愛媛県立西条高等学校
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(愛媛県立西条北高等学校から転送)
愛媛県立西条高等学校 | |
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正門 | |
北緯33度55分13.11秒 東経133度10分46.58秒 / 北緯33.9203083度 東経133.1796056度座標: 北緯33度55分13.11秒 東経133度10分46.58秒 / 北緯33.9203083度 東経133.1796056度 | |
過去の名称 |
愛媛県尋常中学校東予分校 愛媛県西条中学校 愛媛県立西条中学校 愛媛県立西条第一高等学校 愛媛県立西条北高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 愛媛県 |
併合学校 |
愛媛県立西条第二高等学校 (旧:愛媛県立西条高等女学校) |
校訓 |
質実剛健 文武両道 気品と清楚 |
設立年月日 | 1896年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 |
全日制課程 定時制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
普通科 国際文理科 商業科 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D138220600014 |
高校コード | 38108A |
所在地 | 〒793-8509 |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
愛媛県立西条高等学校(えひめけんりつさいじょうこうとうがっこう)は、愛媛県西条市明屋敷に所在する公立の高等学校。
概要
[編集]1896年に愛媛県尋常中学校東予分校として開校した公立学校。
校地は江戸時代の西条藩陣屋跡で堀の内側にあり、堀には噴水が設置されている。また、陣屋の正門である大手門がそのまま校門として使われている。同様の事例には長野県上田高等学校、京都府立園部高等学校・附属中学校、佐賀県立鹿島高等学校などがあるが、全国でも珍しい。
硬式野球部は、1959年夏(第41回)では甲子園大会優勝を果たしている。合唱部は、1978年第45回NHK全国学校音楽コンクールで最優秀賞獲得(現、金賞)。1996年に行われた第16回全国高等学校クイズ選手権でも全国優勝を果たす。この三大会での全国制覇は西条高校のみである。
アクセス
[編集]- 伊予西条駅から徒歩17分
周辺
[編集]お堀に囲まれたところに立地しており、学校周辺にはマンションやアパート、一戸建て住宅が多数立地している。
沿革
[編集]旧制中学校
[編集]- 1896年(明治29年) - 愛媛県尋常中学校(現・愛媛県立松山東高等学校)東予分校として開校。
- 1899年(明治32年) - 愛媛県西条中学校として独立。
- 1901年(明治34年) - 愛媛県立西条中学校と改称。今治分校(現・愛媛県立今治西高等学校)を開校。
- 1905年(明治38年) - 愛媛県立西条中学校今治分校が愛媛県立今治中学校として独立。
旧制高等女学校
[編集]新制高校
[編集]- 1948年(昭和23年) - 男子校は愛媛県立西条第一高等学校、女子校は愛媛県立西条第二高等学校となる。
- 1949年(昭和24年) - 高等学校再編成により合併、愛媛県立西条北高等学校となる。
- 1950年(昭和25年) - 商業科を設置、男女共学となる。同年昭和天皇が行幸(昭和天皇の戦後巡幸)[1]。
- 1955年(昭和30年) - 愛媛県立西条南高等学校普通科を統合し、愛媛県立西条高等学校と改称。
- 1968年(昭和43年) - 理数科を設置。
- 1972年(昭和47年) - 衛生看護科を設置。
- 2002年(平成14年) - 衛生看護科の募集を停止。
- 2015年(平成27年) - 国際文理科を設置。
設置学科
[編集]全日制
[編集]定時制
[編集]- 普通科
部活動
[編集]高いレベルの文武両道を目標に掲げている。
運動部
[編集]文化部
[編集]- 新聞部
- 吹奏楽部
- 写真部
- 地歴部
- 合唱部
- 書道部
- 放送部
- 美術部
- 日本音楽部
- 演劇部
- 化学部
- 生物園芸部
- 地学部
- 物理部
- 茶道部
- 華道部
- ESS部
- JRC部
- マルチアート部
- 商業研究部
- ワープロ部
- 簿記部
- 事務機械部
- 手芸部
- 食物部
- 囲碁部
- 将棋部
著名な卒業生
[編集]新制高校出身
[編集]- 三迫仁志 - 元プロボクサー、三迫ボクシングジム初代会長、明大明治高等学校へ転校
- 渡辺省三 - 元プロ野球選手(阪神タイガース)
- 藤田元司 - 元プロ野球選手(元読売ジャイアンツ投手・監督)、旧制愛媛県立新居浜中学校(現・新居浜東高等学校)より転校
- 伊藤菊雄 - 元野球指導者、元プロ野球スカウト(読売ジャイアンツ元スカウト部長)
- 青野修三 - 元プロ野球選手
- 金子哲夫 - 元プロ野球選手
- 村上公康 - 元プロ野球選手(元ロッテオリオンズ捕手)
- 森本潔 - 元プロ野球選手(阪急ブレーブス)、昭和34年の全国高校野球選手権大会優勝時のレギュラー
- 宇佐美敏晴 - 元プロ野球選手
- 秋山拓巳 - プロ野球選手(阪神タイガース)
- 沖原佳典 - 元プロ野球選手(阪神タイガース・楽天イーグルス)
- 中須賀諭 - 元社会人野球選手
- 池西増夫 - 元社会人野球選手、高校野球解説者
- 高橋広 - 元アマチュア野球選手、高校野球指導者
- 村上一樹 - プロサッカー選手(FC岐阜)
- 宮崎謙彦 - バレーボール選手(元日本代表・パナソニックパンサーズ)
- 宇佐美和彦 - ラグビー選手(日本代表・キヤノンイーグルス)
- 田原敬三 - 空手家、元野球選手
- 芥川澄夫 - 歌手(トワ・エ・モワにて活躍)、音楽プロデューサー
- 眞鍋かをり - 女優、タレント、元グラビアアイドル
- 藤田勇次郎 - 南海放送アナウンサー
- 丹友美 - NHK北九州放送局キャスター
- 丹道夫 - 富士そば社長
- 工藤治夫 - サンスター会長
- 石川智久 - NPO法人理事長、元東京工業大学教授
- 久枝良雄 - 九州大学理事・副学長
- 永井泰樹 - 東京工業大学名誉教授、大阪大学名誉教授
- 山路永司 - 東京大学教授
- 松木武彦 - 国立歴史民俗博物館教授
- 真木太一 - 九州大学名誉教授
- 森夏枝 - 政治家(元衆議院議員)
- 村上和彦 - 劇画家
- 喜多川泰 - 作家
- 素九鬼子 - 作家
- 近藤哲雄 - 建築家
- 近藤勝重 - 毎日新聞客員編集委員
- 松尾省三 - 実業家(biid・大阪北港マリーナ・アイランドイン小豆島・ちょっとヨットビーチマリーナ江ノ島・レストラン「Hemingway」代表取締役)
旧制中学出身
[編集]- 十河信二 - 第4代国鉄総裁
- 高畑誠一 - 日商(後の日商岩井、現在の双日)創設者
- 菅源三郎 - 航海士、船長。菊間町の厳島神社と母校の大学構内に菅の石像が建っている。
- 田坂専一 - 陸軍中将
- 古田足日 - 児童文学作家、評論家
- 伊藤述史 - 初代情報局総裁
- 関行男 - 海軍中佐、初の神風特別攻撃隊の一隊である「敷島隊」の指揮官
- 服藤弘司 - 東北大学名誉教授
- 矢野祐弘 - アマチュア野球指導者、西条高校・亜細亜大各野球部監督
脚注
[編集]- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、103頁。ISBN 978-4-10-320523-4。