49,045 24,762 [* 30]
2020年(令和02年) [東急 3]35,277
2021年(令和03年) [東急 4]40,570
2022年(令和04年) [東急 5]44,353
2023年(令和05年) [東急 1]45,350

駅周辺

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バス路線

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いずれも東急バスの路線である。バスターミナルはないが、駅周辺の目黒通り沿いなどに分散して設置されている。

隣の駅

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東急電鉄
TY 東横線
特急・通勤特急・急行
通過
各駅停車
学芸大学駅 (TY05) - 都立大学駅 (TY06) - 自由が丘駅 (TY07)

脚注

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出典

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  1. ^ 「TOKYU OOH」の新商品として、 東急線各駅の駅名標付近に、地元ゆかりの法人・施設名の広告看板を掲出』(PDF)(プレスリリース)東京急行電鉄/東急エージェンシー、2013年4月22日。オリジナルの2021年5月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210508121824/https://www.tokyu.co.jp/file/130422-3.pdf2021年5月15日閲覧 
  2. ^ a b c d e f g h i j 宮田 2008, p. 47.
  3. ^ a b 都立大学駅|沿線・駅周辺ガイド”. 東急電鉄. 2015年1月11日閲覧。
  4. ^ 社史50年 年表 - 昭和34年 1973.
  5. ^ a b 「都立大学付近の高架線完成 東急、上り線は12日から使用開始」『交通新聞』交通協力会、1961年4月13日、2面。
  6. ^ a b 「上りはあす始発から」『読売新聞読売新聞社、1961年4月11日、城南版/14版、9面。
  7. ^ 社史50年 年表 - 昭和36年 1973.
  8. ^ 花房秀樹(東京急行電鉄交通事業本部鉄道部営業課)「東京急行電鉄 鉄軌道業の現状」『鉄道ピクトリアルアーカイブセレクション40 東京急行電鉄1970』、電気車研究会、2018年10月10日、34頁、ISSN 0040-4047 
  9. ^ PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200501075147/https://www.tokyu.co.jp/file/061221_1.pdf2020年5月12日閲覧 
  10. ^ 東京府荏原郡碑衾町役場 『市郡合併紀年 碑衾町誌』 1932年、210頁
  11. ^ a b 「駅名どうしよう? 東急東横線の都立大学駅・学芸大学駅」『朝日新聞朝日新聞社、1999年6月10日、朝刊、東京面。
  12. ^ 記者発 閉園4年後も「スペースワールド駅」 改称「自腹」、名と体は別”. 毎日新聞. 2023年5月13日閲覧。
  13. ^ 「「学芸大学・都立大学」駅名存続へ」『朝日新聞』朝日新聞社、1999年7月2日、朝刊/東京面、35面。
  14. ^ 大正出版『回想の東京急行1』p.55。
  15. ^ 東横線標準時刻表 都立大学駅 横浜 元町・中華街 新横浜方面”. 東急電鉄. 2023年3月18日閲覧。
  16. ^ 東横線標準時刻表 都立大学駅 渋谷方面”. 東急電鉄. 2023年3月18日閲覧。
  17. ^ 区勢要覧 - 目黒区
  18. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  19. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  20. ^ a b c 東急バス時刻表(都立大学駅前)”. 東急バス株式会社. 2015年1月11日閲覧。
  21. ^ a b 東急バス時刻表(都立大学駅前)”. 東急バス株式会社. 2015年1月11日閲覧。
  22. ^ 東98系統は2013年(平成25年)3月31日まで都営バス港南支所)との共同運行だった。
東急電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 東急電鉄株式会社. “2023年度乗降人員 |東急電鉄”. 2024年6月8日閲覧。
  2. ^ 東急電鉄株式会社. “2019年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
  3. ^ 東急電鉄株式会社. “2020年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
  4. ^ 東急電鉄株式会社. “2021年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
  5. ^ 東急電鉄株式会社. “2022年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
東京都統計年鑑

参考文献

[編集]
  • 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 978-4-53-307166-9 

関連項目

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外部リンク

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